小学生の林間学校。どのような行事?カバンや持ち物の準備はどうする?

森のなかにいる男の子

小学生にとって林間学校は、学校の友達と長い間過ごせる楽しみな行事の一つです。

とはいえ、「子どもが1人でお泊まりをするのは林間学校が初めてだから心配」と考えるママやパパも多いのではないでしょうか。

親としては林間学校中に困ることのないよう、万全の準備で子どもを送り出してあげたいですよね。

そこでこの記事では、そもそも林間学校はどのような行事なのか、どのような準備をすれば良いのかをご紹介します。

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「林間学校」はどのような行事?

森のなかのコテージ

林間学校とは、小学校や中学校でおこなう集団宿泊活動の一環です。

春から秋にかけて実施されることが多く、高原や山麓など自然のなかで合宿し、さまざまな体験を通して体力・健康増進をはかります。

学校によっては「林間学校」ではなく、「自然教室」「自然学校」「野外活動」など別の名前で呼ぶこともあります。

林間学校で体験する内容は多種多様です。

例えば、ハイキングや登山、野外炊飯、星の観察、キャンプファイヤーなどが挙げられます。

なかにはナイトハイクや農業体験をおこなう学校も。

林間学校は普段の生活ではなかなかできない経験ができる貴重な機会です。

林間学校は何年生で何泊するの?

林間学校はどの小学校でも実施されているのでしょうか。

国立青年教育振興機構が全国の国公立小中学校を対象におこなった「小中学校の集団宿泊活動に関する全国調査」によると、小学校のうち97.4%が小学5年生で林間学校を含む集団宿泊活動を実施しています。

林間学校はほとんどの小学校で実施されているようです。

実施日数をみると1泊2日が59.6%、2泊3日が33.1%でした。

学校によっては4年生や6年生で実施したり、3泊以上宿泊したりするところもあります。

調査の結果から、ほとんどの小学校で林間学校は5年生のときに1泊か2泊で実施していることがわかります。

※出典:
小中学校の集団宿泊活動に関する全国調査│国立青少年教育振興機構(P.4~5)

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林間学校に持っていくバッグ

大きさ違いの赤い旅行鞄

子ども1人分の荷物を入れるバッグはどのくらいのサイズでどのようなタイプが良いのか悩みますよね。

ここでは、林間学校に持っていくバッグを解説します。

ただし、学校で大きさなどの指定がある場合は、学校の指示に従いましょう。

大きさの目安

林間学校のバッグは、少しゆとりを持って「日数+10リットル」を目安にするのがポイントです。

「とりあえず大きいほど安心」「大きいと負担になりそうだから極力小さいサイズにしたい」など、考え方は人それぞれです。

しかし、林間学校のバッグは大きすぎると持ち歩く際に負担になりますし、ギリギリのサイズにすると荷物が入りきらなくなる可能性も。

特にギリギリのサイズの場合、ママやパパと一緒に準備をする出発前は荷物がきれいに収まっても、子どもだけで荷物を詰める帰りは入りきらなくなるケースもあります。

以下は日数別にバッグの大きさの目安をまとめた表です。

日数大きさの目安
1泊2日30リットル(20リットル+10リットル)
2泊3日40リットル(30リットル+10リットル)
3泊4日50リットル(40リットル+10リットル)

バッグのタイプ

林間学校用のバッグは「リュック型」や「ボストン型」を選ぶのが一般的です。

例えば、背負って歩けるリュック型は、歩く距離が長い場合も負担がかかりにくく両手も自由に使えます。

仕切りも多いので、子どもでも荷物の整理がしやすいでしょう。

作りがシンプルなボストン型は、林間学校以外にも使いやすいことが特徴です。

修学旅行や中学校以降も使いたいと考える場合はボストン型が向いています。

また、旅行用としてのバッグだけでなく、デザインがかっこいいスポーツバッグもおすすめです。

スポーツバッグなら、場合によっては中学校の部活でも使えるかもしれません。

小学生の林間学校の持ち物

林間学校の施設は自宅のように何でも揃っているわけではないため、持ち物も気になりますよね。

ここでは、林間学校の持ち物を解説します。

学校からの指示がある場合はそちらに従い、禁止されたものは持っていかないように気を付けましょう。

定番の持ち物

荷物をすべて収納する大きなバッグはもちろん、活動用のバッグも必要です。

ハイキングや登山など、活動する際に必要な道具を入れて持ち歩かなければならないからです。

こちらは背負って歩けるリュックやナップザックを選びましょう。

その他、しおりや筆記用具など活動に必要なもの、宿泊に必要な着替えや下着、衛生用品、雨具なども用意します。

雨具はレインコートにするとリュックやナップザックが濡れにくく、両手が使えるので安心です。

また、仮に1泊2日でも体調不良や活動中のケガなども考えられるため、保険証のコピーを持参するように指示されるケースも少なくありません。

林間学校の定番の持ち物
大きいバッグ荷物がすべて入るサイズ
活動用のバッグリュックやナップザック
しおり取り出しやすい場所に収納する
筆記用具
保険証のコピークリアファイルに入れる(水濡れ防止)
雨具折り畳み傘やレインコート
ハンカチ・ティッシュ日数分
バスタオル小さめのスポーツタオルでも〇
着替え日数分
パジャマ
下着日数分
靴下多めにあると安心
洗面用具歯ブラシ・歯磨き粉・洗顔フォームなど
ビニール袋ゴミや脱いだ衣服を入れる
エチケット袋
お金学校で決められた金額
水筒
お弁当
お菓子学校でOKの場合のみ
生理用品(女子のみ)ナプキンとショーツ(まだ始まっていない子も念のため)

あると便利な持ち物

定番の持ち物以外に、あると便利な持ち物もいくつかあります。

・上着
山は時間帯によって気温が下がります。冷えたときにササっと羽織れるウィンドブレーカーや薄手のパーカーがあると便利です。
・虫よけ・日焼け止め
行き先や時期によっては必須アイテムです。野外での活動が多いため、虫よけだけでなく虫に刺された際のかゆみ止めもあると良いでしょう。
・予備の洋服
動いて汗をかいたり、野外で活動していて汚れたりした場合に予備の洋服があると安心です。

林間学校に着ていく洋服

たたんだ洋服を持つ女性

林間学校の服装は「半袖シャツ+長袖+長ズボン」が基本です。

季節によっては長袖・長ズボンでは暑そうなイメージですが、日焼けや虫刺され、活動中のケガ、キャンプファイヤーの火の粉などから守るためにもこの服装が適しています。

春先や秋口など肌寒い時期は防寒用の上着も必要になりますが、動いているうちに暑くなるため洋服を脱ぎ着して調節できるようにしておきましょう。

また、靴は山道でも歩きやすいように履き慣れたスニーカーを選びます。

新しく購入する場合は、事前に数日間履いて慣らしておくのがおすすめです。

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まとめ

全国のほとんどの小学生が体験する林間学校。

小学校生活のなかでも思い出に残る大きな行事なので、快適に過ごせるように準備してあげたいですよね。

林間学校まで時間がある場合も、事前にバッグや持ち物を確認しておけばスムーズに準備ができるはずです。

宿泊する日数に応じたバッグや今回ご紹介した持ち物を準備して、子どもが笑顔で帰ってこられるように準備を進めましょう。

賃貸スタイルの「住まいの紹介サービス」では、チャットでお客様のご相談を24時間受け付けております。

ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

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