【子育て体験談】子どもと一緒に考える!小学生の忘れ物対策

文具のイラスト

小学生になると、教科書などの教材や学用品、プリント類からスケジュールまで、管理するものがいっぱいです。

子どもも親も忙しいので、うっかり忘れ物をしてしまいます。

そこで、子どもと一緒に対策した、私の体験談をご紹介します。

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小学校の必要な用品を洗い出してみよう

小学校では、子どもたちが忘れ物をしないように、「お便り」のなかに持って来るもののリストが書かれています。

これを参考に、子どもと一緒に、小学校で必要な用品を洗い出してみました(資料写真)。

※必要な学用品の内容は、お住まいの地域、学校や学年によって異なりますので、この記事では参考例としてあげています。

記事忘れ物②リスト
[筆者作成]

毎日持って行くもの

まず、毎日持って行くものとして、ランドセル、マスク、水筒、帽子、防犯ブザーが基本で、鍵や定期券、キッズフォンなどを持つ場合もあります。

天候や季節によって、雨具や日傘、特に冬はマフラーや手袋が増えます。

さらに、ランドセルの中身と筆箱の中身を明らかにします。

ランドセルの中身には、ハンカチ、ティッシュ、連絡帳、プリント入れ、筆箱、下敷き、宿題、タブレット、教科書、ノート、漢字や計算ドリルなどがあります。

その他、コロナ対策の手指の消毒液や替えのマスク、常備薬、女子は生理用品、必要に応じて虫除けや日焼け止めを持っています。

筆箱の中身には、鉛筆、赤・青鉛筆(ペン)、蛍光ペン、定規、消しゴム、お名前ペンなどが入っており、学年によって三角定規やコンパス、分度器なども増えます。

小学生の携行品に関しては、平成30年文科省から出された「児童生徒の携行品に係る配慮について」等で、「児童生徒の携行品の重さや量について改めて御検討の上、必要に応じ適切な配慮を講じていただきますようお願いします。」とされました。

これを受けて、子どもの通う小学校も少しずつ、学校に置けるものが増えています。

参考:文部科学省HP

月曜日に持って行くもの

金曜日に持って帰ってきたものを洗い、月曜日に持って行くので、持ち物が多くなります。

給食袋(給食着、帽子、給食用マスク)、体操服袋(体操服上下、帽子)、上靴、スモック、などがあります。

これらは名前が徐々に消えていくので、時々確認します。

学期毎に持って行くもの

学期末に、学校に置いているものを1度自宅に持って帰るので、長期休み期間に不足分を補充し、休み明けにまた持って行きます。

道具袋、音楽や図工などで使用する道具類がこれにあたります。

道具袋には、鉛筆削り、はさみ、のり、テープ、油性ペンセット、色鉛筆、クレパス、ホッチキス、ボンドなどが入っています。

そして、リコーダー、鍵盤ハーモニカ、習字道具、絵の具、彫刻刀セット、裁縫道具など、学習内容に従って持って行くものがあります。

さらに、習字では、新聞紙、墨液、半紙、筆と硯を洗っているかなどを、図工では、新聞紙、工作に必要な材料、絵の具の補充、筆とパレットを洗っているかなどをチェックします。

「明日、段ボールがいるんだよね」、と夜に言われた経験はありませんか?

そのため、わが家は折り紙や段ボールなどの材料を少し常備しています。

遠足や運動会などの行事に持って行くもの

遠足の場合は、リュック、水筒、帽子、必要な方は上着などを持ちます。

リュックの中身は、お弁当、お手拭き、ゴミ袋、ビニールシート、おやつ、ハンカチ、ティッシュ、タオル、遠足のしおりなどになります。

運動会の場合、子どもの持ち物は体操服、帽子、水筒、上着などですが、お弁当作りやおやつ、敷物、日よけなど、保護者の用意するものが多くなります。

このように、小学校ではかなりの量の学用品を管理しなければならないことが分かります。

子ども1人では管理することは難しく、保護者のサポートが必要だと実感しました。

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なぜ忘れ物をするの? 忘れ物対策は?

次に、なぜ小学校は忘れ物をしやすいのか、忘れ物をしないためにどうすればよいのか、子どもと話し合いました。

なぜ小学校は忘れ物をしやすいの?

なぜ小学校は忘れ物をしやすいのか、ふたりで話し合いました。

第一に、先にまとめたように、学用品がかなり多いこと。

第二に、毎日慌ただしいので、確認する時間・余裕がないこと。

宿題、塾、習い事で余裕がないので、ランドセルの中身を確認しない日は忘れやすくなります。

第三に、時間割が変更されたり、行事が入ったりしたときに、忘れやすいといいます。

忘れ物をしないために、どうしたらよいの?

では、忘れ物をしないために、どうしたらよいのかも話し合いました。

第一に、ものが多いことについては、リストにして視覚化すること。

第二に、家族で確認するタイミング(寝る前や登校前など)を決めること。

第三に、変更が決まったら、分かりやすくメモを書いておくことにしました。

これを実行するために、工夫していきます。

忘れ物対策の工夫

これまでの話し合いをふまえ、忘れ物をしないための工夫を一緒に考えました。

学用品の置き場所を工夫する

関連記事にも書かれていますが、わが家でもランドセル置き場に学校関係のものを集中して置いています。

習字道具や絵の具セットは別に学用品の棚を設置し、関連する消耗品もこの棚に置くようにします。

そして、子ども部屋から玄関まで、登下校を意識した導線を作ります。

掲示板を作り、いつでも誰でも確認できるようにする

わが家では、忘れ物チェック表や時間割等のプリント類を貼る大きなホワイトボードを、ランドセル置き場の上部の壁に設置して、掲示板にしています。

記事忘れ物③もっていくもの
[筆者作成]

表のように、学校に持って行くものを、持って行くタイミング別にリストにして、ホワイトボードに貼ります。

絶対に忘れては困るものについては、小さなホワイトボードで注意書きをすることもあります。

また、忙しい朝に忘れ物をチェックするグッズをさまざま使ってみたのですが、私と子どもの性格上たくさんのものをチェックすると面倒になってしまうので、コンパクトにチェックできる、写真のようなチェッカーに落ち着きました。

記事忘れ物④グッズ
[筆者撮影]
※商品左から、アスカ 「ホワイトボード 星 mini size」、コモライフ「準備OK こどもチェッカー」

長期休みの忘れ物を対策する

最後に、長期休みの忘れ物対策について考えます。

長期休みの宿題は初日に計画を立てる

平日の宿題は連絡帳でその都度確認すればよいのですが、長期休みの宿題は量が多いので管理が大変です。

学校、学年によって差がありますが、例えば夏休みの場合、基本はこのような宿題だと思います。

  • 夏休みのドリル(国語、算数、理科、社会)
  • 作文あるいは読書感想文
  • 自由研究あるいは作品(図画工作や家庭科など)

量が多いことと、作文や自由研究にはコツがいることが特徴です。

塾に通っていれば、これに塾の宿題やテストが入るでしょう。

わが家の場合は、毎年、子どもと一緒に、夏休みの初日に計画を立てています。

例えば、夏休みの前半にドリル系を終わらせ、後半に作文と自由研究などを行います。

夏休み最後の1週間は、休み明けに学校に持って行くものの準備と合わせて、宿題も終了しているか、子どもと一緒に確認します。

休み明けテストがある場合は、テスト範囲を復習しておくのも良いでしょう。

長期休み明けに持って行くものを準備する

夏休み明けに持って行くものを準備します。

  • 夏休みの宿題、工作や自由研究
  • 道具袋、習字道具、絵の具、裁縫道具、楽器類など

工作や自由研究、読書感想画などはサイズが大きいので、持って行くのに工夫が必要です。

これに、月曜日持って行くもの、例えば上履きなども忘れないようにします。

成績表やぞうきんを持って行くこともあります。

衣替え〜サイズアップにも気をつけて

大人と異なり、子どもは突然成長するので、余裕を持って衣替えをする必要があります。

休み明けに体操服や靴が入らなかったりするので、登校数日前にはサイズをチェックすると良いでしょう。

制服の場合は、制服のサイズも要チェックです。

まとめ 忘れ物は声をかけあって

ハイタッチする母子
子どもも保護者も毎日忙しいなかで、忘れ物をチェックするのは大変です。

しかし、子どもひとりでは管理することが難しいものが多いので、わが家では家族ぐるみで声をかけあうことが効果的でした。

子どもの性格に合わせた忘れ物対策を、試してみてくださいね。

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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

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ママライタープロフィール

nob

小学5年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
娘の習い事はピアノとバイオリン。プログラミング教育に関心あり。
短時間で勉強を済ませるコツを研究中。

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