いよいよ夏本番の福岡県。
水遊びが大好きなわが子とお出かけしたい!でもさっそく海や川で遊ぶには早いかな?
そんなパパやママも、そして子どもも安心して水遊びができる、おむつでも普段着でも遊べる、福岡の無料水遊びスポットを、2男子子育て中のママライターが、福岡市内を中心に8か所ご紹介します!
目次
幼児期の子どもにとって、水遊びから得られるメリットとは?
※筆者撮影写真
子どもたちも大好きな水遊び。
じつは水遊びをしているときの子どもにはこんな変化が起こっているのです!
五感からの刺激で脳を育てる
水に触れるということは、全身で冷たさ、やわらかな感触を感じることができます。
さらに水面のきらきらと反射した様や、外ならではの匂いなど、新鮮なものに囲まれる赤ちゃんの脳内は刺激でいっぱい!
幼少期に得られる五感からの刺激は、まだ未熟な子どもの脳の発達に刺激を与え、その後の子どもの生きるうえでの地頭の良さや土台作りにつながります。
幼児期のぐちゃぐちゃ遊びや幼稚園、保育園でも夏期に水に触れる機会が多く作られているのは、そのためかもしれません。
身体全身を使って全身運動ができる
五感を使ううえに普段のように歩けない水中。
普段と違う体重移動が求められるなど、子どもにとって水遊びは身体のすべてを使った全身運動。
夢中になって何時間でも遊んでくれるうえに、疲れてコトっと寝てくれる、パパやママにもうれしいメリットです。
親子の愛着関係を形成する
同じ体験を共有し、冷たいね〜、気持ちいいね〜など声をかけ合う時間、ともに楽しんでもらえる時間は、子どもにとって一生ものの宝物。
普段以上に子どもから笑顔がみられる、というかたも多いのではと思います。
おもちゃを利用しなくても、手や足に水をかけあうだけでも楽しい、そんな機会は水遊びのなかにこそあると言えるでしょう。
足裏から伝わる感覚神経の発達が体幹を鍛える
赤ちゃんのみならず、子どもたちは足裏で体温調節をするプロ。
そんな足の裏で感じるぼこぼこした地面や水の冷たさは、その一つひとつが子どもの足の裏を刺激し、感覚を研ぎ澄ませてくれます。
転ばないよう、通常の道以上に足裏に神経を研ぎ澄ませて歩く水のなかに、濡れて滑りやすい地面。
足裏から伝わる感覚神経の発達は子どもの体幹を鍛え、さらには姿勢作りにも関わってきます。
メリットだらけの水遊び、これは取り入れない手はない!
そう思いませんか?
水遊びにお出かけする際の必須アイテム
いざ子どもと出かける水遊び、何をもっていけばいいのか悩みますよね。
ただでさえ小さな子どもとのお出かけは荷物が多いもの。
でもご安心ください。
本日ご紹介する水遊びスポットに必要なものは
- 帽子
- 水筒
- タオル
- 着替え
- ビニール袋(濡れた服入れ)
これだけです!
これなら常に用意してる!というかたも多いかもしれませんね。
本格的に川や海で遊ぶ際は水着やラッシュガード、水遊び用サンダルに虫除けなどもおすすめしていますが、街中での水遊びは身軽でも大丈夫です。
あえて一つ持ちものを加えるとしたら、空の容器、といったところでしょうか。
水をすくう、こぼす、運ぶ、など、大人からみると何でもないようなことも、子どもたちにとってはかけがえのない体験であり、おもしろい瞬間です。
市販されている水遊び用パンツは、我が家では、今日はしっかりプールにつかるぞ!というときや指定されている場所以外では使用することはありませんでした。
何よりも、親が水遊びに身がまえるのではなく、ふと見つけた水遊びスポットで子どもたちが遊び出したときにさっとタオルを差し出せる、そのくらいの心構えでいいのでは、と感じます。
ショッピングのついでに行ける、福岡市近郊の水遊びスポット
0歳〜水遊びデビューにもおすすめの、福岡市近郊の身軽に寄れる水遊びスポットをご紹介します。
キャナルシティ博多
西鉄天神駅とJR博多駅の中ほどに位置するキャナルシティ博多。
アクセスの良さからいつも多くのかたで賑わいます。
そんなキャナルシティ博多のレストランゾーン前には、小さな子も安心して遊べる水遊びスポットが設置されています。
不規則に地面から水がぴょこぴょこ出てくるさまに、子どもたちは大興奮。
すぐそばの噴水では音楽に合わせた噴水ショーも定時で開催されており、見ているだけでも涼むことができます。
夏になると中央ステージでは、ウォータースプラッシュという子どもたちが水着で自由に入って遊べるスポットが解放されていましたが、近年は新型コロナウイルス感染拡大にともない、開催されていません。
※筆者撮影写真
●キャナルシティ博多
所在地:福岡県福岡市博多区住吉1丁目2
パーキング:提携駐車場あり(有料)
公式ホームページ:https://canalcity.co.jp/
マリノアシティ福岡
九州最大級のアウトレットモール、マリノアシティ福岡。
広くて浅瀬の水遊びスポットは小さい子に大人気。付近にベンチも多く、大人も座ってその様子を眺めていられます。
建物の中庭に設置されたこのスペースは、開放的でありながら2階の建物により日差しが直接差し込むことなく、見守る大人も遊ぶ子どもたちも快適に過ごすことができます。
●マリノアシティ福岡
所在地:福岡県福岡市西区小戸2丁目12-30
パーキング:提携駐車場あり(有料)
公式ホームページ:https://www.marinoacity.com/sp/
木の葉モール橋本
いつも親子連れでにぎわう木の葉モール橋本。
フードコート横の中庭、ガーデンコートではいつもイベントが開催されており、夏場はラジオ体操&水遊びスポットと化します。
大きな恐竜さんの模型の口からミストが噴射されると子どもたちは年齢問わず大興奮。
館内の至る所に子ども心をくすぐるおもしろくてかわいい装飾が施されている木の葉モールですが、芝生広場は日陰になるよう配慮されているところもさすがのひと言です。
地下鉄橋本駅が目の前という利便性の高さも親子世代に人気の理由です。
●木の葉モール橋本
所在地:福岡県福岡市西区橋本2丁目27-2
パーキング:駐車場あり(4時間まで無料)
公式ホームページ:https://konohamall.com/
目前は海!だけどここなら安心スポット
シーサイドももち海浜公園
福岡タワー横のシーサイドももち海浜公園は中央にオーシャン&リゾート マリゾンという結婚式場やおしゃれなお店も並ぶ、世代を問わない人気スポット。
ビーチバレーを楽しむ学生さんや海水浴を楽しむ方も多く、まさに福岡で海といえば!の指3つには入るスポットかと筆者は思います。
そんなシーサイドももち海浜公園にも、まだ小さくて海につかるのはちょっと怖い、ベビー世代も遊べる、地面からの水ぴょこぴょこスポットがあります。
海水ではないのか、水質もさらっとしていて遊んだあとのお着替えも楽ちんです。
お水で遊んだあとに家族で夕日を眺める、というのも海浜公園ならではの楽しみかたかもしれません。
※筆者撮影写真
●シーサイドももち海浜公園
所在地:福岡県福岡市早良区百道浜2丁目907-1
パーキング:提携駐車場あり(有料)
公式ホームページ:https://www.marizon-kankyo.jp/
福岡市南区に隣接!春日市の水遊びスポット
福岡市南区のベッドタウンとして子育て世帯にも人気の高い春日市にも、小さな子どもから楽しめる水遊びスポットが複数ありますので、ご紹介します。
白水大池公園
白水大池公園はその名のとおり、大きな池の周りを遊歩道がかこむ、広々とした公園です。
なかでもいけいけ通り横の噴水は小さな子どもから小学生まで年代を問わずに遊べる隠れた名スポット。
公園内ではありますが、噴水のすぐ隣には管理棟もあり、水遊び後にすぐ手や足を洗えたり、自動販売機で飲み物を購入できるのも良いところ。
簡易テント持参で来られる通なかたも多いです。
また、噴水から少し園内を登ったところには星の館という名称の天文台も設置されており、開館時には無料で天体の観測やお話会に参加することもできます。
※筆者撮影写真
●白水大池公園
所在地:福岡県春日市下白水209
パーキング:駐車場あり(無料)※いけいけ通り横の駐車場が噴水最寄りとなります
春日市ホームページ内噴水広場:https://www.city.kasuga.fukuoka.jp/shisetsu/park/1006813.html
クリーンエネパーク南部
白水大池公園から車で4分。
クリーンエネパーク南部は、何と春日市の焼却施設。
それでありながら敷地内の整った公園(ほのぼの広場)は遊具も充実しているとともに、”ちょっと水遊びもしたい”気持ちに寄り添ってくれる、とても素敵な親子の集いの場。
珍しい遊具も多く、広い敷地内は密になることもないため、安心してお出かけができる地元民の穴場スポットです。
●クリーンエネパーク南部
所在地:福岡県春日市下白水104-5
パーキング:駐車場あり(無料)
※北門から入ると駐車ができません。
南門(管理棟入口)にお回りください。
(徒歩、自転車のかたは北門からも入れます)
公式ホームページ:https://f-nanbukankyo.jp/facilities/old-factory-site/introduction.php
福岡市博多区に隣接!大野城市
春日市と同じく、福岡市のベッドタウンとして近年人気急上昇の大野城市の水遊びスポットをご紹介します。
イオン乙金ショッピングセンター
大野城市といえばご当地キャラクターの大野ジョー君も人気ですが、いつも子育て世帯でにぎわっているのはここ、イオン乙金ショッピングセンター。
お菓子のような遊具のなかに、子どもたちが喜ぶ地面からのお水ぴょこぴょこスポットがあります。
写真には写っていませんが、ふわんぽりん(白い大型バルーン遊具)も設置されています。
※筆者撮影写真
●イオン乙金ショッピングセンター
所在地:福岡県大野城市乙金3丁目23-1
パーキング:駐車場あり(無料)
公式ホームページ:https://otogana.aeonkyushu.com/
大野城いこいの森 中央公園
大野城いこいの森はデイキャンプにもおすすめのレジャースポット。
川遊びもできる水辺公園も楽しいのですが、今回おすすめしたいのは中央公園。
大人も楽しい、目を見張るほどの大型遊具も豊富ですが、小さな子どもが楽しめる水の流れる浅くて長い坂道は、水遊びデビューにもってこいです。
※筆者撮影写真
●大野城いこいの森 中央公園
所在地:大野城市牛頸481-1
パーキング:駐車場 1回220円
公式ホームページ:https://onojo-ikoi.jp/
まとめ
今回は水遊びデビュー世代の子どもも安心して遊べる水遊びスポットをご紹介しました。
いずれも福岡市街地から車で40分程度で行くことができる、筆者もおすすめのお出かけ場所です。
暑さ対策は万全に、ぜひ親子で、この夏お出かけください。
ママライタープロフィール
小学3年生と年長の2人の男の子を子育て中。(※原稿執筆時)
普段は幼児教室やイベントも運営しているママライター。
いつもパワフル2男子を短時間でいかに満足させるか模索中。
近場で低価格で行ける屋外でのお出かけスポットを探しています。