論理的思考力とはどのような力のことでしょうか。
他人との会話やコミュニケーションでも役立つ能力で、相手に自分の考えや思考を正しく知ってもらうためには、あると良い力です。
ビジネスパーソンに重要なスキルとして注目されていますが、子どもの頃から意識して育んだほうが良い力としても重要視されています。
この記事では、論理的思考力がある人の特徴から、子どものうちから家庭や日常で論理的思考力を鍛えるポイントまで紹介します。
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論理的思考力とはどんな力?

論理的思考力が高ければ、物事を正しく理解したり解決したりすることにつながります。
ここでは、論理的思考力とはどのような力か、必要性、論理的思考力を持つ人の特徴などをわかりやすく説明します。
論理的思考力とは?言い換えや簡単な説明を紹介
論理的思考力とは、複雑なものを整理して論点をはっきりさせ、シンプルに考えられる力のことです。
簡単に説明すると、物事を筋道立てて考える力です。
英語ではlogical thinkingなので、ロジカルシンキングと言い換えることもあります。
網羅的に矛盾のないように論点を整理したうえで、物事を解決したりできる力にも繋がっています。
論理的思考力はなぜ必要?
論理的思考力を鍛えることで、複雑な物事も整理して、課題を見つけ出し、解決できるようになります。
プログラミングでプログラムに適切な指示を出すためにも、論理的思考力は欠かせません。
論理的思考をせずにプログラムに指示を出しても思ったように動いてくれなかったり、バグが生じたりしてしまいます。
今後ますますAI分野での技術進展は著しく、さまざまな形でAIを利用し、共存していくことが必要になります。
AIとの共存は仕事だけでなく、普段の生活でも必要になるはずです。
将来の変化が予測しにくくなった現代では、自分で考えて行動に移せる力が必要とされています。
AIと共生する未来に向けて、今どのような教育が求められ、家庭ではどう向き合うべきなのでしょうか。以下の記事ではAI教育のメリット・デメリットから、保護者が知っておきたい最新の関わり方までを詳しく解説します。
関連記事:【子どもとAI】AI教育のメリットやデメリット。子どもとの関わり方や保護者が知っておきたいこと
論理的思考力が高い人の特徴
論理的に物事を考えられる人は、他人が納得できる説明も上手な傾向にあります。
自分の考えを誤解されることなくしっかり伝えられると、良好な関係が築きやすいでしょう。
物事を俯瞰してとらえられるので、感情のコントロールがうまい人が多いのも特徴です。
論理的思考が高い人は、ビジネスパーソンに多く求められる力を持った人だといえます。
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論理的思考力は子どもにも必要?

論理的思考力は子どもの頃から育みたい力なので、親もどう鍛えたら良いのか意識する必要があります。
文部科学省での考え方と、学校ではどう教えられているのか説明します。
文部科学省による論理的思考力とは?
文部科学省では小学校での教育段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成を重視しています。
2016年から、プログラミング教育に関する有識者会議を開き、論理的思考力などをどう育てられるかの議論を重ねていました。
その結果、小学校や中学校でもプログラミング教育を学習の一環として組み込むことを決定し、あわせて論理的思考力も育むことを定めています。
ちなみに「プログラミング」という科目があるわけではなく、プログラミング的思考を育むための仕組みをさまざまな授業のなかで取り入れています。
以下の記事では、プログラミング教育の開始時期や学習内容の詳細はもちろん、家庭でタブレット操作などの準備が必要なのか、親世代が抱くリアルな疑問と解決策を分かりやすくまとめました。
関連記事:小学校プログラミング教育スタート!いつから?どんなことを学ぶ?必要な準備は?
学習指導要領ではどう書かれている?
小学校の学習指導要領によると、思考力、判断力、表現力などの育成と言語活動の充実において、論理的思考力の育成や習得は必要不可欠とされています。
学力に関する各種の調査の結果によって、日本の子どもたちの思考力・判断力・表現力などには依然課題があることがわかっています。
学校現場でも論理的思考力や課題発見・解決能力などの育成・習得が求められています。
各教科の観点に合わせて、適切な指導と評価の重視性も高まっています。
子どもにどのようなメリットがあるか?
子どもの論理的思考力を育てることには、以下のようなメリットもあります。
- 相手の気持ちや考えを理解しやすくなる
- 自分の考えを簡潔にまとめて相手に伝えられる
- 友達とのコミュニケーションがとりやすくなる
- 感情コントロールがうまくなる
- 主張に説得力が増す
どれも子どもの頃から身につけるとたくさんのメリットを感じられるでしょう。
論理的思考力を子どものうちから鍛えるには?例を紹介

子どもの頃から論理的思考力を身につけるためには、親子で会話を楽しんだり、工作や創作をしたり、読書や調べ物に親しむような方法が効果的です。
家庭でもすぐに簡単にできることが多いのでぜひ参考にしてください。
親子で会話を楽しむ
親子で話し合いを楽しむことは、論理的思考力を育むための大切な時間です。
「一緒に読書や映画などを楽しみ、その感想を伝えあう」「今日あった経験を報告する」などで日常のなかでも思考を整理して相手に伝える力が付きます。
順序立てて説明し、感情の共有を意識しつつ親子で会話を楽しめるようになると良いですね。
工作や創作を楽しむ
工作や折り紙、お絵かき、プログラミングのゲームなどでも論理的思考力の向上が期待できます。
工作や折り紙は、目標を達成するために試行錯誤しながら、失敗したりやり直したりする貴重な経験を積めます。
作品が完成したら、工作を楽しんだ感想や苦労したこと、次に挑戦したい作品について話し合いましょう。
次回につなげる経験ができるといいですね。
親子で楽しむときは、子どもから親にやり方や操作方法を説明してもらうのもおすすめです。
上記に加えて、プログラミング的思考をより刺激する専用のトイやボードゲームを取り入れるのも一つの手です。デジタル画面に頼らなくても、親子で笑いながら論理的なパズルを解くような体験は、一生モノの思考力に繋がるでしょう。以下の記事では、ママライターが厳選した「遊びながら鍛えられる」おすすめのボードゲームをご紹介しています。
関連記事:【おすすめトイ・ボードゲーム3選】親子で遊んで、「プログラミング的思考」を鍛える!
読書や調べ物を楽しむ
読書や調べ物を楽しむのも論理的思考力を育てる練習になります。
調べ物は本やインターネットだけではなく、図書館や資料館、博物館などに出向くこともおすすめです。
物事を筋道立てて考えるには、必要なプロセスを導き出し、わかりやすく分解する必要があります。
そのためにはボキャブラリーや知識の豊かさも重要です。
一緒に読書を楽しむのはもちろん「この本で調べてみたら?」などと促してあげたり、一緒に調べる習慣もつけると良いですね。
親子で楽しみながら、自然と読書を日常に取り入れるための具体的なヒントを以下の記事で解説しています。
関連記事:親子で本を読もう!子どもに読書の習慣が身に付くコツ
まとめ:親子で楽しく論理的思考力をアップ
論理的思考力は、他人とのコミュニケーションはもちろん、AIの活用やプログラミング能力の基本的理解が求められる今後の社会で必要なスキルです。
論理的思考力は、大人だけでなく子どもの頃から鍛えることができます。
親子の会話や創作、読書などで簡単に取り入れて高める方法もあります。
子どもにとっても、論理的思考力をアップさせることは多くのメリットがあるため、取り入れやすい方法から試してみてくださいね。
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