3月はつくしの季節!子どもと一緒につくしを探してみよう

3月はつくしの季節!子どもと一緒につくしを探してみよう

つくしの季節は、寒い冬が終わり、だんだんと日が長くなってくる春。

つくしに出会える季節を知りたい方のために、つくし狩りに適した季節からつくしの探し方をお伝えします。

子どもと一緒に楽しめるつくし遊びやつくしの食べ方までまとめてご紹介しますので存分に楽しんでくださいね。

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つくしとは?

つくしとは?

「つくし」は、スギナが胞子を撒くためにできた、茶色で傘状の茎の部分です。

その名の由来は茎の部分についた袴の部分が、まるで継ぎ目に見えることから「継く子」と呼ばれたことがきっかけという説が有力視されています。

ただし、漢字では「土筆」と書きます。

土に筆を逆さに挿したような形状からその名がついたようです。

つくしとスギナの関係は?

春の風物詩ともいえる「つくし」。

食用として佃煮や煮物にして食べられることは皆さんもよくご存じではないでしょうか。

でも、つくしは植物名ではなく、正式名称がスギナで、いわゆる「雑草」の仲間だとは案外知られていないかもしれません。

スギナは、棒状の葉を生やした緑色の植物で、杉に似ていることから「スギナ」と名付けられました。

「つくし」はこのスギナから、地下茎から出てくる胞子茎のことを指します。

胞子が放出したあとは、つくしは枯れてしまいますが、その同じ場所から緑のスギナが生えてくるのです。

つくしに花は咲く?

つくしに花は咲く?

つくしが開くと、「あ!花が咲いた!」と思わずうれしくなってしまう方もいるかもしれません。

小さな傘状の茎から、網目のように茶色く焦げた花が並んでいるように見えますが、でも、あの花に見えるものは、実は花ではないのです。

スギナはシダ植物。

花は咲かず、胞子によって個体を増やします。

一見、花に見えるつくしの傘状の部分は、実は胞子を飛ばしている部位。

スギナは緑の部分で光合成し、つくしは胞子を飛ばすのが役割です。

つくしの季節はいつ頃?

つくしは春の季語でもあり、春を代表する植物といえます。

では、具体的には何月頃から生えてくるのでしょうか?

つくしが生え始めるのは冬の寒さが和らいで暖かくなってきたころで、梅の花が咲いている頃といわれています。

桜の花が咲く少し前が全盛といわれており、地域にもよりますが、3月から4月頃がつくしを採るのに一番おすすめの時期です。

つくしは、桜が咲いたあともまだ見つけられますが、ずいぶんと伸びてしまっているものは調理には向いていません。

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つくしの探し方は?子どもと一緒に探そう

つくしの探し方は?子どもと一緒に探そう

つくしを探しに行こう!と思っても、つくしがどこに生えているのかわからないと難しいですよね。

子どもと一緒にいざ探しに出ても見つからないと困ってしまうこともありますが、コツさえつかめばすぐに見つかります。

ここでは、つくしの探し方を紹介します。

つくしがある場所はどこ?

つくしを探すには、日当たりの良い川沿いが狙い目なのは「つくし好き」の間では有名な話です。

川が近くにない方は、田んぼのあぜ道や畑の隅っこなどを探してみてください。

でも「マンションの植え込みで見つけたよ!」「空き地に生えてた!」という声もあるほど、条件さえ整っていればつくしはどこにでも生えています。

一般的には、つくしは雑草がたくさん生えていて、水分がしっかりある場所を好むようです。

日陰では生えにくいようなので、日当たりの良い場所を探してみましょう。

つくしの遊び方

つくしの遊び方

つくしは「採ったら食べるもの」という印象がある方もいるかもしれませんが、実は野遊びにも楽しめる植物です。

おままごとの材料にしたり、家で草花と一緒にかざったり、胞子を吹いて遊んだり、ちぎって並べて遊んだり、つくしはいろんな遊び方ができますが、ここでは「当てっこ遊び」と「アクセサリー作り」の二つを紹介します。

当てっこ遊び

子どもの頃、この「当てっこ遊び」をした経験がある方もいるのではないでしょうか?

つくしの節の部分をちぎってから、茎をつなぎ直して、どこが切れているか当てっこしてみましょう。

ちぎり方がうまくないと茎に指の跡が残ってしまうので、丁寧にちぎらないとすぐにバレてしまいます。

節についている袴が大きいものを選ぶのもコツ。

まだ若いつくしを選んでしまうと、袴が小さく、つなぎ直すのが難しくなってしまいます。

ぜひ子どもと一緒に試してください。

アクセサリー作り

実は、つくしは子どものアクセサリー作りにも大活躍してくれます。

つくしの節の部分をちぎって、頭の部分を落とし、茎の部分を他の茎の袴につないでブレスレットやネックレスを作ってみましょう。

また、シロツメグサで作るものと同じ作り方で、冠も作れます。

長めであればあるほど、編みやすいので、暖かくなった頃に作るのがおすすめです。

少し伸びてきたつくしを、およそ2〜30本ほど採ってきて、頭のサイズになるまで編み込み続けましょう。

数を見つけられなかったら、輪を小さくしてブレスレットにもできます。

お花で作るのとはまた違う、シックで味わい深いアクセサリーのできあがりです!

つくしの食べ方

つくしの食べ方

つくしは採るのは簡単ですが、実は食べる前の下ごしらえがとっても大事です。

少し手間がかかってしまいますが、手間をかけて良かった!と思えるほどおいしく、春らしさも感じられます。

まず、採ったらできるだけ早めにアク抜きするのがコツです。

たっぷりの水を使って、砂や埃などの汚れを落としましょう。

洗ったら、袴を丁寧に一つずつ取り除きます。

ここが大変で割愛したくなってしまいますが、この袴は茹でても硬いままなので要注意です。

スプーン1杯の塩と、少々の酢でさっと20〜30秒茹でたら、すぐに水にさらして下ごしらえ完了。

水にさらし終えたら卵とじにしたり、お浸しやきんぴら、佃煮にしたり、お好みの料理にして楽しみましょう。

まとめ:春の季節を感じるつくし狩りを楽しもう

つくしは春の季節にしか出回らない貴重な植物です。

つくし狩りをしたあとは、飾って愛でるのもよし、子どもと遊ぶのもよし。

つくしをたくさん詰んで、春の味覚を楽しむ山菜として佃煮で食べるのもおすすめです。

いろいろな方法で春の風物詩を楽しんでくださいね。

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