行楽の秋。山口市中心部から手軽に行ける紅葉スポット寺院3選

紅葉スポット寺院3選アイキャッチ

猛暑の夏が終わり、ようやく過ごしやすい季節になってきました。行楽の秋の到来、皆さんはどこに出かけられますか?秋にふさわしいお出かけといえば紅葉狩りです。でも、紅葉の為にわざわざ遠方までドライブするのではなく、近場で見られる紅葉をお探しという方もいらっしゃるでしょう。そんな方の為に本格的な紅葉時期の11月には少し早いですが、自分もかつて足を運んだことのある山口市中心部から手軽に行ける紅葉スポットの寺院をご紹介しましょう。

※撮影時期が早い為、色づく前のものを掲載しています。見頃の時期に実際に足を運んでお楽しみいただければと思います。

両足寺(りょうそくじ)

両足寺は別名「モミジ寺」と言われ、山口地区の紅葉スポットとして近年名を知られています。

数年前、私も紅葉の見頃の時期に1度訪れたのですが、山門から境内に上がる階段、そして境内に上がったところまで見事にモミジの赤で埋め尽くされていて、それは見事という眺めでした。今回ご紹介する中では個人的に一番のお気に入りです。

両足寺1

両足寺2

両足寺3紅葉

アクセス

注意したいのはアクセスの問題です。小郡方面からなら国道2号線・山陽道山口南IC入口すぐ手前の大村交差点を北側に入ります。500mもすればすぐに道幅が狭くなり、車の対面交通が難しくなります。まっすぐ進んで山陽自動車道の高架下を過ぎて少し行けば案内版が見えてきます。

関連情報

見頃11月中旬~下旬
拝観9:00~16:30
その他敷地内は飲食・三脚使用禁止

龍蔵寺(りゅうぞうじ)

龍蔵寺は山口市の吉敷地区の奥地にあり、参道の階段から楼門をくぐり、境内まで続くモミジ、境内に上がった脇のイチョウが楽しめます。特にイチョウ樹齢900年を超える古木でその大きさも一見の価値があります。紅葉以外の部分でも境内の脇に流れ落ちる「鼓の滝」や数多くの仏像・地蔵が敷地内に点在してとてもバラエティがあります。

龍蔵寺1

龍蔵寺2滝

龍蔵寺3

アクセス

山口県庁バイパスから国道435号線に入って5分、ローソンのある交差点を山側に入って10分程度の場所にあります。国道から入った後は道幅が両足寺と同様に狭いので注意が必要です。

関連情報

見頃11月中旬~12月上旬
開門4月~10月/8:00~17:00、11月~3月/8:30~17:00
拝観料大人200円 中高生100円 小学生50円

龍福寺(りゅうふくじ)

かつて室町時代、西の京として京都以上に栄えた山口ですが、龍福寺は大内氏にゆかりの深い寺です。陶晴賢の謀反で滅亡した大内義隆の菩提寺で、境内には大内氏と陶氏の戦乱で焼け落ちた寺を再建した毛利氏に関する資料を展示する資料館もあります。

龍福寺の紅葉は境内に続く約100mほどの一直線の石畳の参道にモミジが連なり、紅葉時には赤いトンネルのようになります。先の2か所の山寺と違って、西の京山口の中心部、かつて大内氏の館があった場所に建っているので、とても趣ある紅葉が楽しめます。

龍福寺1

龍福寺2参道

龍福寺3

この地域について

このあたりは大殿大路・下堅小路・後河原と呼ばれ、西の京山口の古い街並みと雰囲気が残る地域で、かつて私も学生時代よくこの近所を通っていたのですが、路地を入った所にひっそりとあるお寺の為、どういう訳かその存在をほとんど認識せず寺の前を通った思い出がありせん。

春の桜の時期には一の坂川・後河原の桜並木はよく通っていた割に紅葉の龍福寺を見逃していたとは、まさに灯台下暗しです。

関連情報

見頃11月中旬
資料館9:00~17:00
入館料大人200円 小学生150円

まとめ

いかがでしたでしょうか。徳地の重源の郷長門峡など山口市の山間地へ足を運んでもよいのですが、近くでも紅葉を楽しめる場所があることが分かると思います。

写真では深緑の葉でしたがこれらが赤や黄に染まることを想像して、見頃となる11月にお出かけしてみていかがでしょう。

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