息子が小学校1年生の冬、親子で好きなアーティストのライブに行ってきました。
さぁ、チケットを取るぞ!と意気込んでも落選続き……。
親子でのライブ観戦までの道のりがこんなにも大変だったなんて。
難題だったチケット購入のことや、子どもでも安心してライブを楽しむためのコツなどを体験談を交えてお話しします。
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /
目次
子どもと一緒にライブに行きたい!チケット確保に苦戦
私も息子も音楽を聞くことが好きです。
数年前、親子で好きなアーティストのライブが近くの会場で開催されることになりました。
息子が行く初めてのライブには最適だと思い、チケットを申し込むことにしました。
チケットをどうするか
まずはチケットの確保です。
チケットの販売方法はライブの規模やアーティストによってさまざまです。
近年、不正転売防止のため記名式チケットや電子チケット化が進んでいます。
該当のアーティストのライブもチケットも、基本的に記名式の電子チケットで、プレイガイド(イープラス)にアカウント登録して購入します。
電子チケットはスマートフォンアプリにダウンロードするので、入場時に一人一台スマートフォンが必要です。
アカウントを持っていない未成年の子どもは、親のアカウントで子どもの分のチケットも一緒に購入できる『親子席』が準備されていて、こちらは従来どおり紙のチケットです。
当然、息子はスマートフォンを持っていないので、親子席を申し込むことにしました。
人気の親子席が取れない!
子どもが見やすい場所に設定されている親子席、準備されている座席数は一般の座席より少なめです。
アカウントを持たない子ども連れは必然的にこの席での申し込みとなるので、倍率も高め。
ライブに行こう!と決めた時から2回のライブのチケット予約で親子席を申し込んできましたが、先行発売から一般発売まで、すべてで落選が続き、結局ライブに行くことができませんでした。
親子席は倍率が高すぎて当選するのは難しいと踏んで、3回目のライブでは違う方法でチケットを申し込むことにしました。
子ども名義のアカウント取得
チケットサイトのアカウントを取得する一番のハードルはスマートフォンの電話番号です。
アカウント登録の時に登録された番号にショートメッセージが届き、電話番号とアカウントが紐付けされます。
よって、既にアカウントを登録している親の電話番号を使って新たにアカウントを取得するのは不可能です。
また、当日の電子チケットもスマートフォンアプリにダウンロードして提示する仕組みなので、それぞれにスマートフォンが必要となります。
そこで、休眠させていた携帯番号を格安SIMで復活させ、子ども名義のチケットサイトアカウントを取得し、一般のチケットを連番で申し込むことにしました。
この作戦が功を奏し、第一希望のチケットがついに当選しました。
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子どもへ伝えるのはチケットが取れてから
楽しみは早く伝えたい!でもチケットの確保は苦戦中……。
チケット申し込みの当落がわかるまでは、ライブがあることは子どもには伏せておきました。
残念な思いを何度もさせないために・・・
親子席で申し込んでいた過去の2度のライブは、チケットの申し込みのたびに息子に伝え、二人で念を送っていました(笑)
1度のライブでも複数回あるチケット申し込み、当落の場面でその都度落ち込みます。
何度も残念な思いをしてきたので、今回はチケットが当選するまでライブがあることさえ息子には伝えずにいました。
「当選」の文字を確認し、ライブがあることとライブに行けることを伝えると大喜びしてくれました。
楽しむための下地作り|とにかく聴きまくる!
ライブまではそのアーティストの曲を聴きまくるのが我が家流。
他の家族も巻き込んで、家でも車でも、寝ても覚めても曲を聴き、YouTubeのライブ動画で予習し、ライブまでの時間を過ごしました。
親子でイントロクイズ!
耳が良い息子。
ランダムで曲を流していても何の曲かわかる様子です。
そこでアレクサでランダムに楽曲を流し、画面が見えない状態でどちらが早く曲名を当てられるかのクイズを出して楽しみました。
ライブ当日もCDとアレンジが同じ曲は「これ〇〇だ!」とすぐに気が付き、クイズを楽しんでいました。
好きな曲はどれかな?
好きな曲がライブで聴けたら嬉しいもの。
一番好きな曲はこれ、でもこの曲も好きだな、と親子でたくさん話をしました。
どの曲が聞きたいか、どのようなアレンジかな?などライブまでの時間もワクワク楽しく過ごしました。
安全に最大限楽しむために
今回のライブ会場は収容人数1万5,000人ほどのアリーナ会場です。
音が抜ける野外でのライブではなく、席によっては音響設備が近く音が大きく聞こえます。
また子どもの身長ではまったく前が見えないことも考えられます。
雰囲気を楽しむことも大事ですが、そのアーティストの音楽をしっかりと見て聞いて楽しんで貰うために準備をしていきました。
イヤーマフ
大人よりも子どもの耳は敏感で弱いので、ライブ会場の大きな音から耳を保護する必要があります。
前もって音楽鑑賞用のイヤーマフを購入して持参しました。
親子席が準備されていることもあり、ライブグッズにイヤーマフもあったのでグッズの商品を購入しました。
参考:Wican|子ども向けエンタメ鑑賞用イヤーマフ特設サイト
踏み台
当日の座席は前後の席に高低差のないアリーナ席。
踏み台に乗っても私の肩くらいの身長なので過度に周りのご迷惑にならないと判断し、折りたたみ式の踏み台を持参しました。
当日、周りの方に承諾を得て踏み台を使用し、足を踏み外さないように注意しながら鑑賞しました。
前方の席だったこともあり、アーティストがピアノを弾く指先の動きまで肉眼で見ることができました。
ライブでしか味わえない体験はプライスレス
約2時間のライブ。
時折体を揺らし、歌を口ずさみ、たまに椅子に座って休憩しながら、息子のペースで楽しみました。
ピアノを習い始めたきっかけになったアーティストだったので、その後のレッスンにも気合が入った……かどうかはわかりませんが、熱気、音圧、息使い、ピアノ演奏の指使い、その場でしか感じることのできないライブ感を肌で感じ、息子の心に大きく刻まれたことでしょう。
それからもライブの余韻に浸るように曲を聴いたり、ピアノで楽曲を練習したりしています。
私自身も、大好きなアーティストのライブを息子と鑑賞できて胸がいっぱいになりました。
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ママライタープロフィール
小1・3歳の男の子兄弟を子育て中のママライター。(※原稿執筆時)
一級建築士資格を有し、物件探しと間取図鑑賞が趣味。
安全な部屋作りや防災に敏感。
体力の衰えと出不精予防のために、ピラティススタジオに入会しました