子どもと一緒に虫取りへ行こう!必要な道具や服装、注意点をチェック

虫取りをしている男の子

1ヵ月もある夏休み、何をするか悩んでいるなら、子どもと一緒に虫取りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

虫取りは、虫や植物など自然に触れることのできる、夏休みならではの楽しみです。

普段はなかなかできない虫取りに、きっと子どもは大興奮するでしょう。

大人にとっても、勉強を兼ねた虫取りはぜひ取り入れたいイベントです。

この記事は、虫取りに必要な道具や持ち物、注意点をご紹介します。

虫取りに必要な道具

虫かごと虫取り網

虫取りには、捕獲や保管に使うもののほか、いくつかの道具が必要です。

虫取りに必要な道具をご紹介します。

虫取り網

まずは虫を捕獲するための、虫取り網です。

棒の先に網がついた基本的なものは、量販店だけでなく100円均一でも売られています。

柄が伸縮するタイプなら、高いところにいる虫もねらえるので、楽しみの幅が広がりますね。

伸縮タイプは、持ち運びや保管にも便利でおすすめです。

虫かご

捕獲した虫を入れておくには、虫かごが必要です。

手に持つタイプのものも売られていますが、虫取りに持っていくなら、肩からかけられる、ひもが付いたものがおすすめです。

足元が不安定な場所で虫を取ることも多く、安全のためにも両手は空けておきましょう。

懐中電灯

暗い時間帯に虫取りに行く場合は、安全のために懐中電灯が必要です。

とりわけ、クワガタやカブトムシをねらうなら、夜間の採集が効率的です。

あたりが暗い時間帯に、懐中電灯を持って昆虫の集まる木へと向かうのが良いでしょう。

ただし、灯火採集ができない場所もあるため、採集予定場所の灯火の可否を確認しておく必要があります。

ピンセット・マイナスドライバー

ピンセットやマイナスドライバーは、隙間に入り込んだ虫を取るときなどに使います。

クワガタなどは、見つけても樹木の溝に入り込んでしまうことがあるため、ピンセットがあると便利です。

またマイナスドライバーは、土を掘り返したり、朽ち木を削ったりするときにも使えます。

どちらも100円均一で売られているようなもので充分ですが、昆虫採集用のピンセットなども販売されています。

虫取りの持ち物

絆創膏

虫取りでは、虫取りグッズ以外にも持ち物が必要です。

虫取りで持っていくと良い持ち物をご紹介します。

虫よけスプレー・塗り薬

虫取りに行くと、市街地にいないような虫に刺されてしまうこともあるため、虫刺され対策は万全にしておく必要があります。

虫よけスプレーを持参し、服の上からもスプレーをかけて予防しましょう。

また、もし虫に刺されてしまったときのため、塗り薬も用意しておくと安心です。

タオル

タオルは汗を拭くだけでなく、首に巻いておくことで襟元から洋服内に虫が侵入するのを防げます。

タオルを首にかけるだけでなく、首の周囲でひと巻きしてから1回結ぶようにすると、より隙間をなくせます。

なお、タオルの色は白っぽいものを選びましょう。

黒い色は蜂が寄ってくるため避けてください。

目薬

小さな虫が目に入ったとき、人口涙液の目薬があると洗い流せます。

近くに水道があれば、水道水で洗い流すことができますが、虫取りに行くと水道のある場所ばかりではありません。

肉眼では見えづらい小さな虫もたくさん飛んでいるため、思いのほか目に虫が入ってきます。

虫だけでなく、砂埃が目に入ったときも役立ちますよ。

消毒液・絆創膏

自然のなかで過ごすと、転んだり、擦り傷ができたりすることも考えられます。

ケガをしたときのために、消毒液や絆創膏を持っておくと安心です。

絆創膏だけでも良いと考える方もいるかもしれませんが、土に触れると思わぬ菌が付着することもあるため、消毒液も持参すると良いでしょう。

なお、大きなけがをしたときは、すぐに病院へ向かってください。

飲み物

飲み物は、夏の虫取りでは熱中症対策として必須の持ち物です。

ペットボトルのジュースを持っていく方もいますが、甘い飲み物は蜂が寄ってくる可能性があるため避けましょう。


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虫取りに適した服装

虫取り網を持っている女の子

虫取りは、安全のためにも適した服装で行く必要があります。

虫取りに適した服装はどのようなものかを解説します。

長袖・長ズボン

夏の暑い時期ですが、虫取りの服装は長袖に長ズボンが基本です。

自然のなかに入ると、木に引っかかってケガをしたり、虫に刺されたり、毛虫や植物の葉でかぶれたり……。

こうした危険があるため、できるだけ肌の露出を抑えましょう。

黒い服は蜂が寄ってくるため、白っぽいものをおすすめします。

帽子

帽子は、熱中症対策としてかぶるほか、頭部を守る意味でも欠かせません。

虫取りへ行くと、どうしても蚊や蜂に刺される可能性があるため、帽子をかぶることで頭への被害を軽減させましょう。

歩きやすい靴

虫取りへ行くときの靴は、歩きやすいものが原則です。

虫取りのできる場所は舗装された道ばかりではなく、歩きにくいところもあります。

履きなれた靴を履いていきましょう。

ビーチサンダルやかかとが出るタイプのサンダルは、露出している部分のケガや虫刺されの心配があるため、暑くても足を覆う運動靴などをおすすめします。

ぬかるみがある場所へ行くときやヘビ対策には、長靴が良いでしょう。

軍手

虫取りに欠かせないアイテムが、軍手です。

軍手は、虫のいそうな隙間に手を入れたり、土や岩をよけたりする際に、ケガ防止のために着用しましょう。

手のひらや手の甲は洋服では覆えないため、軍手着用は虫刺され防止にもつながります。

暑いときは、必要なとき以外は外すなど臨機応変に着脱してください。

虫取りに行くときの注意点

炎天下の下でお水を飲んでいる男の子

虫取りに行くときは、どのような行動に気をつければ良いのでしょうか。

虫取りの際の注意点をまとめました。

こまめに水分補給と休憩を取る

楽しい虫取りも、元気があればこそです。とりわけ夏の虫取りは熱中症対策が必須になります。

こまめに水分を補給し、休憩も取るようにしてください。

水分補給や休憩は、夢中になると忘れてしまいがちです。

また興奮していると疲れも感じにくくなるため、疲れた感覚がなくても時折日陰で休むようにしましょう。

知らない虫・生き物には触らない

森や林にはさまざまな生物がいるため、知らない虫や生き物には触らないのが原則です。

子どもは何でも触りたがるものですが、自然のなかには危険生物もいるのだと子どもにいい聞かせるチャンスです。

また、カブトムシやクワガタなどを手でつかむ機会もあるでしょう。

どのような虫でも、素手で触ったら必ず手を洗うことが大切です。

気温が高い時間帯は避ける

夏に屋外で長時間活動するのは、子どもも大人も危険なケースがあります。

虫取りに行くにあたって、暑さ対策・熱中症対策をするのはもちろんですが、それでもあまり暑い時間は避けるのが懸命です。

夏は夕方になっても暑さが残るため、虫取りは朝がおすすめです。

まとめ

虫取りは、服装や持ち物に気をつけ、さらに熱中症対策を万全にすることで安全に楽しむことができます。

万が一、ケガをしてしまったときの対応として、絆創膏だけでなく消毒液などの準備も整えておきましょう。

夏の虫取りは、暑さも激しく大変なこともありますが、それだけに探究心を刺激するチャンスもたくさん得られます。

虫や植物のことがわかるだけでなく、虫取りに行った楽しい思い出がずっと残ることでしょう。

決して無理をせず、万全の準備で虫取りを楽しんでください。


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