本州の最西端にあり、温泉が多いことで知られる山口県。子育てをするにあたり、どのような制度や施策があるのでしょうか。
この記事では、山口県で子育てをする際に知っておきたい県の取り組みや、山口県ならではの取り組みを5つピックアップしてご紹介します。
これから山口県で子育てをする予定のある方、今まさに子育てをされている方はぜひ参考にしてみてください。
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ママの再就職イベントも!法人の子育て支援も手厚い山口県の子育て支援制度
ママドラフト会議
「結婚や出産を機に退職したけれど、もう一度働きたい!」というママと企業とのマッチングをサポートする「ママドラフト会議」は、2019年10月に山口県では初めて開催された取り組みです。
参加企業計26社が1分ずつスピーチし、30人のママ参加者のうち5人の代表がプレゼンを行いました。その後、各企業とママ参加者の交流会があり、名刺・情報交換が行われました。
託児サービスもあり、ママ参加者・企業のどちらからも評判が高いイベントです。子育てに区切りが付いたら働きたいママさんにとって、今後も注目のイベントでしょう。
やまぐち子育て応援パスポート
妊娠中の方や満18歳未満の子どもがいるご家庭に「山口子育て応援パスポート モッちょる!!」を交付し、全国の協賛店で子育てサービスを受けられる取り組みです。
サービス内容は料金の割引や子育てに優しい設備の利用など、協賛店舗によってさまざま。子どもが3人以上いる多子世帯には「プレミアムパスポート」が交付され、教育ローンの金利優遇や自動車購入時のローン金利優遇などのサービスも受けられます。
パスポートの交付には、下記HPからネット上での申込みが必要です。
多子世帯に対するお祝品等の贈呈
子育て家庭を県全体で応援することを目標に、第3子以降の子どもが産まれたご家庭に対し、お祝状・お祝品を贈呈しています。
お祝品は他県ではお祝金であることが多いところ、山口県では山口県産米60kgの引換券(5kg×12枚つづり)を贈呈しているのが特徴です。対象世帯は、県内に住所があり、決められた期間内に第3子以降の子どもを出産されているなど、いくつかの条件があります。
やまぐちレーテ子育て「Bambini」
NPO法人「やまぐちレーテ子育て Bambini」は、子育てにまつわるさまざまな取り組みを行っています。
「レーテ」とはイタリア語で「ネットワーク」「繋がる」という意味の単語で、緊急時に役立つ「一時預かり保育事業」、子育て支援者を育てる「マイライフ・スキルアップ事業」、自分のスキルを活かした自己実現をサポートする「ギフセレ・マイセレ事業」等を行っています。
他にも子育て支援交流広場「ちゃ☆ちゃ☆ちゃ」の運営や中学生との交流ができる「山口ゆだ・かべり」など、幅広い活動が行われています。
参考:やまぐちレーテ子育て「Bambini」(NPO法人 やまぐちレーテ子育て Bambini)
Hapimama PLUS(ハピママプラス)
※一般社団法人Hapimama PLUS 法人解散
「Hapimama PLUS」は、子育て中のママやそのサポーター向けの情報を発信する地域情報サイトです。「一般社団法人Hapimama PLUS」と「株式会社unlimited」が合同で運営しており、さまざまな取組みを行っています。
子育て世帯に優しいお店やママに人気の習い事、ママ向けの仕事情報など、子育て中のママに役立つ情報が満載です。オンラインクッキング会やサークル活動など、ママさん自身の自己実現に焦点を当てた企画も行われています。
参考:Hapimama PLUS(一般社団法人Hapimama PLUS、株式会社unlimited)
ママの自己実現についての取り組みも多い山口県
「やまぐち子育て応援パスポート」「多子世帯に対するお祝品等の贈呈」など他県同様の取り組みにも、その内容に少しずつ特徴が見られる山口県。
「やまぐちレーテ子育て『Bambini』」など法人の子育て支援の取り組みも見逃せません。そのほか「ママドラフト会議」「Hapimama PLUS(ハピママプラス)」など、ママ自身の再就職や自己実現も支援するところが山口県の特徴ではないでしょうか。
県内でも各自治体によってそれぞれ取り組みが異なるため、気になる方はぜひ公式HPをご覧ください。
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