自己主張が強い子どもへの接し方は?自己主張が弱い場合はどうする?

睨んでいる男の子

子どもの自我が芽生えてくると自己主張が強くなる傾向がありますが、反対にあまり自己主張しない子もいます。

子どもの成長過程だとわかっていても、やはり自己主張が強すぎてわがままになっている子や、反対にあまり自己主張をしない子への具体的な対処方法に悩むパパやママは多いのではないでしょうか。

この記事では自己主張が強い・弱い子への接し方や、「自己主張」と「わがまま」の違いなどをまとめました。

ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

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「自己主張」と「わがまま」の違い

怒ってい泣いている子ども

子どもの「自己主張」は、個人の考え方としてできる限り受け入れてあげたいものですが、「わがまま」との線引きが難しいですね。

自己主張とわがままでは、親の接し方が変わってきます。

対処方法を間違えないようにするためにも、違いを確認しておきましょう。

自己主張

「自己主張」とは、持論や欲求などを述べること。

自分の意見を人に“伝える”意味の言葉で、さらに「相手の主張・考えも受け入れることができる」状態です。

例えば「早く滑り台で遊びたい」のは子どもの「自己主張」、パパやママに「滑り台の列に順番に並ぼうね」と言われても、きちんとルールを受け入れられる状態です。

ルールを伝えたときに「落ち着いて言葉の意味を理解し、納得する」理想的な精神状態といえるでしょう。

わがまま

「わがまま」とは、相手のことを考えずに主張を押し通すこと。

他人を自分の思いどおりに動かそうとする意図があり、さらに「否定されると受け入れられない、希望が叶わないことに苛立つ」状態です。

例えば「自分だけ早く滑り台で遊びたい」のは「わがまま」、パパやママの「滑り台の列に順番に並ぼうね」というルールは受け入れられない状態ですね。

ルールを伝えても、自分のことしか考えられないので、「横入りしても滑りたい」「何で自分の思いどおりにならないのか」という“わがまま”な状態といえるでしょう。

自己主張をするのは大切なこと

指差しする園児

人間の赤ちゃんは、泣いたり笑ったりして自分の好き嫌いや欲求を表現しています。

その後も発達を続け、2歳くらいになるといっそう自己が明確になっていきます。

自己をしっかり持つようになり、自分の思いを言葉や動きで伝えられるようになったのは至極真っ当な発達で、喜ばしいことです。

自分の考えを主張できるのは良いことですが、あまりにも自己主張が強すぎてしまうと、パパやママとしては対処に困る場面も多くなるでしょう。

次に、“親としての接し方”を詳しく解説します。

自己主張が強いわが子への接し方

ふてくされて寝そべっている女の子

自己主張が強く、パパやママの言うことを聞いてくれない子どもに毎日接するのは本当に大変ですよね。

自己主張し始めるのは成長の証であり、決して悪いことではありませんが、あまりに子どもの主張が強すぎると、対応するパパ・ママも困り果ててしまいます。

子どもの自己主張が強い場合の、具体的な対処法をご紹介します。

話をしっかり聞いて受け止める

子どもの自己主張に対しては、途中で遮ると「聞いてもらえなかった」と不満が残ってしまうので、まず最後まで主張させ、しっかりと話を聞きましょう。

そのうえで「〇〇したかったんだね」とオウム返しで気持ちを代弁し、受け止めます。

そうすることで「パパやママが気持ちをわかってくれた」と、安心するとともに少しずつ冷静になれるはずです。

話を聞いている最中に「でもね……」と諭したくなることがあるかもしれませんが、辛抱強く最後まで主張に耳を傾けてあげましょう。

許すこと・許さないことを決めておく

子どもの主張をよく聞いたうえで、許すこと・許さないことをわかりやすい言葉で伝えるといいですね。

例えば、「人の迷惑になること」「ルールを守らない」「危険なこと」などは、やってはいけないこと。

社会性を身につけるために重要なことなので、毅然とした態度で“許さないこと”として伝えましょう。

逆に、多少の失敗で済むことはやらせてみるのもおすすめです。

失敗から考えて学び、どうすればいいか子ども自ら理解できるようになります。

理由を理解できるように伝える

子どもの主張を認めない場合は、理由も子どもにわかるように伝えるのが重要です。

(例)
  • 子どもの主張:出かける時間だけどテレビを見たい
  • 主張を認めない理由:〇時に約束しているから・約束を守らないのはいけないこと・相手に嫌な思いをさせる、など

主張が認められなかった理由の説明がないと「否定された事実」しか子どもには残らないので、わかりやすい言葉で冷静に伝えましょう。

気をそらして落ち着かせる

子どもが強い自己主張をしてきたとき、多くの場合は興奮状態かと思います。

その場合、何を話しても伝わらないので「すべての主張を聞いてみる」、そのうえで「違う話題に切り替える」と、子どもの気をそらして落ち着かせることができるかもしれません。

気分が変わって冷静になってくることもあるので「今日のご飯は何食べたい?」など、子どもが興味を持ちそうな話題に切り替えてみることも、ぜひ試してみてください。

自己主張が弱い子どもにはどう対応する?

顔を隠している子供

自己主張が苦手な子どもの場合、「自分の意見をもっと主張してほしい」と願うのが親心ですね。

ですが、「もっと自分の気持ちを話してね」などの声かけは、子どもの苦痛になってしまうでしょう。

自己主張が弱い子どもへの対処方法にも、工夫が必要です。具体的な方法をみていきましょう。

子どもへの接し方を見直す

自己主張が苦手な子どもの場合、パパやママの声かけ・接し方を見直してみましょう。

少しずつ自分の気持ちを話してくれることがあります。

  • 子どもの意見を否定ばかりしていないか
  • 忙しくて子どもと話す機会が少なくなっていないか
  • 先回りして子どものことを決めていないか

上記のようなことが当てはまるケースでは、子どもは「どうせ言っても聞いてもらえない」と思い、自分の考えが言えなくなっていることもあります。

子どもの目線に合わせ、話を聞く体制を整え受け入れてみましょう。

選択肢を与えて子どもに選ばせる

「自分の意見を言っていいんだよ」と伝えても、自己主張が苦手な子には簡単にはできないでしょう。

子どもの気持ちを確認するには、「これとこれならどっちがいい?」などと選択肢をいくつか提示して、本人に考えさせたり選ばせてみたりしましょう。

パパやママが「自分の話を聞いてくれた」「選ばせてくれた」「気持ちをわかろうとしてくれた」などの感情がうまれ、子どもはだんだんと「自分の意見を言ってもいいんだ」と思えるようになるでしょう。

意見が言いやすい質問をする

自己主張が弱い子どもは「気持ちを伝えたいけどうまく言葉にできない」ケースが多くあります。

そのため、「答えやすい質問」を意識してみるといいでしょう。

例えば「この絵本どうだった?」と聞いても、答えるのはなかなか難しいですよね。

そうではなく「一番楽しいと思ったのは何?」など、子どもが答えやすい質問をしましょう。

自分の意見や考えを相手に伝える訓練になります。

ただし、話すことを急かさないように気をつけてください。

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まとめ

公園で遊んでいる子どもたち

自己主張が強い子ども・弱い子ども、どちらもまずは「子どもの気持ちに寄り添い、しっかり話を聞く」体制を整えましょう。

自分で考え、それを伝える経験を通して自分の気持ちを「整理できた」「伝えられた」という、子ども自身の大きな自信につながるでしょう。

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