賃貸物件をきれいに使いたくても、小さな子どもがいる家庭だと、どうしてもモノが散らかってしまいがちです。しかし、賃貸物件でも工夫次第で効率的にモノを収納することができます。
きれいにモノを片付けて、すっきりとしたお部屋で過ごすために、子どもがいる家庭での収納のコツや、子どものアイテム別収納例などを具体的にご紹介します。
1:子どもがいる場合の収納のコツ
子どもがいる家庭では、どのように収納をすれば家がきれいに片付くのでしょうか。収納のコツを具体的にご紹介します。
子どもが片付けしやすい収納環境を作る
子どもが散らかしたおもちゃやモノは、子ども自身が片付けてくれたら一番助かるでしょう。片付けを覚えてもらうためにも、子どもが片付けやすい収納環境を作るのが収納上手への近道です。
おもちゃごとに収納ボックスを用意して片付ける場所を決めるなど、子どもが片付けやすい環境を整えてあげましょう。また、片付ける時の声かけも子どもがゲーム感覚を持てるような言い方を心掛けると、子どもが自分から片付けをしやすくなります。
使用頻度で収納を分ける
毎日遊ぶおもちゃはすぐ手の届く場所に、たまにしか読まない絵本は本棚のちょっと高い位置など、使用頻度に合わせて収納場所を選んでみましょう。
使用頻度が同じモノはまとめて同じコンテナにすると、欲しい時に欲しいものがまとめて取り出せます。コンテナには、収納するモノの名前などのシールラベルを貼っておくといいでしょう。
しまうときのアクション数を少なくする
おもちゃをしまうとき、引き出しを開けて、箱のフタを開けてしまって、フタを閉めて、引き出しを閉めてと、必要なアクションが多いと子どもも大人も片付けるのが面倒になってしまいがちです。子どもがやる気になった時にさっと片付けられるよう、フタのない片付けボックスをいつも遊んでいる場所に置いておくのも良いでしょう。
このように、できるだけワンアクションで片付けられるようにしておくと、子どもも大人も片付けやすく散らかりにくくなります。
使う場所の近くに収納する
1階のおもちゃを片付けるのに、2階の子ども部屋のクローゼットの箱の中など遠い場所に片付ける作業を毎日繰り返すのは大変です。おもちゃをしまう片付けボックスは子どもが遊ぶ場所に置く、リビングで勉強する場合は勉強道具もリビングにしまうなど、いつも使う場所の近くにモノを収納しておくと片付けるのも楽になります。
触ってほしくないものは手の届かないところへ
特に子どもが小さいうちは、まず散らかることのないよう、触ってほしくないものは手の届かないところへ収納するのもコツの一つです。TVのリモコンやティッシュは、高いところや子どもからは見えない引き出しに入れるなど、手の届くテーブルの上に置かないようにするだけでも子どもの手から守れます。
電子機器のコード類はケーブル収納ボックスに入れて見えないようにしたり、醤油や油などの液体が入っている台所の戸棚もドアストッパーなどをつけて開かないようにしたりと、触れない収納を心掛けてみましょう。
2:子どものアイテム別の収納例
子どものモノと言っても、衣類やおもちゃなどさまざまです。子どものアイテム別に収納例を見ていきましょう。
衣類
小さいうちはママが着替えをしてあげていても、パパが着替えを担当する時や子ども自身で着替えをするようになった時に困らないよう、分類別にしまっておくとよいでしょう。
どこに何の服があるのかわかりやすいよう、引き出しごとに種類を分けてラベリングしておきましょう。季節ごとに仕切りを入れたり引き出しを分けるのもおすすめです。
本
子どもが小さいうちは、読みたい時に自分で取り出せるよう低めの位置に収納するとよいでしょう。表紙が見えるタイプの「見せる収納」ができる本棚にすると、選びやすく取り出しやすいので便利です。
子どもが大きくなってきたら、家族の本も手に取れるよう共有の本棚にしまうと、さまざまな本に触れるきっかけになるかもしれません。
おもちゃ
子どもが自分で片付けしやすいような収納を心がけましょう。特に子どもが小さいうちは、ラベルシールではなく写真やイラストを片付けボックスに貼っておくのも分かりやすくておすすめです。
学用品
ランドセルや教科書、上履きや体操着など、学用品は種類も数も多くかさばりがちです。それぞれのモノの場所を決めて片付けしやすいようにしてあげましょう。
3:まとめ
子どもがいる家庭での収納のコツや、子どものアイテム別収納例などを具体的にご紹介しました。
子どもが大きくなったり、人数が増えたりするにつれ、どんどん増えていく子どものモノ。賃貸物件でもうまく収納する方法はたくさんあるので、工夫を重ねてきれいなお部屋を保ちましょう。
子供の学校周辺で賃貸を探す時は、ママ賃貸がオススメです。