「幼稚園入園までどのようなスケジュールで動けばいいの?」「入園準備って何をすればいいのか」など、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、幼稚園の入園準備に際して、指定品以外に用意すると便利なグッズや購入時期が知りたい方のためにリストやポイントをまとめて紹介します。
きっと入園準備で悩んでいる方の参考になるはずです。
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目次
幼稚園の入園準備、いつから始める?
年少入園の幼稚園の場合、1年前頃から幼稚園の選びを始めましょう。
見学やプレ保育参加などを経て、5〜10月の説明会に参加します。
9、10月に入園願書の配布があり、10、11月に面接や抽選を経て入園が決まるのが一般的です。
説明会は複数回おこなわれるところもありますので、気になる幼稚園があれば早めに問い合わせておきましょう。
運動会などの行事に参加できることもあるのでチェックしておくといいですね。
そのあと、制服の採寸を経て2月頃に入園前説明会、4月の入園までに準備をすることとなります。
ただし、幼稚園によっては満3歳児入園、2歳児入園(4年保育)や4歳児入園(2年保育)のところもあります。
その場合、入園時期が異なります。
持ち物の準備は物によっては11月、ほかは2、3月から準備するものもあります。
幼稚園の入園準備。必要なものリスト
一般的な幼稚園で入園にあたって必要なものを紹介しますので参考にしてください。
ただし、制服や体操服の有無など、いろいろと園によって違うので詳細は確認が必要です。
幼稚園の指定用品
まずは、一般的な幼稚園の指定用品を紹介します。
- 制服、制帽
- 園章、名札
- 体操服、体操靴
- スモッグ
- 通園かばん
- 上履き
幼稚園指定のものは11、12月くらいに採寸があり、注文しておくことがほとんどです。
着用は4月からになるので、かなり大きめを用意することになります。
卒園まで買い替えずに過ごしたいという方もいるでしょう。
多くの園では、説明のために先生が教室内にいます。
もし、サイズに悩むことがあれば質問してみましょう。
「だいたいの子はMサイズで年長さんまで着ています」もしくは、「スモックや上履きは大きすぎると毎日の生活に支障がありますし、汚れるので都度買い替える方が多いですね」など、参考になる情報を教えてくれるはずです。
園での生活に支障が出ることもあるのでサイズの確認は重要です。
袋物(お稽古バッグ、上靴入れなど)
幼稚園で必要になるもので用意が大変なのが袋物です。
細かなサイズ指定があることも多く、幼稚園によっては手作りが必要な場合もあります。
- 通園バッグ
- 通園バッグ(レッスンバッグ、絵本バッグ)
- お弁当グッズ(お弁当袋、ランチョンマット)
- 上靴入れ
布のサイズ指定だけではなく、紐の長さなども決まっていることもあります。
手作り指定でどうしても自分で作れないときは、フリマアプリや手芸店などで外注できます。
その場合は1、2ヵ月ほど見積もると良いでしょう。
特にサイズ指定がなく、市販品も可能な場合は、100均で用意できるものもあります。
▼袋物の作り方はこちらの記事もチェックしてください。
【簡単にできる】レッスンバッグの作り方!入園準備や習い事用におすすめ
【簡単】上履き入れの基本の作り方。高学年になっても使えるサイズは?
簡単なコップ袋の作り方!マチありや裏地つきタイプも
日用品
幼稚園で使う日用品も用意する必要があります。
特に指定がないなら、家庭で普段使っているものと同じものが扱いやすいでしょう。
- 弁当箱、箸やスプーンなどカトラリー
- 水筒・水筒ケース
- ハンカチ(タオル・ひも付き限定の場合も)
- ティッシュ
- ナフキン(ランチョンマット)
- コップと歯ブラシ
- お道具箱の中身(ハサミやのり、粘土、クレヨン)
- 座布団・座布団カバー
ハサミやのり、粘土、クレヨンは園指定の場合もあります。
着るものなど
- 洋服
- 肌着や下着、靴下、防寒着
- 運動靴
- 雨具(傘、レインコート、長靴)
洋服は脱ぎ着しやすいもの、汗をかいても吸収してくれるコットン素材のものなどを揃えると良いでしょう。
特に運動靴は、子どもが1人で脱ぎ履きできるものでなくてはいけません。
履き口が大きく開き、足を入れやすく留めやすいマジックテープのものをおすすめします。
また、女の子の場合、スカートの下に履くオーバーパンツを用意するようにいわれることもあります。
お名前シールなどあると便利なもの
必須ではありませんが、幼稚園に入園するときに用意しておくと便利なものを紹介します。
- お名前シール、お名前スタンプ
- ワッペン(自分専用のマークなど)
- お弁当箱やコップ用の防水シール
- 保護者用の上履き(スリッパ)
特にあると便利なのがお名前シール、お名前スタンプです。
入園時はまだひらがなを読めない子が大半でしょう。
しかし、靴や制服などが誰のものかわからないと子ども達も不便です。
その場合、自分のものだとわかるマークがあると便利です。
新幹線やチューリップなど好きなマークのワッペンを自分専用のマークにしてすべての持ち物につけておくと、お友達のものと差別化できて便利ですよ。
また、クレヨンや鉛筆、使い捨てマスクなどたくさん名前を書く必要があるものには、お名前スタンプが便利です。
1枚1枚手書きするよりも読みやすく、さらに時短できます。
幼稚園の入園準備でかかる費用は?
幼稚園の入園準備でかかる費用は、私立か公立かによって大きく異なります。
市区町村立などの自治体が運営し、経済的負担が軽いのが公立幼稚園です。
入園金不要で、制服や体操服も自由に選べるところがほとんどです。
その場合、入学準備にかかる費用は、お道具箱の中身などの物品購入を含めても3万円程度でしょう。
一方、私立幼稚園は入園前に入園金や施設費が必要になることがほとんどです。
これだけで10万円近くかかります。
さらに体操服やスモックを含めた制服を一式を揃えるだけで3〜5万円程度必要です。
入園準備にかかる購入費用を含めると13~15万円ほどを現金で用意しておく必要があります。
私立幼稚園への入園を検討しているのであれば、積み立て貯金や学資保険などで積み立てしておくと安心です。
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幼稚園の入園準備で手作りが必要なものはある?
袋ものなど、手作りを推奨している幼稚園もありますが、家事や育児・仕事などで時間のない保護者も多いでしょう。
「手作り=愛情」という方もいるかもしれませんが、苦手なことに時間を費やすのであれば親子の時間を大切にするほうが有意義だとも考えられます。
無理をせずにメルカリや最寄りの手芸店を活用する、もしくは親に頼みましょう。
もし、ミシンや手縫いが苦手だけど手作りしたいというときは、簡単に袋ものを作れる接着剤やキットを利用してみてくださいね。
幼稚園の入園準備でその他できると良いことは?
入園までにできると良いことは挨拶、自分の名前を言う、トイレ、着替え(ボタンを一人で開け締めできる)などです。
徒歩通園の場合は歩く練習、お弁当を食べる練習なども事前にできれば安心でしょう。
しかし、トイレトレーニングが必須ではない幼稚園もあり、オムツ着用の子がいる場合があります。
人見知りや緊張でうまく名前を言えないこともあるでしょう。
必ずしもできなくてはいけないということはなく、できなくても焦らなくて大丈夫です。
家ではできても幼稚園ではできない子もいますし、その逆に家ではできないのに幼稚園ではできる子だっています。
先生に相談しながら少しずつできるようになっていくといいですね。
まとめ:情報収集しながら楽しんで準備を
子どもと一緒に好みのものを少しずつ揃えて幼稚園入園を待つのも楽しい時間です。
スケジュールや必要なものを知っておくと少し安心できるのではないでしょうか。
ただし、地域によっても園によっても事情が異なるので、上手に情報収集してください。
親子で入園までの時間をゆっくり楽しめるといいですね。
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