夏休みの自由研究は、理科で習った内容を深堀していくのはどうでしょうか?
中学の理科で習う分野は生物、地学、化学、物理の4分野です。
授業で興味があった内容をさらに調べるのも良いですし、苦手な分野を積極的に研究すると理解できて覚えられます。
理科の自由研究は難しいと悩まなくて大丈夫です。
生物、地学、化学、物理から自由研究にぴったりな理科のテーマをご紹介します。
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /
ママライタープロフィール
10歳の息子と7歳の娘を持つ京都出身、福岡在住のママ。(※原稿執筆時)
Webサイト制作を中心にフリーランスで活動中。
上級睡眠健康指導士、株好きのFP2級でもある。
趣味は旅行、読書、牧場巡り。
最近、長男がバスケを始めた。
中学生の自由研究の意義や目的とは?
中学生の自由研究は、子ども自身の興味や関心があるテーマに積極的に取り組むことが大切です。
それにより、好奇心や探求心を促進できます。
そして、教科書や授業の範囲を超えて学習を進めることで、自身で問題を提起し解決する力が身につきます。
また、研究結果をまとめて分析・整理すると論理的な思考力を養えます。
最後に、研究結果を発表する場があれば、プレゼン能力や発信力も鍛えられます。
中学生におすすめの理科テーマ
理科に限らず自由研究は、子ども自身が興味があるテーマを自分で選んで進めるのが一番です。
ですが、何をしたら良いか迷ってしまったり、なかなか思いつかない子どもも多いと思います。
中学生におすすめの理科の自由研究、一日でできるおすすめのテーマを5選ご紹介します。
中学で学ぶ内容からおこないやすいテーマを選びました。
太陽系や天体について
中学で学ぶ太陽系のなかから、一つの天体を深掘りして調べてみるのはどうでしょうか。
興味を持った理由を書いて、図書館や科学館、インターネットなどで調べた内容をまとめます。
たとえば、土星は他の惑星とは異なった輪があり美しいのでどうなっているのか調べたいという動機から初めて、輪は実は氷だとわかったなど。
惑星の名前は知っていても、深く調べると新しい発見や気付きがありおもしろいです。
再生可能エネルギーと活用方法について
近年、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)が話題になっています。
世界でも、繰り返し資源が使えて二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーが注目されています。
企業が率先しておこなう新エネルギーを使用した製品や関連サービスがありますが、自由研究は身近な題材でおこなうと理解しやすいです。
太陽光発電に対する補助がある市区町村もあります。
たとえば、自分が住んでいる地域がおこなっているエネルギーの地産地消に焦点を当てて調べてみるのもおすすめです。
まとめた内容を発表すると地域の活動が広まり地域活性化にも役立ちます。
物質の性質や化学反応について
一体何のために学んでいるのか、と思いながら化学の授業を受けている生徒もいると思います。
学んだ内容が生活に役に立つと気が付けば、視点がガラリと変わりそうです。
実は、化学反応を応用すると生活にとても役立ちますし、実際にさまざまなところに利用されています。
たとえば、洗剤で食器の汚れが落ちるのは界面活性剤の性質を利用しています。
身近な物質の性質を研究してみましょう。
料理も食材を使用して料理に作り変えるので化学の視点で考えてみるとおもしろいです。
物質の性質を知ると栄養価を損なわずおいしく作れます。
参考サイト:ひんやりシュワッと爽快ラムネ(No.8 吸熱反応) | おいしいフシギ | 自由研究におすすめ!家庭でできる科学実験シリーズ「NGKサイエンスサイト」 | 日本ガイシ株式会社
DNAの構造や生命の不思議について
遺伝子やDNAと聞くとなんだか壮大で難しい印象を受けるかもしれません。
しかし、DNAはすべての生き物がもつ身近な物質です。
イメージがわかないなら、細胞を壊してDNAを取り出してみましょう。
たとえばバナナは、果肉細胞は細胞壁が薄くてDNAが簡単に取り出せます。
バナナと人間の遺伝子は50%が共通しているそうですよ。
参考サイト:命を見よう~バナナからDNAを取り出してみよう~|おもしろ科学実験室(工学のふしぎな世界)|国立大学55工学系学部HP
環境問題の影響と対策について
環境問題が話題にあがることは多いですが、なかなか意識できていない方もいるのではないでしょうか。
どのような影響があるのか、そして自分や家族でできる環境に優しい取り組みを調べると理解が深まります。
また、自分が興味をもって研究すると家族や友だちなど周りにも良い影響を与えます。
自由研究が将来の生活や地球を守るきっかけになると思うと積極的におこなう価値があるテーマですね。
参考サイト:環境省_こども環境省
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /
自由研究のまとめ方のポイント
自由研究を始める前に、自由研究のまとめ方のポイントを知っておくと悩みません。
まずは情報がないと自由研究の内容をまとめられないので、テーマを考えている時点からメモをとっておきましょう。
どのような候補をあげたのか、何と何で迷ったのか項目や考えを書いておくと自分がどのような分野に興味関心があるのかわかります。
そして、決めたときの動機や自由研究をおこなっているときの気持ちも、忘れてしまう方はメモしておきましょう。
「本当はやりたくなかった」などの感想も話し方によっては発表の場を和ませるアクセントになります。
合わせて、写真やスケッチも使って準備した物やおこなった行動も記しておきましょう。
自由研究の結果をわかりやすく伝えよう
調べた内容をわかりやすく伝えるポイントは、出だしに目的と予想、そして結論を簡潔に書いておくことです。
なぜこの研究を始めたのかという導入やストーリーがあると、自分がそのテーマに興味をもったときと同様に他の方にも関心をもってもらいやすくなります。
そして、先に結果を伝えてから、そうなった理由を順序だてて詳しく説明していくほうがイメージがつきやすいです。
自由研究のタイトル、自由研究をおこなった期間と提出した(公開した)日付、所属と名前を初めに書きます。
自由研究の提出にあると良い項目は、選んだ理由、結果の予想、実際の結果、調べた方法と内容、使用した物、考察、感想と発展につながるまとめ、今後の課題、参考書籍やサイト、協力者名などです。
文章ばかりになるよりも、写真やスケッチ、イラストなどで表現できるところは絵にすると伝わりやすいです。
まとめ
自由研究のおすすめ理科テーマを紹介しました。
やりたくないなと思っていてもやってみると面白かったり、気付きがある理科の自由研究。
自分が興味をもち楽しく研究した内容が、周りにも評価されるとうれしいですよね。
こちらの記事が理科の自由研究の手助けやヒントになれば幸いです。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、LINEやチャットでお部屋探しのご相談を24時間受け付けております。
ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /