子どもの「なぜなぜ期」について知りたい!子どもの質問への答え方・対応のポイントをご紹介

子どもの「なぜなぜ期」について知りたい!子どもの質問への答え方・対応のポイントをご紹介

「魔の2歳」と呼ばれるイヤイヤ期の2歳が終わった頃に、何がやってくるでしょう……?

3歳頃になると「なんで?」「どうして?」と質問攻めにする「なぜなぜ期」が訪れます。

英語でもhorrible threes(恐怖の3歳)と呼ばれ、厄介なイメージがありますが、楽しく乗り切ればたいしたことはありません。

この記事では、なぜなぜ期の質問への答え方、対応のポイントまで紹介します。

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なぜなぜ期とは?意味や特徴

なぜなぜ期とは?意味や特徴

なぜなぜ期は、身近な人、ものや事柄、事象など、あらゆるものについて「なぜ?」「どうして?」と質問を繰り返す時期をいいます。

心理学では「質問期」と呼ばれ、多くの子どもが通る一般的な成長段階といえるでしょう。

人間の脳内の神経回路は、3歳頃には成人の80%程度まで成長するといわれています。

脳内の神経回路が急速に形成され、さまざまなことを知覚・認識し、新しい情報を摂取したくなる時期です。

なぜなぜ期はいつからいつまで

「なぜなぜ期」は「イヤイヤ期」が終わる3歳から4歳頃までによく見られます。

なぜなぜ期は、心理学的に2段階に分けられるといわれており、具体的な内容は以下の通りです。

なぜなぜ期年齢の目安内容
第一質問期2、3歳頃~ものなどを指差して名前を尋ねる時期で、「命名期」「ナニナニ期」とも呼ばれる。
第二質問期3、4歳頃~物事の理由や原因、目的や結果を尋ねる時期。

しつこく質問攻めに合うのはなかなか大変ですが、子どもたちの純粋な質問に思わず笑みがこぼれてしまうこともあるでしょう。

楽しんで乗り切ってください!

なぜなぜ期は英語ではなんていう?

なぜなぜ期を英語では”Why phase”とも呼ばれています。

horrible threesともいわれる3歳ですが、その対応に苦慮するのは万国共通のようです。

ただ、horrible threesが終わるとやってくるのは”wonderful fours(素晴らしい4歳)”なので、この時期を乗り越えれば子育てが楽になってくることも。

「なぜなぜ期」が恋しくなってしまうほど、会話が楽しくなってくる日々は必ずやってきます!がんばりましょう。

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なぜなぜ期で育まれる力とは?

「なぜなぜ期」は成長する上でとても大切な段階です。

「なぜ?」「どうして?」という子どもたちの質問は、想像力や創造性の発達に関わります。

想像力や創造性を育てると、子どもの人生を豊かにするともいわれており、問題解決能力をも育むパワフルなスキルです。

さらに、何かに疑問を抱くことは知的好奇心を育てる種でもあります。

「なぜ?」と出会って新たな知識を得る楽しみを味わうことで、また別の「なぜ?」を見つけるモチベーションにもなるでしょう。

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質問の答え方・対応ポイントは

質問の答え方・対応ポイントは

子どもたちの「なぜ?」「どうして?」という質問にはどうやって答えれば良いのでしょうか?

質問攻めにあっている親としては大変な時期ですが、子どもたちの好奇心の芽を摘まないことが大切です。

ここからは、質問の答え方、対応のポイントを紹介します。

一緒に考えてなるべく楽しく答える

忙しい時に質問されてしまうと「あとで」「さっき答えたでしょ」など、イライラしちゃうこともありますよね。

そういう時は「パパに聞いてみて」「アレクサに聞いてみよう!」など、誰かしらが答えらえる環境を与えてあげましょう。

でもなるべくなら、楽しみながら何度でも答えるのがベスト。

難しい質問は必ずしも正しくなくても良いので「なんでかな?」と一緒に考えたり、「自分だったらこう思う」と意見を共有したりするのもおすすめです。

想像して答えるのも悪いことではありません。

疑問を持つ気持ちを大事にしてあげてくださいね。

図鑑や辞典で一緒に答えを探す

もし学問に通じるような質問であれば、図鑑や本、辞典を使うのがおすすめです。

最近は便利なアプリもありますね。

大人がわからない質問であれば、一緒に知的好奇心を持って本を開くと、子どもにとっても楽しい時間になります。

また、図鑑などは元々質問していた内容から派生して、新しい知識や関心を広げる情報と出会うこともあるのが魅力です。

博物館や自然に触れながら、本物を見ながら学びを深めることも良いでしょう。

本を見るよりも、実物と触れることで五感を育むこともできます。

新たな「なぜ?」を見つけて、大人と一緒に知識を探究する体験は子どもにとって特別なものです。

学ぶことが楽しい、と感じられるチャンスになるでしょう。

「どうしてだと思う?」と聞き返す

「これ何?」など、「命名期」や「ナニナニ期」に飛び出す質問は答えられるものが多いでしょう。

しかし、物事の理由や原因、目的や結果などの質問は大人でもすぐに答えられないものも多いはず。

「なぜ?」に答えられない場合、一緒に考えるのも良いですが「どうしてだと思う?」と聞き返すのも良いとされています。

問い返されることで、子どもは想像力を養い、思考力も鍛えられ、自ら能動的に考える能力を育むのです。

会話を続けることで、コミュニケーションも活発になり、語彙も増えるので一石二鳥。

どうやったら答えを見つけられるか、問題解決の方法を探究する力も身につけられます。

第二質問期は、子どもの成長を促す大チャンスです。

面倒くさがらず、一緒に考え、会話をし、お互いに刺激を与え合ってみましょう。

なぜなぜ期でしないほうがいいことや親が気を付けること

なぜなぜ期でしないほうがいいことや親が気を付けること

時々、子どもが突拍子もないことを聞いてくることもあるでしょう。

そんな時は「なにそれ?」や「そんなことも知らないの?」とバカにしたり、笑ったり、他人に話したりするのはNGです。

子どもは質問をすることが恥ずかしいことだと思ってしまい、傷つくことにつながってしまいます。

また、何度も同じことを聞かれて「うるさい」「さっきも言ったでしょ」と答えるのも考えものです。

同じことを何度も聞く理由はいろいろと考えられますが、同じ返答に安心感を得ている場合もあります。

同じことを何度も言うのは骨が折れてしまいますが、なるべく対応してあげましょう。

3〜4回続いたら「さっきなんて答えたっけ?」など質問返ししてみるのも手です。

子どもたちの質問する心を大事にしてあげましょう。

まとめ:親子で一緒に楽しんで

子どもの「なぜ?」の嵐に答えていくのは大変です。

しかし、なぜなぜ期は成長に必要不可欠な大事な時期。

面倒くさがらず、できるだけ楽しみながら対応してあげましょう。

考える楽しみ、答えを見つける楽しみはかけがえのない体験です。

想像力、問題解決能力を養うチャンスでもあるので、ゆとりを持って、一緒に「なぜ」と向き合えると良いですね。

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