おつかいデビューはいつから?安全面での注意ポイントもご紹介

おつかいをしている子ども

子どもがある程度成長し、幼稚園・保育園~小学生くらいになってくると、一人でおつかいに行きたがることがありますよね。

ママやパパも、そろそろおつかいに行かせたほうがいいのか考えることもあるでしょう。

しかし、小さな子どもに一人でおつかいに行かせるのは心配なことがたくさんあります。

そこで今回の記事では、子どもがおつかいに行けそうか判断するポイントや事前にやっておくことなどを紹介します。

ぜひ参考にしてください。

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テレビ番組の影響を受けすぎない

おつかいをする姉弟

有名なテレビ番組に、小さな子どもが一人で遠くまでおつかいに行くものがありますが、真似をするのは現実的ではありません。

テレビ番組では打ち合わせや下調べのもと企画がおこなわれています。

子どもに危険なことがないように、一般人に扮したスタッフが見守っているなど、サポートも十分にされています。

テレビに自分の子どもと同じ年の子や年下の子が出ていても、同じようにできる年齢だと考えないようにしましょう。

「おつかい=買い物」ではない

おつかいというと、お店に行って何かを買ってくることを想像してしまいますが、それだけが「おつかい」ではありません。

例えば、隣の家に届けものをする、近所に住んでいるおばあちゃんの家にお土産を持って行くことなどもおつかいに含まれます。

遠くまで一人で買い物に行くといった、小さな子どもにとって危険をともなうような難しいことをしなくても十分です。

「一人で頼まれたことをできた」という達成感を味わえるなら、ちょっとした簡単なことでも良いでしょう。

小学校で禁止されていないか確認

子どもに実際におつかいをさせる前に、通っている学校のルールを確認する必要があります。

学校によっては、子どもだけで買い物に行くことを禁止しているところもあります。

しっかりと学校のルールを確認しておきましょう。

しかし、どうしても買い物をさせたい、子どもがしたがっている場合もありますよね。

禁止されている場合は、一人で行かせるとルール違反になってしまいます。

このような場合は、親は後ろから黙ってついていくだけにするなど、工夫しておつかいをしてみるのも一つの方法です。

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いつからおつかいに行かせるかを見極めるポイント

子どもをおつかいに行かせるタイミングはいつが良いのか悩んでしまいますよね。

一律にいつが適切という時期はありません。

しかし、おつかいに行っても大丈夫なタイミングを見極めるポイントはあるので紹介します。

子どもの成長度合い

毎日一緒に生活している親の目から見て、一人でおつかいに行かせても大丈夫と思えるかどうかは大切なポイントです。

交通ルールが理解できる、親との約束を守れる、困ったら周囲に助けを求められるなど、一人でおつかいに行くには必要なスキルがたくさんあります。

これらのことができるかどうか、日々の生活のなかで判断しましょう。

また、子どもの性格や成長度合いをみるのも大切なポイントです。

行き先を決める際も、子どもの成長度合いに合った場所を選ぶことでスムーズにおつかいができますよ。

近所の方々との関係

隣近所だけなく、目的地や道中に顔見知りがいるかは、子どものはじめてのおつかいにとって、親子双方の不安を減らすためにも必要な要素の一つです。

顔見知りがいることで、何かあったときに子どもが助けを求めやすかったり、気にかけてもらえたりといったメリットが生まれます。

例えば、お店を目的地にする場合、子どもがいくことを伝えておき、「〇時までに着かなかったら連絡をください」などの安全策も取れます。

お付き合いの薄い地域に住んでいる場合は、子どもが知らない大人とコミュニケーションが取れるかもポイントです。

近所の方とは挨拶を交わすなど、普段からにコミュニケーションをある程度とっておくと、おつかい以外の場面でも安心かもしれません。

車通り

車通りの多い地域では、交通ルールを理解して正しく守れるかが重要です。

歩道がない道や信号のない横断歩道など、危険がある場合は安全におつかいを済ませるためにも、特に重要なポイントとなります。

車通りが多い地域では、交通ルールを守れても車やバイク、自転車などが歩いているそばを通り過ぎていくこともあります。

そのため、無理して小さいうちにおつかいに行かせるのは危険かもしれませんね。

おつかいに行かせる前にやるべきこと

ポストに手紙を投函する子ども

おつかいの前に準備することがいくつかあります。

ここでは、おつかいに行かせる前にやるべきことを紹介します。

何度も歩いて道を覚えさせる

いつも行っている場所でも、子どもが道をわかっているとは限りません。

子ども自身は、何となく親について歩いているだけで、道を覚えようと意識していることは少ないかもしれないですよ。

「自動販売機のところを曲がるよ」「青い屋根のおうちが見えたらもうすぐ」など、道順を子どもにわかるように伝えながら歩いてみましょう。

交通ルールを理解させる

おつかいをするとき、一人で道路を歩くことになったら横断歩道や信号ではどうするかは覚えておく必要がある重要なポイントです。

基本的なことだけでなく、道中の危険な場所や何に気をつけたら良いのかも伝えておきましょう。

例えば、「ここは少し見にくいから絶対に止まって左右を確認すること」など、危険を回避するための知恵を伝えておくことは大切です。

お金を払ってお釣りを受け取る練習をする

おつかいで買い物に行かせる場合は、実際にお金を払って物を買う行為に慣れさせておきましょう。

最初はお金を渡すだけ、次はお釣りも受け取る、慣れてきたら子どもが自分用の財布からお金を出してお釣りもしまうなど、段階を踏んで練習させると良いでしょう。

普段の買い物の際、レジでお金の受け渡しをやりたがったら、おつかいに行かせるかどうかは別として、少しずつやらせても良いかもしれません。

店内で「おつかい」をする

おつかいを最初からすべて子ども一人でやらせようとしても難しいかもしれません。

親はレジ前で待っていて、子どもにいくつか品物を持ってきてもらうなどの練習から始めると良いでしょう。

できたらステップアップして、次は会計までしてきてもらうなど、ちょっとずつ進めていくのがおすすめです。

一人で公道を歩かせる前の練習から始めれば、不安も少なくなりますよ。

「わからなかったらお店の人に聞いて」など、うまくできないときの対処法を伝えておくと子どもの不安を減らすことができ、コミュニケーションの練習にもなります。

交通量が多い地域の場合、一人で行動できるようになるまではこれをおつかいとしても良いでしょう。

おつかいが終わった子どもへの対応

おつかいが無事にできたらどのような対応をしたら良いのでしょうか。

成功しても失敗しても、次につながるような対応をしたいですよね。

無事におつかいができた場合

何ごともなく無事におつかいができた場合、達成感を味わえるような声かけをしましょう。

例えば、「ありがとう」「助かったよ」「がんばったね」「またお願いね」など感謝や頼りになるよという気持ちを伝えてあげると達成感を感じやすくなります。

一人でできた、親の役に立ったと感じられる経験は自信につながり、おつかいのようなお手伝いに限らず、子どもの自信につながります。

失敗してしまった場合

途中で引き返してきた、わからずに買えなかったなど、おつかいが失敗に終わってしまう可能性もあります。

どのような声かけをしたら良いのか悩むところですが、ネガティブな声かけにならないように注意しましょう。

まずは、途中まで行けたこと、お店まで行けたことを褒めてあげてください。

買う物を間違えた場合は、間違えていることに言及するのではなく買い物ができたこと自体を褒めましょう。

次は成功できるようママやパパもアドバイスし、行きたがらなければ無理に行かせないようにしてください。

ネガティブな声かけや無理強いは、おつかいだけに関わらず、何かに挑戦することにも拒否感を持ってしまう可能性があるので避けましょう。

まとめ

買い物袋を手渡す様子

今回の記事では、子どものおつかいデビューの際、いつから始めたら良いのか、注意点、見極めのポイント、事前準備などを紹介しました。

子どもによって性格や成長速度はさまざまです。

有名なおつかいのテレビ番組などもありますが、あくまでも企画されたものであり参考にはできません。

おつかいはさせなくてはならないものではないので、無理をせず我が子の成長をみながらそのときできそうなことから始めてみましょう。

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