現在、地方の私立小学校に通う子どもを持つ、ママライターです。
塾講師と教員の経験もあります。
子どもが受験したのは2校で、どちらも合格しました。
幼稚園年長になり、私立小学校の良さを友人から聞いたことをきっかけに、受験することにしました。
わが家の場合は、小学校受験塾には3ヶ月だけ通いましたが、塾は子どもには合わなかったので、家庭で受験対策をしました。
今回は、小学校受験のために家庭で具体的にどのような準備をしたのか、体験談をお話しします。
関連記事:小学校受験は必要?メリット・デメリットから準備方法まで紹介
関連記事:小学校受験の面接、どのような質問をされる?両親の服装は?
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目次
小学校受験のために確認しておきたい2つのこと
小学校受験のために、①小学校と家庭の教育方針、②子どもの日常生活の動作、の2点を確認しておく必要があります。
小学校と家庭の教育方針が同じ方向を向いているか、確認する

願書や面接対策にもつながるのですが、小学校と家庭の教育方針が同じ方向を向いているか、確認しておきます。
まず、小学校受験にあたり、そもそも両親の教育方針にズレがあると難しくなりますので、家庭内で教育方針について話し合っておかなければなりません。
なぜなら、面接では、両親に「なぜ小学校を受験したのか」と質問されるからです。
そして、その答えが小学校の教育方針と同じ方向を向いている必要があります。
わが家の場合は、充実した図書館(蔵書数)、専門教科制、スクールカウンセラー、トイレの設備など、制度・施設面も重視していました。
コロナ禍では学校の施設見学が難しかったと思いますが、学校見学が可能になれば、必ず見ておいたほうがよいです。
学校によっては授業風景を公開する所もありますので、在校生の雰囲気や先生方の授業を見ることができます。
私立小学校で求められる、基本的な生活の動作を確認する
私立小学校では、基本的な生活の動作が求められます。
実際に受験し、例えば、次のような動作が必要でした。
- ・着替え(服をたたむ):自分で着替えたり、服をたたんで袋に入れる
- 机の中の整理:筆箱や机、ロッカー、食器などを整理する
- 話を聞く:先生や他の子どもの話を聞く、さらに、先生の指示通りのことができる
- じっと待つ:他の子どもの作業が終わるまで待つ、始まるまで待つ
- 友だちと協力ゲームができる:他の子どもと協力して、何かを完成させる
- 社会のルールを理解している:挨拶や交通ルールなどの理解
これらの動作がそのまま入試に出ることもあります。
そして、上の動作は制限時間内に行いますので、時間の感覚も必要です。
また、私立小学校に入学し、上記のような動作が実際に必要であることを実感しました。
もし、受験前に苦手な動作があれば、家庭で練習しておくことをおすすめします。
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小学校受験の試験にも、面接にも役に立つ、家庭でやっておきたいこと
習い事など、子どもの得意分野を伸ばしたり、幼児期にいろいろな体験をしておくことも、小学校受験の試験、なかでも願書と面接に役立ちます。
子どもの得意分野を伸ばす
子どもによって、英語や体操、スイミングなど、さまざまな習い事や得意分野があると思います。
わが家の場合は、ピアノやバイオリンなどの音楽系の習い事をしており、コンクールで賞をとったことなども、願書に書きました。
実際に、どちらの学校でも、面接で「なぜ音楽をさせようと思ったのですか?」と質問されました。
また、先生の話を聞く姿勢や態度、挨拶や受け答えが自然と身に付いていたのは、習い事のおかげです。
いろいろな体験・経験をしておく
いろいろな体験・経験をしておくことも大切です。
わが家は知育おもちゃが大好きで集めていたのですが、たまたま家庭で遊んでいた知育おもちゃを使った試験(協力ゲーム)が出ました。
使い方が分かっていたので、スムーズに他の子どもと協力してゲームができました。
小学校受験塾でも指導されますが、図形パズルや塗り絵、折り紙、積み木など、手先が器用に使えるようになる遊びも効果的です。
季節ごとに、動物園や植物園、水族館などに遊びに出かけたことも、結果として役立ちました。
たとえば、銀杏はどのような葉っぱで、どの季節に見たのか?といった問題は、経験を通して身に付いていました。
小学校受験に絵本はどのような効果があるの?
小学校受験では、絵本に関する質問をされることがあります。
ここでは、絵本を読むことが、小学校受験にどのような効果があるのかまとめます。
小学校受験の体験から考える絵本の効果

絵本には、面接対策だけでなく、いろいろな効果があります。
まず、子どもと絵本を一緒に読んでいれば、保護者が子どもとどのように関わっているのかといった質問に答えることができます。
子どもに質問された場合でも、親がいつも絵本を一緒に読んでくれることを、面接時に答えやすくなります。
次に、絵本を読むことによって「物語を理解する力」がついていたことがとても助けになりました。
「物語を理解する力」とは、「誰が、いつ、どこで、何を、なぜ、どのように」を把握する力を指しています。
わが家が受験した小学校の入試では、文字を読めないことが前提になっていました(実際受験している子どもは早期幼児教育を受けている方が多いと思います)。
そのため、ペーパー試験では、問題文が書かれておらず、試験監督の話や試験問題を読み上げる音声等を聞き漏らさず理解することや、問題のイラストや絵、図形を見て何を答えるのか理解することなどが求められました。
好きな絵本を選んでおく
絵本をたくさん読むことも大事ですが、そのなかからいくつか選んで、集中して何度も読むことも必要です。
できれば、タイトル、あらすじ(何が何をする話か)、好きな場面、好きな理由などを一緒に考えて、答えられるようにしておきます。
図鑑が好きな子どもは、図鑑でも良いと思います。
物語ではないですが、なぜその図鑑が好きなのか、子ども自身の「好き」を相手に伝えられることが大切です。
小学校受験の面接で実際に何が問われたのか
小学校受験塾でも面接対策をしますが、実際に受験した体験から、とにかく質問に答えることが大事でした。
面接時の質問は関連記事にまとめてありますので、ここでは実際にあった質問についてお話しします。
子どもの面接
先にまとめましたが、子どもに対し「どんな絵本が好きなの?」と、実際に質問されました。
娘は、好きな絵本のタイトルとそのあらすじ、どのようなところが好きなのか、先生方に伝えました。
すると、「先生もその絵本が読みたくなりました」と答えてくださいました。
また、質問をたくさんするよりも、1つの質問から会話を広げていくので、子どもの個性を見ているのだなと感じました。
保護者の面接
私には、「なぜ音楽の習い事をしているのですか?」と聞かれました。
父親には、「子どもと何をして遊びますか?」と質問されました。
よく子どもを散歩に連れて行くことや、一緒に絵を描いたり工作をすることを答えました。
これらの質問では、保護者がそれぞれ子どもとどのような関わり方をしているのか、見られているようでした。
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まとめ〜子どもの個性と「好き」を育てる

小学校受験では、塾でおこなわれているように、ペーパー試験対策のために多くの知識を詰め込むことが一般的です。
もちろんそれは必要なことですが、実際に受験を経験してみて感じたのは、詰め込みよりも大事なことがあるのではないかということです。
それは、習い事や絵本をたくさん読むこと、子どもと一緒に遊んだり、出かけたりすることによって、子どもの個性や「好き」を育てることです。
未就学児にペーパー試験のための座学を長時間強いるのは、メンタル面からも限界があります。
振り返ると、わが家では、ペーパー試験にあまり固執せず、子どもの力を伸ばす方法を考えたことがよかったのだと感じています。
小学校受験は、将来を決める最初のステップとして大切ではありますが、子どもの健康と笑顔を守りながら、親子で楽しみながら取り組めればと思います。
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ママライタープロフィール

小学5年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
娘の習い事はピアノとバイオリン。プログラミング教育に関心あり。
短時間で勉強を済ませるコツを研究中。

































