自然豊かで眼鏡産業が有名な福井県。
子育てをするにあたり、どのような制度や施策があるのでしょうか。
この記事では、福井県で子育てをする際に知っておきたい県の取り組みや、福井県ならではの取り組みを5つピックアップしてご紹介します。
これから子育てを福井県でする予定のある方や、今福井県で子育てをされている方は、ぜひ参考にしてください。
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第3子のいる世帯やアレルギーのある子どもにも優しい!福井県の子育て支援制度
子どもの医療費助成
福井県では、他県同様、入院・通院に関する子どもの医療費を助成しています。
助成対象の年齢や、病院窓口での自己負担金の有無は県内各自治体によって異なります。
自己負担金がある場合は1医療機関につき、通院は500円/月まで、入院は500円/日(4,000円/月)までとなっており、未就学児と調剤の分は無料です。
詳しくは、下記HPやお住まいの各自治体のHPをご確認ください。
ふく育サービスプラットフォームを開設
子育てしやすい環境と制度を整え、提供することで、親子の生活を様々な側面からサポートする“ふく育県”福井。
その中でも、子育て世帯の自宅で家事・育児を支援する家事育児サポーター「ふく育さん」の派遣と、子育て世帯の様々な外出をサポートする「ふく育タクシー」の手配を一つの窓口で受け付け、調整するのが「ふく育サービスプラットフォーム」です。
「ふく育さん」と「ふく育タクシー」の利用申込みをオンラインで受け付け、専属のオペレーターが申込者の希望を踏まえてサービス事業者を手配します。
ぺんぎんクラブ
妊婦さんや就学前の子どもをお持ちのお母さんに対し、子育てについて話す場所を提供する「ぺんぎんクラブ」が開催されています。
2019年度は毎月第3火曜日に開催され、指定の会場でお母さん同士、または児童精神科医・臨床心理士・保健師とのおしゃべりや相談をすることができます。
スタッフは全員女性で、会場内には無料の託児部屋もあるので安心です。
普段周りの人になかなか話せない出産・育児のお悩みは、ぺんぎんクラブに行くと解決するかもしれません。
参考:ぺんぎんクラブのご案内
子だくさんふくいプロジェクト
県では、これまで第3子以降に対する保育料や病児保育等利用料の無償化など、子育ての負担の大きい多子世帯への支援を行ってきました。
令和2年9月からは、保育料の無償化を第2子へ拡充するとともに、これまで支援のなかった在宅育児世帯への手当の創設を盛り込んだ「子だくさんふくいプロジェクト」を新たにスタートさせ、様々な子育て世帯へのよりきめ細やかな支援を市町とともに進めていきます。
また、令和3年4月からは、多胎児で第1子の子どもが利用する病児保育等利用料を無償化し、さらに対象者の拡大を行っています。(多胎育児サポート事業)
さらに、令和6年9月からは、第2子の保育料無償化についてすべての世帯に対象を拡充するとともに、在宅育児応援手当の所得制限を撤廃します。
子育てパパ判定クイズ
※令和3年9月30日終了
県が運営する「ふくいエンゼルねっとプラス」では、全20問の質問に答えることでお父さんの「パパタイプ」を判定してくれるクイズを提供しています。
判定クイズの内容は「物事を冷静に判断する」「好奇心が強く、いろいろなことをしてみたい」などの簡単な問いに対し、〇・×・△で回答するというもの。20問全てに回答すると、「強いパパタイプ」「優しいパパタイプ」など、全5タイプのどれに当てはまるかが分かります。
タイプ解説にはどのような性格や特徴があるか、子育てをするとどういうパパになるかまで書かれているので、子育てを控えているお父さんはその第一歩としてタイプ診断をしてみるのもいいかもしれません。
こどもの食物アレルギー対応レシピ集の公開
※令和3年9月30日終了
同じく「ふくいエンゼルねっとプラス」にて、食物アレルギーがある子どもの家庭に向けた「アレルギー対応レシピ集」が公開されています。卵・そば・かになど、全27種のアレルギー原因物質から該当のものをチェックし、ご飯もの・麺類・煮物など作りたい献立の料理区分にもチェックを入れると、レシピ一覧の中から条件を満たしたレシピを検索できます。
例えば、「卵アレルギーだけどご飯ものが食べたい」という場合は「卵」「ご飯もの」にチェックを入れて検索すると、炒飯・ちらし寿司など卵を使わないご飯ものレシピが出てきます。サイトもカラフルで分かりやすいので、毎日の献立に悩まれている方はぜひご覧ください。
オーソドックスでありながら特色もしっかり出ている福井県
「子どもの医療費助成」「ぺんぎんクラブ」など、他県同様の取り組みも押さえつつ、「ふく育サービスプラットフォーム」「子だくさんふくいプロジェクト」など、特色ある取り組みも行っている福井県。
特に「子だくさんふくいプロジェクト」の各種助成は、子育ての負担の大きい多子世帯にはかなり助かる制度ですよね。
「ふく育サービスプラットフォーム」もパソコンやスマートフォン等から手軽に利用でき、役立つ取り組みとして利用しやすいのではないでしょうか。
各自治体ならではの取り組みも見逃さないよう、気になった方はぜひ各公式HPをご確認ください。
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