小学校に入学する子どもを持つ親にとって大変なのは、入学の準備です。
文房具はもちろんのこと、通学に必要なものなど、準備しなければならないものはたくさんあります。
この記事では、具体的にどのようなものをいつ頃から準備したら良いかを詳しく解説します。
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小学校の入学準備はいつから始める?
小学校の入学準備はいつから始めたら良いでしょうか。
特に初めて子どもの入学式を迎える保護者の方は、気になるところですね。
入学する前に準備するものでも、準備する時期は違ってくるので、注意しましょう。
小学校では、幼稚園や保育園で使っていたものでも使えるものもありますが、学習や学校生活などに使う用品が格段に増えます。
文房具はもちろん、ランドセル、通学用の服、雨具、防犯グッズなど広範囲にわたり、入学前に準備すれば良いものばかりではありません。
早くから準備したほうが良いものもあります。
反対に、準備が早すぎても無駄になることもあります。
必要なものをいつから準備すれば良いか、スケジュールをしっかり立てることが大事です。
ランドセルは早くから準備を
ランドセルは早くから検討や準備に入ることをおすすめします。
ランドセルの新作発表や展示会がおこなわれるのは、一般的には入学する1年前の2~3月頃からです。
最近のランドセルは、色とりどりのうえ、重さやサイズ、デザイン、ステッチなどさまざまに工夫されていて、注文を受けて制作するような場合、完成まで時間がかかります。
「ラン活」という言葉があるほどで、希望のランドセルを手に入れるには、1年前、年中の年明け頃から情報を集め始めても早すぎるわけではありません。
6年間使用する大事なランドセルですから、良いものを選びたいですね。
確認してから準備しても間に合うもの
早くから準備して失敗することもあります。
文房具や上履きなど小学校の生活で使うものは、通学する小学校の説明会で詳しい説明を受けた後に買いそろえることをおすすめします。
学習用品のなかには、学校指定のものやサイズが決まっているものもあります。
購入日が決まっている場合もあるので、慌てて準備してしまうと、指定のものと違い、買い直す必要もあるので、気をつけましょう。
また、新しく購入しなくても良いものもあります。
幼稚園で使っていた上履きや体操服を入れる袋などは自由に使えたり、指定が共通だったりして流用できるものもあります。
しかし、幼稚園のときと入学時では成長してサイズが変わったり、好みが変わったりすることもあるので、入学の説明会で確認するとか子どもの状況を見ながら購入の判断をすれば良いでしょう。
早めに準備したいもの
手作りで準備するものや、名前を書く必要のあるものは、早めに準備する必要があります。
小学校では持ち物すべてに名前を書く必要があります。
一つひとつ名前を書くのは大変です。
名前シールを貼れば、少し手間が省けます。
アイロンで貼るタイプは、衣類やハンカチの記名に便利なグッズです。
鉛筆は1本1本名前を書くのは大変ですね。
文房具店やインターネットショップで、名入れ鉛筆が注文できます。
仕上がりはきれいで、文字も大きくて子どもにわかりやすくなっています。
しかし、注文するものは納期に1~3週間かかります。
このように一つひとつの用品に名前を書いたり、シールを貼ったり、注文したりするのは、手間や日数がかかるので、早めに準備するのをおすすめします。
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小学校の入学式までに準備するもの
次に、小学校の入学式までに準備するものを一覧にしました。
- <学校内で使用するもの>
- ランドセル(ランドセルカバー)※自治体や学校によっては不要か指定あり
- 防災頭巾(防災頭巾カバー)
- 文房具類(鉛筆5本程度・12色程度の色鉛筆、消しゴム・定規・赤青鉛筆・筆箱・下敷き・科目別ノート・鉛筆削りなど)
- 道具類(クレヨンまたはクレパス・はさみ・のり・セロハンテープ・粘土・粘土板など)
- 上履き・体育館シューズ(上履き入れ)
- 体操服(体育袋、紅白帽、白い体操服と紺色のハーフパンツなど)
- 手提げ袋(図書用、音楽用、図工用など)
- 給食用品(給食袋・給食エプロン・箸・箸箱・スプーン・ランチョンマットなど)
- マスク(マスクケース)
- <通学に使うもの>
- 雨具(レインコート・傘・レインシューズなど)
- 防犯グッズ(防犯ブザーや笛など)
- 通学靴
- 防寒着
- <家庭で使用するもの>
- 学習机
- ランドセルラック
- <日用品>
- 通学用の服
- ハンカチ(ハンドタオルなど)
- ティッシュ
- <あると便利なもの>
- お名前シール
- 移動ポケット(ハンカチ・ティッシュを入れる)
文房具類や上履き、体育館シューズ、体操服、通学帽などは小学校で指定されるものを購入する場合があります。
鉛筆も無地の2Bや4Bなどが推奨されることもあり、学校によって異なります。
また、防災頭巾も学校によっては背もたれか座布団タイプもあり、推奨している用品を事前に確認に確認しておきましょう。
準備にかかる費用
文部科学省の調査によると、平成30年度の小学生の年間学習費(学校教育費、学校給食費、学校外活動費)総額は、公立小学校の場合32万1千円となっています。
このうち小学1年生の1年間の学校教育費は109,753円です。
この学校教育費から入学時に関係のある項目を見ると通学用品費53,047円です。
主な用品の費用を見てみましょう。
- ランドセル:5〜7万円前後が相場(1万円台から10万円前後)
- 上履き:1,000円前後
- 体操服・赤白帽:3,000円前後
- 筆箱:1,000円前後
- 鉛筆(2Bの黒鉛筆と赤鉛筆):ダース2箱1,000円前後
- 消しゴム:100円前後
- 袋物(上履き入れ、体操着入れ、給食袋、防災頭巾/カバー、手さげ)2,000〜8,000円程度
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小学校の入学式当日に必要なもの
入学式当日の持ち物は、学校説明会の資料に記載されているので、そのとおりに準備すれば大丈夫です。
子どもが必要なもの
一般的に必要なものを紹介します。
- ランドセル
- 上靴(上履き入れ)
- ハンカチ・ティッシュ・マスク(予備も)
ランドセルは、リストになくても記念撮影するにはあったほうが良いでしょう。
保護者が必要なもの、準備にかかる費用
親が持参したほうが良いものを紹介します。
- 入学通知書
- 筆記用具
- スリッパ(外履き入れ)
- サブバッグ
- ハンカチ
- 防寒グッズ(学校の体育館は寒い場合もあるため、カイロやひざかけ、ストール)
- マスク
- カメラ(三脚やバッテリーも)またはスマートフォン
保護者の準備には、服装やカメラなどの新品を購入しない限りは、ほとんど費用はかからないでしょう。
入学式の服装
入学式の服装は親子ともに悩みとも悩みどころですが、簡略化されていたり、自由な雰囲気だったり普段着でも良かったりと地域によってもさまざまです。
自治体や学校で過去の入学式の写真が見られることもあるので気になる方は参考にしてはいかがでしょうか。
ママスーツやコサージュなども必須アイテムとは限りません。
小学校の入学式後に準備するもの
入学時には必要ないですが、学校生活のなかでは必要になってくる用品で、学校から配布される場合やまとめ買いするケースがあります。
説明会や入学式前後に学校から配布されるもの
教科書は国から無償で配布されます。
1年生の黄色い通学帽、交通安全用のランドセルカバーや防犯ブザー、名札なども多くの自治体で無償配布されます。
道具箱やノート類、算数セットなども学校から無償配布されるので、各家庭では用意が不要なこともあります。
給食時に箸、スプーンなどは学校で用意するところもあります。
説明会でいつ何が配布されるのかを確認し、入学式に持ち帰る場合は、その日の午後や翌日に名前を記入する必要があるので時間を確保しておきましょう。
1年生の年度途中で購入するもの
鍵盤ハーモニカは1年生の2学期頃から音楽の授業で使います。
兄弟のお下がりや個人購入も許可される場合もありますが、多くは学校で一括購入するので料金を支払います。
また、水泳の授業にむけて、水着や水泳帽、タオル、ビニールバッグなどが必要になります。
色や形の指定がある場合もあるので、学校からの指示を待つと良いでしょう。
また、暖かい間は半そでの体育着で良いですが、冬にはトレーナーなど長袖の体育着を使う学校も多いので、こちらも指示を待って準備しましょう。
絵の具セットも学校で一括購入するか個人購入する場合があります。
この他、1年生では使われないですが、学年が上がると必要になるものとして、三角定規や分度器、コンパス、リコーダー、習字セット、彫刻刀セット、裁縫道具セットなどがあります。
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まとめ:迷ったら問い合わせを!
小学校準備は、居住都市や学区、年度によっても事情が大きく異なるので、悩んだらインターネット検索よりも学校に問い合わせて直接聞いてみるのもおすすめです。
地域の先輩ママを頼るのも、近隣で学用品を扱う店に相談するのも手ですよ。
でも大抵は入学後に何とかなるので、あまり心配しすぎずに、入学前の貴重な親子時間を楽しんでくださいね。
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