英語は生活のなかに溢れており、仕事や海外に行った先でも実際に話す機会があります。
今は小学生から英語の授業が始まります。
できるだけ早く学習させたい!
と思う保護者の方も多いかと思います。
私は数ある乳幼児英語教材のなかから、ベネッセのワールドワイドキッズを0歳から6歳までのわが子に使用しました。
今回は、ワールドワイドキッズを使用した体験談と効果をご紹介します。
乳幼児の英語教材選びの参考になれば幸いです。
キャラクターが魅力的!ワールドワイドキッズの特徴とは
親も子どもも楽しいグローバル子育てができるワールドワイドキッズ。
0歳から英語に触れる時間を楽しみながら作れます。
私は、小中学生の頃に進研ゼミを通して学習していたこともあり、もともとベネッセの子ども向けのサービスが好きでした。
子どもが楽しめる工夫や仕かけが教材にしっかり組み込まれていると思います。
ディズニー英語システムと迷いましたが、比較して値段が安くベネッセの信頼もあり、ワールドワイドキッズを選びました。
ディズニーと違い、キャラクターに馴染みはないですが、始めてみるとひとりひとりのキャラクターがとても魅力的で子どもは夢中になります。
ワールドワイドキッズのキャラクターを通して英語を学びます。
※筆者撮影写真
Mimi:4歳のオレンジのネコの女の子
Mani:2歳のブラウンのネコの男の子
Pepi:4歳のブルーのコアラの男の子
Zizi:4歳のイエローのキリンの男の子
絵本やDVDに登場してきますが、個性豊かでとてもかわいいです。
ワールドワイドキッズに含まれるもの
英語教材の内容は、子どもとの遊び方が説明された冊子やおもちゃ、オールイングリッシュのDVD・音楽CD・絵本・ゲームなどです。
初めてDVDを見たときは、クオリティーの高さに驚きました。
ワールドワイドキッズと子どもの反応
0歳から、英語の音楽を聞かせて歌ったり、教材に添って手遊びをしていました。
学んだという感覚はなく、親子で遊ぶ時間の一部を英語を使って楽しく過ごしていた感じです。
特にキャラクターのパペットは、旅行のときにも持っていくほど子どものお気に入りでした。
全6ステージ!英語教材の内容と使い方
※筆者撮影写真
ワールドワイドキッズは、赤ちゃん用の0ステージから始まり、1から6のステージに分かれています。
ステージ毎にテーマがあり、ステップを踏んで英語を学びます。
Stage0:赤ちゃん用(音楽もトイも全部可愛い)
Stage1:あいさつ、自己紹介、果物、乗り物、家族・友だちなど
Stage2:動作、からだ、動物など
Stage3:道具、おもちゃ、形容詞など
Stage4:食べ物、服、感情など
Stage5:自然、植物、虫、天気など
Stage6:建物、世界、コミュニケーションなど
上記のステージ毎にDVD・おもちゃ・絵本があり、Stage1から段階を踏んで生活や遊びに取り入れることができるカリキュラムになっています。
英語で遊ぶ1日のルーティン
幼児の子育て中は、母親と子どもだけで過ごす時間が大半だと思います。
子どもと何をして遊んであげたら良いか迷ってしまう保護者にも、ワールドワイドキッズの多種多様なアイテムは子育ての頼もしい味方です。
各ステージの冊子で、英語を無理なく楽しく日常へ取り入れる方法が紹介されています。
私も例に沿って、ワールドワイドキッズを使っていましたのでご紹介したいと思います。
英語の音楽は、食事の歌や歯磨きの歌など1日の生活シチュエーションに合った曲があり、生活に合わせて流していました。
DVDは1枚30分で、1日1〜2枚見ると、DVDに登場したおもちゃや絵本を子どもが持ってきてくれるので、親子で英語を使いながら遊びます。
お昼寝や夜の就寝前に英語の絵本を読むのも日課でした。
毎日、2時間ほどは自然に英語に触れて過ごしていたと思います。
毎日英語に触れてみられた子どもの変化
毎日、英語を使って遊んでいると教材で頻繁に出てくる英語は自然にわかるようになります。
たとえば、長男は発語がはやかったこともあり、1歳では英語で数を10以上数えられるようになっていました。
身の回りの物の名前は、英語でも日本語でもわかっている様子でした。
挨拶や物の名前など1〜3語の英語は、私が英語で聞くと話してくれました。
ワールドワイドキッズは、毎日遊んでもペラペラになるというものではありませんでした。
そのあたりは、親次第な気はします。
私は英語が苦手で、ワールドワイドキッズで子どもと一緒に学びました。
子どもと遊ぶことで英語が好きになれますし、楽しい思い出になりました。
英語は、日常で取り入れれば取り入れるほど、語録は増えていくと実感しましたし、もともと英語が得意な保護者でしたら普通に会話できるようになるのかもしれません。
ワールドワイドキッズで得られたもの
大変な子育て中に、慣れない英語を取り入れることは難しいと思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ワールドワイドキッズを取り入れた生活は、どちらかというと楽でした。
ワールドワイドキッズのおもちゃはユニークな形をしたブロックや動物のパネルなど知育的な要素がたくさん入っています。
遊び方もDVDを見て真似して親子で遊べるので、英語が身につきつつ、考える力や感性が育つようになっています。
意思疎通の難しい幼少期の時間も、親子で楽しんで過ごせました。
子どもがごねてもパペットで「Let’s play with me」と誘うと、親のいうことはなかなか聞いてくれなくても、大好きなキャラクターの言葉は素直に聞いてくれます。
簡単な英語も身につきましたが、穏やかで楽しい親子の時間をたくさん得ることができたと思います。
ワールドワイドキッズで得られなかったもの
ワールドワイドキッズを申し込んだだけでは、英語がわかるようにはなりません。
ワールドワイドキッズが推奨するカリキュラムを完璧に実行できたとはいえませんが、それなりに使っていたと思います。
私は中高生のとき英語が嫌いだったので、英語を嫌いになることなく自然に英語を口にする子どもを見ることができて満足でした。
しかし、それなりの金額でそれなりに時間をかけても現実は、なかなかバイリンガルのように英語を話したり聞いたりすることは難しいです。
楽しく英語に触れたいと思う方にはおすすめしますが、ペラペラになって欲しい!という方は違う教材か、プラスαが必要だと思いました。
ベネッセの英語コンサートに行ってきました
※筆者撮影写真
ベネッセではMimiやしまじろうに会える幼児向けの英語コンサートが年に2回開催されています。
夏のサマーコンサートと冬のクリスマスコンサートがあり、毎年参加していましたが両方おすすめです。
ワールドワイドキッズの会員が申し込める先行チケットで申し込み、座席は全て前のほうで楽しむことができました。
開場前にお気に入りのキャラクターのパペットやぬいぐるみを手にして、大好きなキャラクターに会える時間を待つ子どもたちの様子はとても微笑ましいです。
親も子どもの様子を見ながら、ストーリーやクイズや歌などのコンサート特有の非日常感を楽しめます。
現在、子どもたちは小学生になりましたが、今でも覚えているようです。子どもの心に残る思い出になりました。
親子で楽しめる魅力がたくさん
コンサートは、オールイングリッシュのワールドワイドキッズの教材とは違い、英語と日本が混ざったものでわかりやすいです。
クイズに正解しているわが子を見るとちょっとうれしくなります。
ワールドワイドキッズで英語に触れていると簡単な内容だと感じますが、何よりも、子どもがキャラクターに会えることが毎回うれしそうです。
そして、グッズ……。
来たからには欲しくなるものです。
さすがというべきか、DVD・CD・コンサートの内容がまとめられた絵本の数々が並びます……。
グッズが家にあることで、また思い出すきっかけになりますよね。
お財布には全然優しくないですが、良い思い出になるため、ワールドワイドキッズやこどもチャレンジEnglishを受講されている方はぜひ行ってみてほしいと思います。
ワールドワイドキッズを使用して
ワールドワイドキッズは、生活に占める割合が大きくキャラクターにとても愛着がわきます。
そして、キャラクターを通し、子どもも親も自然に英語が身につきました。
ただし、英語は使わないと忘れてしまいます。
教材はずっとは使えず、子どもがキャラクターから卒業するときがきます。
わが子は年長さんあたりから、DVDは積極的には見なくなり、小学生ではほぼ使わなくなりました。
幼児向けの英語教材なので、英語力を保つためには、新たな英語教材や英語に触れ合える空間が必要だと思います。
ワールドワイドキッズは親子で英語に触れ合える楽しい時間をたくさん作ってくれました。
子どもの英語の基盤になったと思うので、乳幼児期に楽しみながら英語を学びたい保護者の方は、ぜひ検討されてみてください。
(2022年12月8日追記)
本記事は2022年7月時点の情報です。
2023年3月で新規販売を終了予定で、2022年12月時点では入会受付を停止しております。
すでに契約・予約されている方には、最後まで教材が提供されるそうです。
ワールドワイドキッズ公式HP:https://www.benesse.co.jp/wk/
ママライタープロフィール
9歳の息子と6歳の娘を持つ京都出身、福岡在住のママ。
趣味は旅行、読書、牧場巡り。10年間、睡眠専門医療機関でSEを担当していたのでIT関連は得意。
上級睡眠健康指導士。デザインを学び、現在は開業してWebサイト制作を中心に活動中。株好きのFP2級でもある。
子どももクリエイティブなので一緒に絵を描いたりゲームを作りたい。最近、長男がバスケを始めた。
(※原稿執筆時)