体操服の黄ばみの落とし方は?漂白剤を使う?汚れの落とし方を知ろう!

体操服を着た女の子

いつも洗濯をしているはずなのに、体操服が必ず黄ばんでくる……という悩みを持つ方は多くいます。

体操服は白いため、だんだん汚れが蓄積してしまうのです。

普段は気にならなくても、運動会や体育の授業参観で子どもたちがみんな体操着を着ているシチュエーションではどうでしょうか。

ほかの子と比べて、わが子の体操着が黄ばんでいることに初めて気付くこともあるでしょう。

ただでさえ、成長とともに体操服を買い替えなくてはならないため、少々の黄ばみで買い替えるのも大変ですよね。

体操服の黄ばみは、汚れの原因に合わせた洗い方をすれば、家庭でも落とすことができます。

今回は、黄ばみを落とす洗い方や、汚れの種類にあった落とし方を紹介します。

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体操服の黄ばみの原因は「落としきれていない汚れ」

体操服の黄ばみの原因は、日常の洗濯で落としきれていない汚れです。

普段、ちゃんと洗濯しているのに!と思うかもしれませんが、必ずといって良いほど落としきれていない汚れが残っているものです。

毎回の洗濯で落としきれないわずかな汚れは、たんぱく質を含んだ皮脂汚れです。

皮脂汚れは脂汚れの一種で、蓄積するだけでなく、空気中で酸素と反応して時間が経つごとに黄色く発色します。

これが私たちが目にする、体操服の黄ばみの正体です。

体操服の黄ばみ汚れの落とし方

洗剤

体操服の黄ばみの落とし方を具体的に解説します。

黄ばみ落としにあたって、使用する水の量や酸素系漂白剤の量は、製品パッケージなどであらかじめ確認してください。

基本的な洗い方

まずは基本的な洗い方です。

【準備するもの】
  • アルカリ性の固形石けん
  • 酸素系漂白剤(過酸化ナトリウム)
  • (あれば)歯ブラシなど
  • 洗面器
【手順】
  1. 黄ばんでいる部分に固形石けんをまんべんなく塗る
  2. 30~40度のぬるま湯でもみ洗い、またはブラシでこすり洗いをする
  3. すすぐ
  4. 30~50度のお湯に酸素系漂白剤を溶かし、体操着を1時間程度つけ置きしておく
  5. 洗濯機でいつもどおり洗濯する
【注意事項】
  • 手順4のとき、お湯の温度が高すぎると効果がじゅうぶんに発揮されません
  • 「塩素系」漂白剤は、漂白効果は高い一方で生地を傷めます
  • つけ置き時間が長くなると生地を傷めます

黄ばみがヒドイときは煮洗い

黄ばみがひどく、基本的な洗い方で洗っても落ちなかった場合は、煮洗いをしてみましょう。

煮洗いとは、酸素系漂白剤、あるいは重曹やセスキ炭酸ソーダを入れたお湯で、洗濯物を煮沸する方法です。

ただしポリエステルは熱に弱いため煮洗いはできません。

【準備するもの】
  • 大きめのお鍋(アルミ以外)
  • 酸素系漂白剤
【手順】
  1. お鍋に水と酸素系漂白剤を入れて温める
  2. お湯が沸いたら体操服をゆっくりと入れる
  3. 噴きこぼれに注意しながら5~10分煮る
  4. 火を消して冷めるまでそのまま置いておく
  5. 十分に冷めたら体操服を取り出していつもどおり洗濯する

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体操服のその他の汚れの落とし方

体操服とせっけんとブラシ

汚れには、種類によって適切な洗い方があります。

間違った洗い方をすると落ちにくくなるため、皮脂による黄ばみ以外の汚れには別の適した洗い方で対応しましょう。

汚れの種類に応じた最適な洗い方をご紹介します。

泥汚れ

体操服にありがちな泥汚れは、黄ばみとは性質が違います。以下の手順で洗いましょう。

【準備するもの】
  • アルカリ性の固形石けん
  • 歯ブラシ
【手順】
  1. 乾いた状態で、泥や砂をブラシで落とす
  2. 汚れた部分に石けんをつけてもみ洗いする
  3. もみ洗いで落ちない汚れはブラシでかき出す
  4. 体操服の裏側から熱いシャワーを勢いよくあててすすぐ
  5. 普段どおり洗濯する

まず水で洗ってしまいがちですが、水で予洗いをすると泥汚れが繊維の奥に入り込んで落ちにくくなります。

水での予洗いはしないように注意してください。

食べこぼし

体操服を着たまま給食を食べ、何かをこぼしたときは、食べこぼしの汚れがシミになっていることがあります。

カレー、ミートソース、焼き肉のたれなどの汚れには以下の方法で対応しましょう。

【準備するもの】
  • 台所用洗剤
  • 液体の酸素系漂白剤
  • 粉末の酸素系漂白剤
  • スチームが出るアイロン
  • 歯ブラシ
  • タオル
【手順】
  1. 3つの洗剤を1:1:1の割合で混ぜる
  2. 汚れた部分の下にタオルを敷く
  3. 台所用洗剤を汚れにつけ、ブラシでこすってなじませる
  4. 1の洗剤をつけ、汚れを下のタオルに移すようにブラシでたたく
  5. もう一度1の洗剤をつけて汚れをこする
  6. 汚れから数cm離して、アイロンでスチームをあてる
  7. すすいで普段どおり洗濯する

汚れの度合いによっては、一度で落ちないこともあります。

やってみて、落ち切れていなければ再度繰り返してみましょう。

血液

けがなどで血液が体操服についてしまうこともあります。

血液はお湯で固まる性質があるため、必ず水で洗うようにしてください。時間が経つと落ちにくくなるため、早めの対処を心がけましょう。

【準備するもの】
  • 中性の液体洗剤(一般的な洗濯洗剤は中性のものが多い)
  • 液体の酸素系漂白剤
  • 歯ブラシ
【手順】
  1. 水洗いで血液汚れを大まかに落とす
  2. 中性洗剤を血液汚れにつけてなじませる
  3. つまみ洗い、またはブラシでたたく(こすらない)
  4. 水ですすいで普段どおり洗濯する

上記の方法で落ちない場合は、酸素系漂白剤を血液汚れになじませてつけ置きしてみましょう。

血液はたんぱく質が主体の汚れであるため、よりたんぱく質を分解しやすい粉末の酸素系漂白剤を使うのがおすすめです。

石けんや洗剤に入っている「蛍光増白剤」とは?

市販の石けんや洗剤の多くには、「蛍光増白剤」が入っています。

蛍光増白剤は、繊維に光が当たったときに紫外線を吸収し、青白く光らせる作用のある成分です。

このことによって、衣類や布地の見た目をより白く見せることができます。

光をコントロールすることによって洗濯物を「白く見せる」のが役割ですが、汚れが落ちたことで真っ白になっているわけではありません。

汚れを落としたいと思う場合には蛍光増白剤に頼らず、漂白剤を用いるなど、汚れの種類に合った方法で汚れ落としをおこないましょう。

なお、蛍光増白剤を使用することによって体への害はない、とされていますが、肌や口に触れる製品への使用が禁止されているという現実もあります。

肌が弱い子どもや、アレルギーが心配な場合は、蛍光増白剤が入っていない洗剤や石けんを選ぶと安心です。

まとめ

体操服を着た元気な男の子

体操服の黄ばみは、蓄積した皮脂汚れが酸化したものです。

落とすためにはアルカリ性固形石けんや、酸素系漂白剤を準備し、正しい手順での洗濯が必要になります。

また汚れの種類によっては、かえって汚れが頑固になってしまうこともあります。

泥汚れ、食べこぼし、血液など、黄ばみ以外の汚れであればそれぞれに最適な方法で落としましょう。

体操服の黄ばみは頑固ですが、自分で落とすことのできる汚れです。

ぜひチャレンジしてみてください。

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