子どもは、ひとり遊びによって集中力や想像力を養ったり自立心が芽生えたりします。
子育てをしていると、赤ちゃんがひとり遊びを始めるのはいつなのか疑問に思う方も多いでしょう。
また、ひとり遊びで子どもはどのようなことをするのでしょうか。
この記事では、子どものひとり遊びがいつから始まりどのような遊びをするのかを解説します。
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赤ちゃんや幼児のひとり遊びはいつから?どのような遊びをする?
赤ちゃんはいつからひとり遊びを始めるのでしょうか。
赤ちゃんのうちからひとり遊びをしてくれると発達に良い影響を与えるだけでなく、保護者も少しの間だけ育児から開放されて一息つくことができるでしょう。
早い場合は、生後2~3ヵ月からひとり遊びを始めるといわれています。
ここでは、乳幼児のうちのひとり遊びについてご紹介します。
生後2〜3ヵ月頃からスタート!
生まれてすぐの新生児はほとんど自分で動くこともできず、1日の多くを眠って過ごすことが多いです。
赤ちゃんは日に日に成長し、生後2〜3ヵ月頃には身近にある自分の手足に興味を持ってひとり遊びをはじめます。
赤ちゃんが自分の手をじっと見つめる「ハンドリガード」や足を突き上げて見つめる「フットリガード」など、手足の観察をする様子が見られるのもこの時期です。
手足を動かしたりなめたりして、赤ちゃんはひとり遊びを楽しんでいます。
生後4~6ヵ月からおもちゃでひとり遊びも
生後4〜6ヵ月の時期には、少しずつ筋力がついてきて寝返りが打てるようになったり手を伸ばしたりできるようになります。
手でものがつかめるようになると、周囲にあるものをにぎにぎしたり触ったりし始めるでしょう。
楽しそうな絵本やおもちゃなどに触れながら、ひとり遊びを楽しみます。
さまざまな形のおもちゃを用意してあげると、赤ちゃんの好奇心も刺激されます。
おすわりやたっちでひとり遊びの幅が広がる
生後7ヵ月程度になると、腰がすわっておすわりができるようになる子もいるでしょう。
おすわりの姿勢になると、両手が自由に使えるようになるので一気に遊びの幅が広がります。
つかまり立ちをしたりハイハイをしたりして、赤ちゃんの視野や行動範囲も広がるでしょう。
ティッシュペーパーを全部抜いてしまったり紙を破いたりしてしまうこともあります。
いたずらのように見えますが、赤ちゃんにとっては遊びとして楽しんでいる場合が多いでしょう。
いじられたくないものや赤ちゃんにとって危険なものは棚の中や高いところにしまっておくなどの配慮が必要です。
大きなものにはガードを付けるなどの工夫もできます。
1歳児・2歳児のひとり遊びは?
1歳や2歳は、好奇心が旺盛になって自分でできることも増えてくる頃です。
お絵描きや粘土、積み木、ブロック、シール貼り、塗り絵、おもちゃなどひとり遊びの幅が格段に増えてきます。
集中して黙々と取り組んで遊ぶ子も多いでしょう。
また、砂場や遊具など外でのひとり遊びを好む子もいます。
ママやパパと一緒に遊ぶほうが好きな子もいますが、さまざまな道具や材料を身近に準備してあげると、ひとり遊びの幅を広げていけます。
知的好奇心が刺激されるようなおもちゃやグッズを買ってあげると、喜んでくれるかもしれませんね。
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ひとり遊びの悩みの対処法は?
子どものひとり遊びで悩みが生じてしまうこともあるでしょう。
不安に思うことがあれば、一人で悩みすぎず地域の子育て支援センターやかかりつけ医などに相談してみるとさまざまな意見を聞くことができます。
ここでは、ひとり遊びで生じやすい悩みや対処法をご紹介します。
ひとり遊びしない
赤ちゃんもさまざまな性格を持って生まれてきます。
赤ちゃんのなかにはひとり遊びがあまり好きでない子もいるでしょう。
ママと離れられず抱っこしていないとぐずってしまったり、ひとりで遊んでいてもすぐに飽きてしまったりする場合があります。
ひとりでいたがらない子には、夫婦でうまく交代して時間を作るのがおすすめです。
また、絵本や音楽など赤ちゃんが興味の持てることを探してみると、ひとり遊びをしてくれることもあります。
試行錯誤を繰り返し、ママも赤ちゃんにつきっきりになることでストレスをためないように工夫しましょう。
さらに、成長段階に合わせておもちゃや道具を変えてみると、夢中になってひとりで遊んでくれることもあります。
ひとり遊びばかりが気になる
反対に、ひとり遊びばかりしていて親とはあまり目を合わせなかったり他の人に興味を示さなかったりすることもあります。
一度気に入ったものや好きなことに熱中しやすいタイプの赤ちゃんもいるでしょう。
お友達と一緒に遊べるようになるのは、早くて2〜3歳頃です。
赤ちゃんのうちは、ひとり遊びが多くても心配しすぎる必要はないですが、不安に思ったら相談してくださいね。
ひとり遊びの注意点は?
赤ちゃんのうちは、さまざまな危険やリスクが周囲に潜んでいます。
ここからは、赤ちゃんがひとり遊びをするにあたって注意しておきたい点を解説します。
安全な環境づくりを
ひとり遊びには、安全な環境を整えてあげることが大切です。
ベランダや階段、お風呂や台所などは、家のなかでも危険が多い場所です。
こうした場所へのアクセスができないように見守ったりベビーゲートを設置したりする必要があるでしょう。
また、赤ちゃんはなんでも口に入れたがることがあります。
小さなおもちゃや異物を誤飲したり鋭利なもので口を傷つけたりしないように注意が必要です。
ひとり遊びが好きな子でも、目を放している時間が多いと思わぬアクシデントのリスクも高まります。
ひとり遊びをはじめたら、安全な環境づくりに配慮してあげましょう。
ひとり遊びを見守り、適度に刺激を
身の回りのことをすべてお世話してあげたくなりますが、赤ちゃんがひとりで楽しんでいるときにはあまり手を出さずに見守ることも大切です。
赤ちゃんが遊びに飽きてしまったりやろうとしていることが思うようにできなかったりした際に、手を差し伸べてあげると良いでしょう。
また、忙しかったり一緒に遊ぶ方法がわからなかったりして赤ちゃんを放置しすぎているのではないかと不安に思うこともあるかもしれません。
心配な場合は周囲の人に相談しつつ、子どもの性格や発達段階に合ったバランスの良い方法を模索するのが重要です。
まとめ:個人差も大きいひとり遊び
赤ちゃんがひとり遊びをいつからはじめてどのくらい続けるのかは、個人差があります。
赤ちゃんにもそれぞれ性格があり、脳や体の発達のスピードも大きく異なるでしょう。
保護者としては心配になってしまうこともありますが、神経質になりすぎず、できるだけおおらかな気持ちで見守ってあげることが大切です。
具体的に不安なことがある場合は、専門家や周囲の人に相談してみてくださいね。
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