福岡の野外フェス「CIRCLE」をご存知ですか?
2023年は4年ぶりに海の中道海浜公園で「CIRCLE’23」が開催されることになり、CIRCLEファンは盛り上がっています!
CIRCLEは小さな子どもも参加しやすいフェスで、家族で楽しむことができる行楽イベントになっています。
筆者はこれまでに6回参加していて、子どもが0歳のうちから一緒に参加しています。
そんな筆者がCIRCLEの魅力をご紹介します!
ぜひ子どもと一緒に「CIRCLE’23」に行きませんか?
福岡のフェス「CIRCLE’23」の開催が決定!
※筆者撮影写真
CIRCLEは2012年から毎年5月に海の中道海浜公園で開催されてきた野外音楽フェスで、2023年が10回目の開催となります。
2020〜2022年は新型コロナの感染拡大の影響を受け、開催が中止されたり、会場を変更して開催されていましたが、2023年は4年ぶりに海の中道海浜公園での開催が決定しました。
CIRCLE’23は、2023/5/20〜21の2日間で開催されます!
参考:CIRCLE公式サイト
「CIRCLE」ってどういうフェス?
※筆者撮影写真
CIRCLEは広大な公園の緑あふれる環境の中、季節的にも過ごしやすい5月に開催されるとても気持ちのいい野外音楽フェスです。
CIRCLEはいい意味でゆるやかなフェスで、会場全体に優しい雰囲気が流れています。
そこに集うアーティストも観客もなんかみんなゆるくて優しくて、子どもたちにもとてもフレンドリー。
音楽やアーティストにそこまで興味がなくても楽しめて、子ども連れも多いので、フェス初心者や子どものフェスデビューにもおすすめのフェスです。
「CIRCLE」の魅力
毎年大御所からマニアックな新進気鋭の若手まで、いろんなタイプのアーティストが集まりますが、不思議とどのようなアーティストもCIRCLEの空気感に馴染んで、会場中に一体感が生まれるのがまさにCIRCLEマジックです!
CIRCLEの会場は、スタンディング・エリア、レジャーシート・エリア、テント&タープ・エリアに分かれていて、後方のエリアでは、食事や飲み物を楽しみながらゆったりと音楽を楽しむことができるのも魅力の一つです。
会場のすぐ外には公園があるので、子どもにはライブ以外の楽しみもあり、長時間のイベントでも小さな子どもと一緒に参加しやすく、家族で楽しめるフェスになっています。
観客にもアーティストにも愛されるフェス「CIRCLE」
前回開催時は演歌の大御所、前川清さんが参加されて、一見ギャップを感じましたが(御本人もフェスに参加するのは初めてで戸惑っているとおっしゃってました(笑))、『長崎は今日も雨だった』で会場は大盛り上がり、まさに音楽で会場が一つになりました。
CIRCLE愛を語ってくれるアーティストも多数で、日本の音楽会の重鎮、細野晴臣さんは毎年参加されています。
観客も毎年参加しているリピーター客が多く、かくいう筆者もその一人です!
「CIRCLE」の料金体系
CIRCLEの料金体系は以下のとおりです。
2日通し券 | ¥15,600 | (学割) ¥11,600 |
1日券 | ¥8,800 | (学割) ¥5,800 |
学割対象は、大学生・専門学校生・高校生・中学生(当日、学生証を提示が必要)で、小学生以下は無料です。
最新のチケット情報はCIRCLE公式サイトよりご確認ください。
CIRCLE公式サイト:https://circle.fukuoka.jp/
2日通し券はありますが、残念ながらCIRCLE会場は宿泊不可です!
2日通し券を持っていてもすべての荷物を片づけて一度撤収し、翌日出直す形になりますのでご注意ください。
「CIRCLE」を子どもと一緒に楽しもう!
※筆者撮影写真
筆者は毎年テント&タープエリアにタープを張って、食事や飲み物を片手にのんびりと音楽を楽しむスタイルです。
お気に入りのアーティストのときや踊りたい気分になったら、貴重品だけ持ってスタンディングエリアに移動してライブ感を味わいます。
子どももそんな大人と一緒になって、音楽を聴いたり踊ったり食べたり遊んだりと一日中フェスを楽しんでいます。
子どもと一緒に一日フェスを楽しむために押さえておいたほうがいいポイントがいくつかあるのでご紹介します。
海の中道海浜公園へのアクセス
イベント会場には専用の駐車場はありませんので、シャトルバスの利用がおすすめです。
シャトルバスは前売券のほうが安いので、事前にチェックしておきましょう。
公演日の前日まで購入可能です。
その他にも電車、船でのアクセスが可能です。
電車好きで知られるくるりの岸田さんが、電車で会場入りしたとお話ししていたこともありました。
海の中道海浜公園の最寄り駅、西戸崎駅へ乗り入れるJR香椎線は、日本で唯一、起終点両方の駅が他路線との連絡がまったくない路線で、DENCHAと呼ばれる蓄電池電車が走る電車マニアにはちょっと熱い路線です。
参考:BEC819系[DENCHA(デンチャ)](JR九州)
これを機会にJR香椎線を利用してみてもいいかもしれません。
公園入口からフェス会場までのアクセス
※筆者撮影写真
海の中道海浜公園にはいくつかの入口がありますが、CIRCLEへの入場が可能な入口は「西口」のみです。
西口特設ゲートでチケット半券とリストバンドを交換し、リストバンドを装着して入場します。
リストバンドがないと会場へ自由に出入りできなくなるので、なくさないように気をつけましょう!
公園の入口からフェス会場までは少し離れていて、15〜20分ほど歩きます。
アウトドア用のカートがあると荷物を乗せたり、子どもを乗せて運ぶことができるので便利です。
水筒持参で気になる九州フードを楽しむ!
会場内にはソフトドリンクも多数用意されていますが、気候によっては多量の水分補給が必要になりますので水筒持参が安心です。
会場外には公園の自動販売機もありますが、暑いときは水やお茶は売り切れることもあります。
ビン・カン類の持ち込みは禁止なので、大人は会場内のアルコールを楽しみましょう。
公園の売店にはおやつやアイスもありますが品切れになることもありますので、子どもの好きなおやつを持参しておきましょう。
九州中からおいしいフードが集まるので、フェス飯を楽しむのもとてもおすすめです!
火気厳禁のためお湯を沸かしたり、自炊することはできませんのでご注意ください。
子連れCIRCLEに持っていくと便利なもの
子どもが0歳の頃から一緒にCIRCLEを楽しんでいる筆者が、子連れCIRCLEにあると便利なものをご紹介します!
- アウトドアチェア・・・音楽を聴くときはもちろん、開場待ちなど待機時間にも重宝します。
- アウトドア用カート・・・公園入口からフェス会場までの移動時にあると便利です。小さな子どもなら乗せて移動することもできます。
- ポップアップテント・・・授乳、オムツ替え、着替え用として役立ちます。
- 遊び道具・・・年齢に合わせたオモチャがあると子どもが飽きたときに助かります。フェスではシャボン玉を飛ばすと周りの方にも喜ばれます。年齢が上がればトランプなどのカードゲームもおすすめです。
- 防寒具・・・5月は日中は暑くても夕方以降はかなり冷えるし、天候が急に変わることもあります。ぜひ持参しましょう。
雨天時に持っていくと便利なもの
CIRCLEは雨天決行、荒天中止です。
また長時間のイベントなので、途中で急に天候が変わることもよくあります。
雨天に備えて持っていくと便利なものをご紹介します。
- カッパ・・・ポンチョタイプがサッと羽織れておすすめです。
- 長靴・・・雨が降ると地面がベチャベチャになるので、サンダルよりも快適に過ごせます。
- ぞうきん・・・濡れたタープやレジャーシートを拭くために用意しておくと役立ちます。
ちなみに、会場内では傘や日傘は使えませんのでご注意ください。
気になるトイレ事情
会場内に設置されている簡易トイレと、会場外の海の中道海浜公園の売店横にあるトイレがあります。
簡易トイレは例年2箇所に設置され数も十分ありますが、ステージの合間などは混み合います。
小さな子どもと一緒にトイレに入る場合は、会場外の公園のトイレのほうが個室が広いのでおすすめです。
会場から少し離れているので子どもには早めに確認するようにしましょう。
子どもが飽きてきたら
※筆者撮影写真
長時間同じ場所にいることになるので、子どもが飽きてくることもあります。
そんなときはフェス会場内をお散歩したり、会場を出て公園の遊具で遊ぶこともできます。
海の中道海浜公園はとても広い公園ですが、フェス会場である「野外劇場」の近くには「子供の広場」があり、噴水やトランポリンや売店があります。
はぐれてしまったときのために、子どもにわかりやすい待ち合わせ場所を決めておくといいですね。
会場を出入りするときは、リストバンドを係に見せる必要がありますので、なくさないように気をつけましょう!
退場のタイミング
大トリのアンコールまで楽しみたい気持ちはやまやまですが、会場中の観客が出口になだれ込むことやシャトルバスの待ち時間や交通渋滞なども考えて、退場時間を決めておきましょう。
家族みんなが「楽しかった」と気持ちよく終わるためには、途中で切り上げることも大切ですね。
大人も子どもも楽しめるCIRCLEを楽しもう!
※筆者撮影写真
4年ぶりに海の中道海浜公園で開催されることになったCIRCLE’23。
筆者をはじめとするCIRCLEファンは盛り上がっていますが、CIRCLEを知らない方や、興味はあるけど参加したことのない方に少しでもCIRCLEの魅力が伝わればうれしいです。
ぜひ一緒にCIRCLEを楽しみましょう!
ママライタープロフィール
小3の息子、小1の娘を持つママライター。(※原稿執筆時)
ズボラな性格も相まってライフハックが大好きです。
食べることも好きで、簡単でおいしいレシピを集めています。
キャンプや野外フェスなど、アウトドア活動を好みます。デジタルイラスト練習中。