仕事や育児にバタバタしていても待ってくれないのが毎日の家事。
そんな家事を少しでもラクにする方法を探している方へ、ちょっとしたテクニックやグッズを使った時短アイデアを筆者が実際に行っている方法とあわせてご紹介します。
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家事を時短するポイント
筆者は毎日の家事をどうすればスムーズに行えるか・・・といつも考えています。
テレビや雑誌、 SNSなどで参考になるものを探したり、ママ友との会話の中で聞いたりしながら自分にあったやり方を模索中です。
家事をする際は、以下のことを意識するようにしています。
動作回数を少なくする
一つの家事をするための動作回数を、減らす工夫をしています。
どうすればさっとできるようになるかを考えることが重要です。
具体的に以下のようにするだけでも、動作回数が減ります。
- お米は無洗米を使用することで洗う手間を省く。
- タオルなどは、たたまずに引き出しやカゴにそのまま入れるだけにする。
- 洗濯用洗剤は柔軟剤入りのジェルボールにする。
タオルは見栄えの点では、たたんで収納するのが良いと思いますが、家族だけで使うことを考えるとそのまま入れておくというのもありだと思います。
家事動線を考える
家事動線とは、家事をする際にどの経路を通るかを線であらわしたものです。
自分が家の中をどのように動いているかシミュレーションし、すぐ使えるところに物を置いたり収納するようにします。
日常的によく使うキッチンや洗面所では無駄な動きをなくし、作業しやすくすることを意識しましょう。
家電などの便利機能を使う
家電の便利な機能をうまく活用しましょう。
人気の電気圧力鍋は、材料を入れてタイマーセットしておくだけで、煮込み料理を作ることが可能です。
その他にも炊飯器をタイマーセットして使ったり、電子レンジの解凍機能を使って解凍するなど、キッチン家電は便利な機能がいろいろとあります。
自分にとってどの作業に時間をかけたくないのかを考えていくと、必要な家電が見つかるのではないでしょうか。
次の項目では「料理編」・「掃除・洗濯編」・「子育て編」と3つに分けて、それぞれの時短術を紹介します。
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時短術:料理編
毎日作る料理、特に夕食は子どもがおなかを空かせてるから、パパッと作りたいですよね。
料理を作る際の時短術を、筆者が取り入れている方法を交えてご紹介します。
①下ごしらえや献立メニューを工夫する
自分の帰宅が遅くなりそうな日が前もってわかっているときは、前日から作っておけるカレーや豚汁などのメニューにします。
また、帰宅後バタバタして料理を作る時間がないときは、カット済みのお肉や野菜などを使ってみましょう。
筆者も時間がないときは以下の方法を取り入れています。
疲れて作りたくないな・・・というときにもおすすめです。
- カット済みの袋入りキャベツを使用し、お好み焼きを作る。
- チキンライスは、炊飯器に材料を入れて炊く→フライパンに溶いた卵を入れてご飯を包めばオムライスに。
- 1週間のメニューのなかに親子丼や牛丼などの丼メニューを入れて洗い物を少なくする。
- ミートソースを作る際、煮込む時間がない、味が決まらないといったときは、市販のレトルトのミートソースも一緒に加えて作る。
レトルト食品は、忙しいときや家に材料が何もないときにも便利。
災害時にも使えるので、いくつかストックしています。
また、毎日の献立に迷う場合は、あらかじめメニューが決まっているミールキットなども検討してみてはいかがでしょうか。
②キッチングッズや食器は導線を考えて収納する
料理中になるべく火元から離れずに作業ができるように工夫をしましょう。
よく使うお玉や菜箸、トングなどは、さっと使えるようにキッチンカウンターそばの引き出し、もしくはツールスタンドに入れて立てかけたり、フックを使ってかけておきます。
調味料もガス台のそばに収納場所を確保するようにしてください。
洗ったあとの食器もなるべく移動せずに収納したいので、食洗機や水切りかごの近くに収納場所を作ります。
その際、お皿は重ねず立てかけたり、毎日使う枚数だけを収納しておくと取り出しやすいです。
また、子どもが使うコップやお皿などは子どもが取やすい高さの引き出しに収納し、場所を事前に知らせておきます。
お水を飲みたい時やおやつなどの際、自分で取ってきてくれるので便利です。
料理本やよく使う家電の説明書なども、キッチン戸棚のスペースに立てかけておくと、さっと手に取って見ることができますよ。
③便利な調理器具・家電などを使用する
便利な調理器具や家電グッズがいろいろあるので、自分にぴったりなものを探して活用しましょう。
筆者は以下のものを使っています。
- 食洗機
- ハンドブレンダー
- サラダスピナー
- 全自動コーヒーメーカー
- 分解して洗えるキッチンハサミ
- 卵の穴あけ器(100円グッズ)
ハンドブレンダーは野菜のみじん切りやドレッシング作りに、卵の穴あけ器はゆで卵を作るときに使用。
穴あけ器を使用すると、ゆで卵の殻がするっとむけるので便利です。
時短術:掃除・洗濯編
毎日家の中すべてを掃除しようとすると大変ですが、この日はここを掃除するなど曜日を決めたり、家族でルールを決めておくのもおすすめ。
我が家は男子が多いので、トイレの便座はなるべく毎日掃除をするようにしています。
そして浴槽は翌日すぐにお湯を入れたいので、最後に入った人が掃除をする決まりです。
水回りは、使用するたびに少しだけでも掃除をすると汚れがたまらず、汚れ落ちも良いと感じています。
①その都度掃除を心がける
自分が通ったり使ったりするついでに、ちょこっと掃除を心がけてみましょう。
特に水回りは子どもが使ったあとは、濡れたり汚れていることも多いので、こまめにチェックすると良いです。
例えば、筆者は以下をちょこっと掃除でやっています。
- 自分がトイレへ行ったときに便座や床が濡れていないかチェックし、もし濡れていたら拭く。
- 洗面所で手を洗う際は、洗面台まわりが濡れていたらその都度拭いておき、ついでに手拭きタオルを交換。
自分が使用したあとに作業すれば、汚れの蓄積や広がりを最小限におさえることができます。
コツは時間をかけず、ついでにおこなうことです。
時間がかかると面倒になってしまうので、ささっとできる範囲にとどめておきましょう。
本格的な掃除は、週末や時間のあるときにするようにします。
②洗濯機周りの収納を工夫する
我が家は洗濯物が多いので、多いときには3〜4回洗濯機を回すことも。
そのため、洗濯機とベランダ間の移動を少しでも少なくしたいのです。
そこで、洗濯機周りに洗剤や干すときのハンガー置き場を作り、突っ張り棒を洗濯機を置いている洗面所につけて、ハンガーにかけたシャツなどをとりあえず吊るしておきます。
こうすることで、以下の作業を洗濯機前から移動せずにできるように。
- 洗剤を入れて洗濯機を回す
- 洗い終わった洗濯物をハンガーにかける
- ハンガーにかけた洗濯物を突っ張り棒に吊るしておく
ここまでの作業が終われば、あとはまとめて外へ干すだけです。
突っ張り棒は外に干していた洗濯物を取り込む際、とりあえずかけておくのにも便利。
キャスター付きのハンガーラックなどでも代用できます。
③お掃除ロボットなどの家電を使用する
コード付き掃除機だと収納場所から出して、コンセントをつないで・・・という作業が面倒なことも。
我が家は食べこぼしなどをすぐに掃除したいので、リビングにコードレス掃除機を置いています。
ワイパーや粘着テープの「コロコロ」は洗面所にS字フックにかけてすぐ使えるようにスタンバイ。
ポイントは、すぐに使いたい場所に掃除道具を置いておくことです。
また、さまざまなメーカーから販売されているお掃除ロボットを使用するのもおすすめ。
毎日掃除機をかける手間を省いてくれます。
しかし、高額なイメージがあり、使ってみたいけれど迷っているという方もいるのでは?
そんなときは、家電の月額レンタルサービスを利用し、お試しで使って検討してみるのもおすすめです。
参考:レンティオ
時短術:子育て編
忙しい朝の時間、少しでも「ママあれどこにある?」をなくす工夫をしましょう。
①子ども用品はリビングにおく
子どもの身の回りのものは、子どもが手に取りやすい場所に収納しましょう。
特に幼児の年齢は大人が手伝う場面も多いので、リビングに子どもの洋服や通園グッズなどの収納場所を作るのもおすすめ。
リビング内で子どもの着替えや準備を済ませることができるので、忙しい朝にバタバタせずにすみます。
収納のコツはかごなどにシャツとボトムを分けて収納し、子どもが出しやすいようにしておくこと。
必要な枚数分だけを入れておけば、子どもも迷わず選びやすくなります。
我が家ではカラーボックスを活用し、カゴにシャツやボトム、靴下などを入れていました。
カラーボックスは子どもが小学生になったら、おもちゃ入れや本棚として再利用します。
また、小学生の子どもがいる家庭は、リビングに文房具のストック場所を作りましょう。
リビングの引き出しや戸棚に専用スペースを作り、消しゴムや鉛筆、のりやテープなどのストックを入れておけば、子どもが取り出しやすく便利です。
兄弟間で使用する彫刻刀やマジックペンのセットなども、まとめてリビングへ置いています。
②お出かけグッズは玄関に収納スペースを作る
出かける前に必要なグッズは、まとめて玄関前に収納してはいかがでしょうか?
例えば、毎日必要なハンカチやポケットティッシュ、マスクなどはげた箱上の棚や引き出しに置いておくと便利です。
玄関先で「ママあれを取って〜!」と、呼ばれることも少なくなり、ハンカチやティッシュの忘れ物も減ったと感じています。
我が家では、習字道具や絵の具道具なども玄関の収納棚に保管。
子どもが勝手にそこから持って行ってくれます。
③お名前シールなどを使用する
学校へ持っていくものは基本的になんでも記名が必要になります。
高学年になると自分で記名してくれますが、低学年のうちは毎回記名するのが意外と大変。
お名前シールを準備しておくと、貼るだけなので便利です。
特に鉛筆は消耗が早いので、名前入りの鉛筆をまとめてインターネット注文するのもおすすめです。
まとめ:時短アイデアやグッズを活用し、家族みんなが分担することも大切
家の間取りや家族構成などでも家事の時短方法は違ってくるので、各家庭にあったやり方を探すことが大切です。
また、時短グッズをうまく活用し、少しでも家事の負担を減らす工夫をしましょう。
家族みんなが分担して家事をおこなうことも時短につながります。
そのためにはママひとりで家事をするのではなく、家族みんなを巻き込むことも必要です。
子どもにも、簡単にできることからチャレンジさせてみましょう。
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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
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ママライタープロフィール

高1の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
春からお弁当作りがスタートしたので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。