小学生でもできるお金の管理・おすすめのお小遣い帳と記入の仕方をまとめました。
自分自身でお金を管理すると責任感が芽生えて、子どもでもお金の大切さや社会の仕組みを学べます。
年始は、お金の管理をスタートさせる絶好のタイミングです!
子どもと一緒にお小遣い帳を買って、お年玉を使ってお金の管理を始めてみましょう。
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子どもにお金の大切さを教える
毎日の生活にお金はかかせません。
家族がどのようなものやどのようなことにどれだけのお金を使っているのか、保護者が伝えないと子どもはわかりません。
「あれ買って!これ買って!」
欲しいものが目に入るとすぐに口にする子が多いと思います。
しかし、家族が使えるお金には限りがありますね。
すぐに必要なもの、将来必要なものを考えると、好きなものに使えるお金の優先順位は1番ではありません。
なんで買ってあげるのか、なんで買ってあげられないのかを言葉にして伝えるとお金の大切さを考えられるようになると思います。
子どもの好きなものとお金
まずは、お菓子やおもちゃなど、子どもの好きなものを買うために必要なお金を教えてみましょう。
たとえば、お菓子を一つ選んで良いよと子どもに言うより、○○円まで買って良いよといえば、物の値段を見てお金の計算をしようと考えるようになります。
また、子どもに欲しいものやしたい内容を聞いてみましょう。
夢ノートを親子で作って、何円で叶えられるのか、優先順位も一緒に書いてみても良いですね。
お金ですべて手に入るわけではないこと、お金をただ貯めれば良いわけではなく、お金が何のために必要なのかを伝えましょう。
子どもの生活とお金
何円あればどれだけ好きなものが買えるのか、イメージできたでしょうか。
しかし、好きなものに好きなだけお金を使ってしまうと、生活に必要なお金がなくなってしまうかもしれませんね。
好きなもの以外にもお金が必要です。
ご飯や服など家族の生活で使っているお金も子どもと一緒に考えて書き出してみましょう。
また、家族が使えるお金はどこから手に入っているのかを考えてみるとお金の流れが伝わります。
お金をもらうために、大人は仕事をしています。
お金の流れを知ることは、なりたい職業を深く考えるきっかけにもなります。
高すぎる物やお小遣いでは買えない物をねだられたときは与えずに「大人になったら仕事ができるから自分の好きなものが買えるようになるよ」とうまく伝えて、自分の力で働いて欲しいものを手に入れたいと将来の夢や働く意欲をもたせるようにしましょう。
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お小遣いはいつからいくらをどのようなタイミングであげる?
大人になるまでに金銭感覚を育てたいですよね。
子どものお小遣いは、何歳からいくらをどのようなタイミングであげたら良いのか気になります。
しかし、何歳のときからお小遣いを渡していなかったから失敗した!なんてことはありません。
子どもの性格や家庭の環境によってお小遣い事情は変わります。
現役ママたちのリアルな声が参考になると思うので、ぜひこちらの記事をご覧ください。
子どもの年齢とお金
未就学児でも保護者が教えられるお金の知識はたくさんあります。
小さな子どものお店屋さんごっこでもお金のやりとりがでてきます。
実際にお店に行って「欲しい!欲しい!」と、そんな状態の子どもにお金の大切さを伝えるのは骨が折れるので、遊び感覚や機嫌の良いときに話してみましょう。
物やサービスの価値、お金はどこで手に入るのか、上手な使い方、貯金の仕方、増やし方など、子どもが理解できそうなタイミングで伝えていきましょう。
子どもにもできるお金の管理
著者の家庭では、保育園の頃から駄菓子屋さんで子どもに100円を渡して欲しいお菓子を一緒に計算していました。
お釣りがでたり、100円以上のものが欲しいときは貯金を選び、お小遣い帳に子どもと一緒に記入します。
直接、親戚からいただいたお駄賃やお年玉、それで買った物もお小遣い帳に記入して、常に手元にあるお金とノートの金額を揃えるように管理すると、振り返れるし今欲しいものが買えるかもすぐにわかります。
子どもがやりやいことや欲しいもの、夢を口にしたときは、今あるお金でできるのか、実現するにはどうすれば良いかを話し合うと欲しいものを考えて手に入れる力が育ちます。
欲しいものと必要なものを考えて買い物へ
日用品や学用品など必要なものを買うときも買い物を手伝ってもらうと値段の相場がわかるようになります。
使えるお金には限りがあり、好きなものに使いすぎると必要なものが買えなくなると伝えましょう。
お小遣いから欲しいものだけではなく、鉛筆やノートなど学用品も買うように親子で予算を決めると必要なものを考えたうえで本当に欲しいものだけ選べるようになります。
年齢が上がりお金がうまく管理できるようになれば、服など必要なものを予算と一緒に増やしていきましょう。
必要なものか、欲しいものかに振り分け、優先順位を考えられるようになるには、自分のお小遣いで失敗したり予算のなかでうまくやりくりしようとする経験が大切です。
お小遣い帳をつけよう
お小遣い帳は、市販のものを買っても良いですし、自分でお小遣いを書くノートを作っても大丈夫です。
お金の出入りがあった日付と内容、増えたお金と減ったお金の金額、欲しいものだったのか必要なものだったのか、今あるお金の合計を記録していきましょう。
記入するタイミングは、まとめてしようとすると忘れてしまうので、お金の出入りがあった日におこないましょう。
低学年や習慣になっていないうちは保護者とつけます。
リビングにお小遣い帳、えんぴつ、消しゴム、おサイフと貯金箱を箱に入れて置いておき、帰宅後に声かけをすると習慣にできます。
また、親が一方的に決めるのではなく、子どもがお小遣いを手に入れたときに「お小遣い帳つけてみる?」と聞いて子どもが「やる」と言うように上手に誘導しましょう。
やらされているのではなく、自分でおこなう意志が大切です。
子どもが進んでつけるおすすめのお小遣い帳
学習用のノートで作ったオリジナルのお小遣い帳でも問題ありませんが、今は子どもが喜ぶキャラクターのお小遣い帳から機能が豊富なお小遣いアプリまでたくさんあるのでご紹介します。
子どもが好きなキャラクターのお小遣い帳
キャラクターのお小遣い帳もたくさん売られています。
子どもの好きなキャラクターがついているお小遣い帳だと忘れずに記入してくれそうですね。
小学校入学や進級は、お小遣い帳をつけはじめるタイミングにぴったりです。
はじめに渡すお小遣いから、好きなお小遣い帳や好きな文房具、貯金箱などを買わせると子どものモチベーションが上がります。
参考サイト:amazon.co.jp「人気のお小遣い帳 キャラクター」で検索
その他のお小遣い帳やお小遣いアプリ
ジャポニカ学習帳で有名なショウワノートやCampusノートで有名なコクヨからもお小遣い帳が販売されています。
また、今は紙だけでなくお小遣いをつける電子アプリも使えます。
シンプルなものからレシート読み取りや収支の分析機能があるもの、金融サービスの連携ができるものなど数々のお小遣い帳アプリがあるので特徴をみて使いやすいものを選びましょう。
お小遣いをつけながらお金を学べるアプリもあります。
お小遣い帳アプリは楽に入力でき、集計も簡単なので子どもが操作できる年齢に合わせて導入を検討してみてください。
終わりに
お小遣いを通して、お金の使い方を考える機会を作れます。
お金は使えばなくなり、自分の管理不足で足りなくなれば困るといった経験は大切です。
大人になれば仕事をしてお金がもらえると伝えると将来の夢や働く意欲にもつながります。
また、子どもがお金を自分で管理するようになる大学生や新社会人は、マルチ商法など悪質な勧誘にあいやすいです。
消費者トラブルに巻き込まれないためにも、お金の知識や金銭感覚を今から育みましょう。
賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、LINEやチャットでお部屋探しのご相談を24時間受け付けております。
ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
\ 子どもの成長に合わせてお部屋を探したい /
ママライタープロフィール
9歳の息子と6歳の娘を持つ京都出身、福岡在住のママ。
趣味は旅行、読書、牧場巡り。10年間、睡眠専門医療機関でSEを担当していたのでIT関連は得意。
上級睡眠健康指導士。デザインを学び、現在は開業してWebサイト制作を中心に活動中。株好きのFP2級でもある。
子どももクリエイティブなので一緒に絵を描いたりゲームを作りたい。最近、長男がバスケを始めた。
(※原稿執筆時)