維持費の安さや燃費の良さからファミリー層に人気の軽自動車。
小回りが利くため、狭い道を運転することが多い方や運転が苦手な方も、ストレスなく運転することができます。
一方で、子どもの乗車定員やチャイルドシートの義務がどのように定められているか、気になるという方も多いのではないでしょうか。
この記事では、軽自動車の特徴や軽自動車に乗せられる子どもの最大人数、子どもを乗せる際の注意点などを紹介します。
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目次
ママライタープロフィール

15歳と18歳の息子を持つ福岡在住のライター。(※原稿執筆時)
情報誌勤務を経てフリーランスのライターとして活動中。
DIYやお笑い鑑賞、フリマアプリで不用品を売ったり、ポイ活をしたりと、興味のおもむくままに楽しんでいます。
息子たちには野球マニア、潮干狩りのプロと呼ばれています。
一般的な軽自動車の特徴って?
軽自動車とは、排気量660cc以下、長さ3.4m以下、幅1.48m以下、高さ2m以下の三輪および四輪自動車を指します。
普通車よりも小型で使い勝手が良く、維持費が安い、燃費が良いといった特徴があります。
ただし、座席数が少ないので子どもを乗せる際には注意が必要です。
軽自動車は維持費が安い
軽自動車は、自動車税、車検、有料道路料金などが普通車と比べて安く済みます。
ファミリー層に人気のホンダのフリードやトヨタのシエンタ(排気量1000cc超1500cc以下、重量1.5t以下の普通車)と比較してみましょう。
自動車税(標準税率)は、上に挙げた排気量の普通車が3万500円なのに対し、軽自動車(四輪以上の自家用乗用車)は1万800円と半額程度です。
車検費用のうち自動車重量税(2年間分)は、軽自動車(自家用車)が8800円(新車新規届出から18年経過した車)、8200円(同13年経過した車)、6600円(13年経過していない車)、5000円(エコカー)。
対して、普通車(重量1.5t以下)は、3万7800円(新車新規届出から18年経過した車)、3万4200円(同13年経過した車)、2万4600円(13年経過していない車)、1万5000円(エコカー)です。
新車新規届出から13年経過していない車で比較すると、軽自動車は6600円で普通車(1.5t以下)2万4600円の1/3以下。
18年以上経過した軽自動車の税額は、普通車の1/4以下です。
参考:
総務省|自動車税・軽自動車税種別割
総務省|2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります
国土交通省|自動車重量税額について 継続車検を受ける場合
軽自動車は燃費が良い
軽自動車は普通車と比べて燃費が良いです。
ファミリーに人気の軽自動車、スズキ ワゴンRと、上に挙げた普通車(フリード、シエンタ)の燃料消費率(国土交通省審査WLTCモード)を比較してみましょう。
軽自動車のワゴンR(FX、CVT)の燃費が24.4km/Lなのに対し、普通車のフリード(G、FF 6人乗り)は17km/L、シエンタ(Z、5人乗り)は18.4km/Lです。
ちなみに、燃費が良いとされるエコカーモデルは、フリード(ハイブリッドG、FF、6人乗り)が20.9km/L、シエンタ(ハイブリッドZ 5人乗り)が28.4km/Lとなっており、軽自動車はエコカーに匹敵する燃費の良さだということができるでしょう。
小回りが利き、使い勝手が良い
軽自動車はサイズが小さいため狭い道も運転しやすく、小回りが利いて、運転しやすいです。
自動車における「小回りが利く」とは、ハンドルを切ったときに、より小さい円で回れること。
これは「最小回転半径」(車を旋回させたときに、最も外側のタイヤの中心が描く円の半径)の数値で測ることができます。
上に挙げた車の最小回転半径は、軽自動車のワゴンRが4.4m、普通車のフリードが5.2m、シエンタが5mです。
フリード、シエンタは普通車のなかではコンパクトな車ですが、軽自動車の小回りの良さにはかないません。
参考:
スズキワゴンR|主要諸元
ホンダフリード|主要諸元
トヨタシエンタ|主要諸元
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軽自動車に子どもは最大何人乗せられる?

軽自動車の乗車定員は原則として4人ですが、子どもを含めると5人乗せられるケースがあります。
車の乗車定員と最大積載量を定めた「道路運送車両の保安基準第53条」では
乗車定員は、12歳以上の者の数をもつて表すものとする。この場合において、12歳以上の者1人は、12歳未満の小児又は幼児1.5人に相当するものとする
としています。
このことから、軽自動車に子どもが乗る場合は以下のような組み合わせが考えられます。
- 大人1人(運転者)と12歳未満の子ども4人(大人3人×1.5人=子ども4.5人)
- 大人2人と12歳未満の子ども子ども3人(大人2人×1.5人=子ども3人)
大人の人数が3人を超えると子どもは1人しか乗せられなくなるため、乗車定員は4人のままです。
軽自動車に子どもを乗せる際の注意点

6歳未満の子どもを車に乗せるときにはチャイルドシートの使用が義務付けられています。
警察庁はチャイルドシートの選び方や利用法を
- 子どもの成長に合わせ、体格に合うものを使用する
- なるべく後部座席で使用する(助手席エアバック装備の場合)
- 座席に確実に固定する
としています。
警察庁とJAFが実施したチャイルドシート使用状況の全国調査(2022年4月22日~6月30日)によると、6歳未満の子どものチャイルドシート使用率は74.5%です。
このうち、適切な取り付けができていた割合は65.2%で、適切に着座できていた割合は49.5%。
チャイルドシートをつけていても適切な使用ができていないケースがあることがわかります。
チャイルドシート不使用者の致死率は、適正に使用していた人と比べて約4.6倍となっているため、チャイルドシートの説明書を確認し、しっかりと取り付けることが大切です。
軽自動車に子どもを乗せる際に不安なこと

軽自動車を利用している方に便利だと感じる点を聞くと「駐車場が混雑していても、軽自動車専用の駐車場が空いていれば待たずに停められる」という答えが返ってきました。
一方で「後部座席が狭いので、わが子以外によその子どもを車に乗せて定員いっぱいになることを躊躇する」「荷物を積むと車内が狭く感じる」という声も。
子どもがスポーツクラブに所属していると、荷物が多かったり、わが子以外の子どもを乗せる機会が多かったりして、車内の狭さが気になるケースもあるようです。
このほかに「定員では子どもを3人乗せることができても、後部座席につけられるチャイルドシートは2つだけ」という点を不安に思う方もいました。
軽自動車でチャイルドシートが免除されるケースとは
軽自動車は後部座席の定員が2人なので、チャイルドシートを2つしか取り付けることができません。
後部座席に、チャイルドシートの使用が義務付けられている6歳未満の子どもを3人乗せたい場合、道路交通法施行令第26条の3の2により、座席ベルト及び幼児用補助装置(チャイルドシート)に係る義務の免除が認められています。
免除の条件は
運転者席以外の座席の数以上の数の者を乗車させるため乗車させる幼児の数に等しい数の幼児用補助装置のすべてを固定して用いることができない場合において、当該固定して用いることができない幼児用補助装置の数の幼児を乗車させるとき(法第57条第1項本文の規定による乗車人員の制限を超えない場合に限る。)
前の項目で述べたようにチャイルドシートの適切な使用は事故を大きく防いでくれます。
6歳未満の子どもが3人いて、日常的に子どもを3人乗せる家庭などは、後部座席に全員分のチャイルドシートをつけられる普通車を選ぶことも考慮したほうが良いでしょう。
大人1人=12歳未満の子ども1.5人で計算を
軽自動車は運転しやすく、維持費が安く済むため、日常生活で車に乗る機会が多い方に向いています。
一方で、子どもが3人以上いる方や、わが子以外の子どもを乗せる機会がある方は、子どもを乗せる場合の乗車定員の数え方を理解し、人数オーバーにならないように気を付けなければなりません。
子どもにとって安全で快適なカーライフになるように、乗車人数を守り、チャイルドシートを適切に使用して軽自動車の運転を楽しみましょう。
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