​​【福岡】糸島在住ライターが紹介する子連れに おすすめの牡蠣小屋3選

牡蠣を焼く写真

糸島市は福岡県の最西部にある市で、近年移住者が増え、おしゃれな飲食店や雑貨屋があり、観光地としても人気です。

福岡中心部から電車で35分という立地の良さでありながら、山や海など自然豊か。

糸島でとれる野菜や海産物はとてもおいしく、JA糸島の産直市場である「伊都菜彩」は全国で紹介されるほど有名です。

そんな魅力のある糸島の冬の風物詩となった牡蠣小屋を、糸島在住6年目の筆者が紹介します。

牡蠣小屋はたくさんあって、どこに行こうか迷いますが、エリアや店によって特徴がありますので、お気に入りの牡蠣小屋を見つけてくださいね。

糸島の牡蠣小屋とは

牡蠣の写真

牡蠣を養殖している漁師さんたちが直営しており、新鮮な牡蠣や海産物を自分で焼くバーベキュースタイル。

店によって時期は異なりますが、牡蠣のシーズンである10月から翌年4月頃までの期間限定です。

牡蠣の焼き方がわからない方も安心してください。

牡蠣の焼き方の説明書を置いている店もありますし、店員さんに聞いたら優しく教えてくれます。

地元民は、普段混まない牡蠣小屋への道が渋滞してくると、「もう牡蠣小屋の季節だな」と感じるほど、シーズン中は訪れる人も多く、人気のスポットとなっています。

牡蠣小屋の特徴

糸島の牡蠣小屋は約30店舗ありますが、いくつか特徴があります。

  • 牡蠣の値段は殻付きで1キログラム1000円ほど。年によって価格は変動しますが、糸島漁協組合によって価格は決められているので、どの店も同じ価格です。
  • 炭代やガス代が300円から500円ほどかかります。店によって炭火かガス火か違うので、入店前に確認してください。両方備えている店もあります。ガス火は炭火に比べ火力が弱めなので、牡蠣が弾けにくいそうです。灰が飛ばないので子ども連れにも安心です。
  • 無料で牡蠣ナイフや軍手、トングの貸し出しがあります。
  • ほとんどの店が備え付けの調味料を置いています。店によって置いている調味料の種類は違います。

持ち込みOKって本当?

驚くことに、アルコールを含む飲料やご飯類、調味料は持ち込み可の店が多く、少数ですが野菜やウインナーなど持ち込み可の店もあります。

持ち込み料はかかりません。

店によって決まりが違うので、行く前に調べましょう。

おにぎり可のところが多いので、子ども連れにはうれしいポイントです。

サイドメニューは各店豊富!

牡蠣小屋は牡蠣だけでなく、メニューにはエビやイカ、ホタテなどの海産物も並び、一緒に焼くことができます。

店によってはアヒージョやカキフライなどの牡蠣料理のほかに、タコ飯、刺身、海鮮丼などたくさんのサイドメニューがあり、牡蠣が苦手という方も楽しめます。

持ち帰りもできる

メニューのほとんどを持ち帰りできる店が多いですが、私がおすすめしたいのはやはり牡蠣です。

店で食べるのと変わらない価格で持ち帰りできます。

家で牡蠣小屋と同じように焼くのはハードルが高いですが、電子レンジやフライパンで簡単に調理することができ、自宅でも味わいたい方やお土産に購入したい方におすすめです。

糸島の牡蠣小屋のエリア

牡蠣小屋は漁港ごとにエリアに分かれており、それぞれに特徴があります。

※2022年9月30日時点では開始日が不明の店舗が多いです。

店のオープン日は、各店によって異なりますのでサイトを確認してください。

糸島半島の地図

岐志エリア

2019年に漁港に並ぶ牡蠣小屋をビニールハウス型から店舗型へリニューアルしました。駐車場も全面舗装され、雨天時にも安心です。

店舗型は大黒丸、みるくがき富士丸、高栄丸、大栄丸、中宮丸、のぶりん、徳栄丸、富士丸、恵比須丸の9店舗。道を挟んで向かいにあるのが、日進丸、旭星、少し離れたところによしむらがあり、全部で12店舗あります。

最寄り駅はJR筑肥線の筑前前原駅で、バスが出ていますが本数が少ないので、タクシー、自家用車、レンタカーがおすすめです。

福吉エリア

エリアのなかで一番西にあるので、福岡市内からは遠い印象ですが、JR筑肥線の福吉駅から徒歩で約10分の立地。

アルコールを飲む方や車がない方におすすめです。焼き牡蠣とビールは最高の組み合わせですよ。

福吉は糸島の牡蠣小屋発祥の地ともいわれており、ビニールハウス型で昔からの牡蠣小屋の雰囲気を味わえます。

飛龍丸/カキの阿部、梅本のカキ(白山丸)、信栄丸、カキのますだの4店舗があります。

加布里エリア

加布里はハマグリの天然養殖地で、牡蠣以外にハマグリも焼いて楽しめます。

JR筑肥線の加布里駅から約1.7km、徒歩で20分ほどかかります。

歩けない距離ではありませんが、JR筑肥線の筑前前原駅からタクシーやバスを利用するか、自家用車、レンタカーのほうがおすすめです。

ひろちゃん、住吉丸の2店舗があります。

船越エリア

今までは大型ビニールハウスが8店舗並んでいましたが、2022年からは牡蠣小屋が常設化され、カキハウスもっくん、けんちゃんカキ、千龍丸、服部屋、カキハウス正栄、マルハチ「引津丸」、豊漁丸の7棟になります。常設化によりますます牡蠣小屋がにぎわいそうです。

最寄り駅はJR筑肥線の筑前前原駅で、バスが出ていますが、本数が少ないためタクシーか、自家用車、レンタカーがおすすめです。

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子連れにおすすめの牡蠣小屋3選を紹介します

牡蠣の写真

ここまで牡蠣小屋の特徴や各エリアの特徴を紹介しました。

どこの牡蠣小屋もそれぞれに工夫がありおすすめですが、そのなかでも子連れにおすすめの牡蠣小屋を紹介します。

参考にしてくださいね。

のぶりん(岐志エリア)

2022年は10月8日(土)から営業開始です。

サイドメニューが豊富で、焼き牡蠣以外も楽しめます。

事前にLINE会員になると定期的にお得な特典も届きます。

またスマートフォンの充電ができるのもうれしいサービス。

外出中はスマートフォンで写真を撮ったり、検索したり、充電が少なくなることもあるので助かりますね。

特に子ども連れだと長い待ち時間は辛いですが、ホームページから予約ができるので安心です。

残りの席数も表示されますので、混み具合も把握できますよ。

住所糸島市志摩岐志778-5
店休日不定休、年末年始
持ち込み飲み物、おにぎり可
炭、ガス火炭火
ジャンパー、エプロンの貸し出しあり
公式サイトhttps://www.kakinonoburin.com/

 

飛龍丸/カキの阿部(福吉エリア)

先ほど紹介したとおり、福吉エリアは電車でのアクセスが一番便利なエリア。

近くにコンビニがあり、ドリンクや買い忘れたものを調達できます。

ハンドルキーパーにはソフトドリンク1杯無料のうれしいサービス付き。

平日の持ち込みはなんでもOKなので、牡蠣を食べさせるのは心配な低年齢の子ども連れにおすすめ。

野菜や肉を焼くことができる数少ない店です。

住所福岡県糸島市二丈福井5490-13
店休日不定休
持ち込み飲み物、おにぎり可
平日の持ち込みは自由
炭、ガス火炭火
ジャンパー、エプロンの貸し出し現在休止中
公式サイトhttps://www.kakinoabe.com/

※2022年の営業開始は2022年9月30日の時点では不明です。詳細は公式サイトをご確認ください。

日進丸(岐志エリア)

悪天候以外は敷地内の庭で食事ができ、外は犬やペット可です。

天気が良い日は庭で子どもたちが遊べます。

おむつ交換場所の提供があるので、小さい子どもがいても安心。

店内の広さはないので、平日、土日ともに予約することをおすすめします。

酒類の持ち込みは不可なので注意しましょう。

住所糸島市志摩岐志705
店休日火曜日、年末年始(12/27~1/4)
持ち込み調味料の持ち込み自由
酒類の持ち込みは不可
炭、ガス火炭火
ジャンパー、エプロンの貸し出しあり
公式サイトhttps://nissinmaru.com/

※2022年は10月22日(土)オープン予定(2022年9月30日の時点)、詳細は公式サイトをご確認ください。

まとめ

どちらの店舗でもおいしいのですが、店の方に聞いたところ店によって牡蠣の味は違うそうです。

サイドメニューやサービス、調味料も違うので、たくさんある牡蠣小屋の中から、お気に入りの店を見つけて、糸島の牡蠣小屋を楽しんでくださいね。

牡蠣小屋の梯子もおもしろそうです。

特に土日は混み合いますので、時間にゆとりを持っていくことをおすすめします。

糸島の豊かな海の幸をぜひ堪能してください。

※営業日、持ち込み、サービスなど変更している可能性があります。各店舗のホームページや入店前に確認してください。


【ライター プロフィール】

-hiroko-
高校1年生の息子と中学2年生の娘の子育て中ライター。少しずつ親の手が離れていくのを感じる日々です。
「自分らしく楽しく暮らす」をモットーに、興味あることには積極的に挑戦中。
趣味はキャンプで、いつかソロキャンプデビューしたい。

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