今も昔も、子どもの習い事の上位に上がるピアノ。
最近では、かてぃんさん(角野隼斗さん)やハラミちゃんなど、たくさんのピアノYouTuberの活躍により、子どもたちの人気も上昇しています。
今回は、幼児期から小学校まで、娘にピアノを習わせているママライターが、ピアノの習い事の体験談を紹介します。
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目次
子どもの成長に応じた、ピアノとの付き合い方の変化〜3歳から小学生まで
娘は3歳からピアノを習い始めました。
「音楽が大好きな子どもに成長してくれたらうれしいな」という気持ちからです。
ピアノ未経験者の立場で感じた、幼児から小学校高学年までの、ピアノ選びの大変さや環境づくりを、お話しします。
幼児から小学生のピアノの選び方〜電子ピアノ、アップライトピアノ
初めは、幼児が触って楽しい、白いキラキラ光るキーボードを買いました。
ところが、ピアノ教室の黒い大きなピアノが怖くて、泣き出し、まったくピアノの鍵盤に触れませんでした。
そこで、慌ててアップライトピアノに近い、黒の電子ピアノを購入しました。
鍵盤のタッチや音色も、生ピアノに近いものを選びました。
電子ピアノにしたのは、マンションなので騒音を気にしたのと、どれくらい続けるのかわからないので、生ピアノは必要ないと思ったからです。
幼稚園の年長になると発表会やコンクールなどホールで演奏するようになり、電子ピアノでは限界がありました。
ただ、家はグランドピアノが置けなかったので、アップライトピアノを購入しました。
購入のポイントは、グランドピアノに近いタッチや音色であること、消音機能があること。
このように、わが家の場合、子どもの年齢、本格的に続けるか、騒音を気にするかなどによって、結果的に楽器を買い換えることになりました。
自宅でピアノを練習する環境について、知っておきたいこと
幼児からピアノを始めた場合、補助台、補助ペダルや足台、そして身長に応じたアシストペダルが必要になります。
ピアノ本体が大人のサイズでつくられているため、子どもが正しい姿勢で弾けるように使用するものです。
娘は成長がゆっくりだったので、補助ペダルやアシストペダルを活用しました。
子どもの体型によるので、先生と必ず相談して、合うものを選んでください。
自宅で練習するときに気になるのは、ピアノの騒音。
集合住宅の場合、置けるピアノの種類が決められていたり、練習時間の制限があったりします。
ピアノを購入したあと、住宅に搬入できなかったという例も。
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保護者はレッスンに付き添ったほうがいいの?メリットとデメリット
みなさんは、習い事に付き添っていますか?
ここでは、ピアノレッスンに保護者は付き添ったほうが良いのか、体験からメリットとデメリットを考えます。
付き添いのメリット
付き添いのメリットは、子どものレッスン中の様子を観察して、記録できることです。
メモを取ったり、録画する場合もあり、それらをもとに自宅の練習内容を決めます。
幼児期は集中力もなく、進度の管理も自分でできないので、ほとんどの方が付き添いをして、自宅での練習も保護者が管理していると思います。
小学生になると、ある程度集中力もつき、練習も自己管理できるようになるので、保護者の付き添いを卒業することもできます。
付き添いのデメリット
デメリットは、その時間、何もできないことです。
習い事の時間は、夕食の準備の時間とかぶることが多いので、正直一人で行ってくれたら楽だなと思うことも多いです。
親が見ている前では弾くのを嫌がる、親と喧嘩になる、という例もありました。
先生選びのチェックポイント
子どもが習い事を続けたいかどうかは、先生との相性にかかっています。
わが家の場合、個人レッスンを受けています。
子どもの性格上、グループよりも、先生と静かにレッスンをしたほうが良いと判断したからです。
子どもとの相性
娘と先生との相性はとても良いです。
3歳のときは人見知りが激しく、神経質だったのですが、先生にすぐ懐き、娘に寄り添った指導をしてくれました。
先生には、成長段階に応じた姿勢や弾き方、曲の選び方、練習方法から舞台での振る舞いまで、多くのことを教えていただいています。
親の相談にものってくれる
ピアノの習い事のために、保護者は自宅の練習環境を整えたり、発表会に出る準備をしたり、やることがたくさんあります。
特に、私のようにピアノ経験がほとんどない場合、先生が頼りです。
個人レッスンの良いところは、一対一で子どもも保護者もじっくり相談ができるところです。
ただ、一般的には、たまたま先生との相性が悪い場合もありますので、大手の音楽教室のほうが、先生は変えてもらいやすいかもしれません。
ピアノを続けるために〜目標を立てよう
娘は7年ピアノを続けていますが、その間順調に進んだという訳でもありません。
しかし、続けることができたのは、目標に向かって進んできたからだと思います。
ピアノが弾けるようになったら、何がしたい?
ピアノの習い事の目標は、憧れのYouTuberみたいになりたい、大好きなこの曲が弾けるようになりたいなど、子どもによってさまざまです。
幼児期からですと、本人よりも保護者の気持ちのほうが強いので、子どもの「楽しい」気持ちを育てながら進めます。
無理強いしてピアノや音楽が嫌いになることは本末転倒です。
わが家の場合は、コンクールやピティナステップを目標にして、舞台で演奏する機会を設けることで、曲の完成度を高める努力をしました。
小学生からは、ヤマハ音楽能力検定の試験を受けて完成度や進度を確認したり、ピティナステップで曲の難易度を上げたりしています。
子どもは、自分が上達していることを実感できるようです。
習い事の「小学生の壁」がある
習い事にも、「小学生の壁」はあります。
幼児から小学生になると、勉強と学校生活でヘトヘトになります。
小学中学年〜高学年になると、理科や社会など教科が増え、クラブ活動や委員会活動なども増えていきます。
子どもの自立心も芽生えるので、音楽やピアノ以外のものに関心も移ります。
レッスンの回数や内容を変えたり、思い切って休んだり、子どもの状態に合わせていく必要があります。
進学や将来の選択肢として「音楽」が入れば、単なる習い事から、本気のレッスンに切り替えることも考え始めます。
まとめ
娘に「ピアノ、やってよかった?」と聞くと、「よかった」「弾けたときがめちゃくちゃ気持ちいい!」と答えてくれました。
以前の記事にもありますが、わが家の場合は、ピアノをやることで次のような良いことがありました。
- 音感がついた。楽譜が読める。
- 人前で発表するときも、緊張しない。
- 暗譜するので、記憶の訓練になった。
- 学校以外でも、音楽を通じた仲間ができる。など
今回はわが家の体験談をお話ししましたが、子どもの個性に合わせて、ピアノを楽しんでいただけたらうれしいです。
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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
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ママライタープロフィール
小学5年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
娘の習い事はピアノとバイオリン。プログラミング教育に関心あり。
短時間で勉強を済ませるコツを研究中。