赤ちゃんの成長過程では、パパやママがどう対処すれば良いのか悩むことも多々ありますね。
そのなかの一つに後追いがあるのではないでしょうか。
赤ちゃんの後追いはかわいらしく感じることがある半面、あまりに激しいとトイレにも行けない、家事がはかどらないなど、パパやママは困るかもしれません。
赤ちゃんの後追いはいつからいつまで続くのか、後追いする理由や対処法などを紹介します。
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赤ちゃんの後追いはいつからいつまで?
赤ちゃんの後追いとはどのようなものなのでしょう。
そして、いつからいつまで続くのかを紹介します。
赤ちゃんの後追いとは?意味は?
後追いとは、ハイハイや伝い歩きなどで自分で移動できるようになった赤ちゃんが、パパやママの姿が見えなくなったときに追いかけていったり、激しく泣きながら探しにいったりすることをいいます。
後追いする赤ちゃんは、パパやママの後ろを追いかけてきます。
パパやママが行くところにはどこでも追いかけてこようとするので、段差があるところや障害物のあるところで怪我をしかねないなど、ハラハラさせられることも多くなるでしょう。
後追いはいつから始まる?
赤ちゃんの後追いが始まる時期は、6ヵ月~11ヵ月頃とされており、8ヵ月頃から激しくなるといわれています。
各自治体でおこなわれている9~10ヵ月健診のマニュアルにも後追いの項目があるので、この時期までに始まっていることが多いといえそうです。
ただ、赤ちゃんの成長には個人差があり、後追いを始める時期もハイハイができるようになった頃、つかまり立ちや伝い歩きができるようになった頃、一人歩きができるようになった頃など、タイミングはさまざまです。
後追いはいつ終わる?
後追いが終わる時期は、1歳から1歳半頃とされています。
一般的に、1歳を過ぎると言葉の意味がわかるようになってきて、パパやママが「すぐ戻るから待っていてね」と言うと理解できるようになってくるからです。
パパやママが見えないところに行ってしまっても、すぐに戻ってきてくれるのだとわかるようになれば、徐々に後追いも少なくなってきます。
ただし、後追いが続く年齢も個人差があり、2歳頃まで続く場合もあります。
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赤ちゃんはなぜ後追いするの?
赤ちゃんは、どうして後追いをするのでしょうか。
赤ちゃんが後追いをする理由と、後追いをしない赤ちゃんもいることを紹介します。
赤ちゃんが後追いする理由
後追いをする時期は人見知りが始まる時期とも重なっており、パパやママなど身近な人とそうでない人の区別ができるようになってきます。
そのため、パパやママが急に視界から消えてしまうと、寂しい気持ちになってしまいます。
また、先が予測できないので「今別れたら一生会えないかも?」くらいに思ってしまい、かなり不安な気持ちになってしまうのです。
パパやママを特別な存在として認識できるようになり、愛着や愛情を感じられるようになったことの表れで、赤ちゃんの心が正常に育っている成長の証でもあります。
後追いしない赤ちゃんもいる?
なかには、まったく後追いをしない赤ちゃんもいます。
後追いをしない理由はいくつかあり、生活環境や赤ちゃん自身の性格によるところが大きいです。
例えば、兄弟姉妹や祖父母など、パパやママ以外の家族がいつもそばにいる場合や、マンションのように部屋の中全体が見渡しやすく、常に家族の誰かが見える環境のなかで暮らしている場合は、不安になることが少なく、後追いをしないことがあります。
また、赤ちゃん自身がおとなしい性格の場合は、まったく後追いをしないことがあります。
後追いをしないからといって気にする必要はなく、パパやママを目で追ったり微笑んだりする、声をかけると哺語を発したり手足を動かしたりして反応する場合は、パパやママに対する愛着行動があるととらえられるので、心配はいりません。
成長のスピードは個々に異なるので、ゆっくりと成長を見守っていきましょう。
後追いは性格や生活環境の変化などの影響を受けて個人差が大きく、後追いがすぐに終わる子、長く続く子、いったん落ち着いた後にまた始まる子など、さまざまなケースがあります。
赤ちゃんの後追いのメリットは?
赤ちゃんがパパやママの後を追いかけると、ハイハイなどの運動を促すことになります。
ハイハイは、バランスを崩して転びそうになったときや、障害物にぶつかりそうになったときなどに、とっさに自分の身体を腕で支え、自分の身体を守ることができる筋力を養うためにとても重要です。
ハイハイをたくさんしていると、歩き始めるまでの自然な発達段階に進むための筋肉や骨の発達を促してくれます。
基礎的な筋力や骨が発達すると、幼児期以降の運動能力の向上にも良い影響を及ぼす可能性があります。
赤ちゃんの後追いの対処法とは
赤ちゃんが後追いをする時期は「自由に動くことがままならない」「家事が進まない」など、パパやママにとっては悩みが尽きません。
後追いをする時期の対処法を紹介します。
こまめに声かけし、スキンシップで伝える
赤ちゃんの目の前からいなくなるときは「ママ(パパ)はちょっと〇〇してくるね。でもすぐに戻ってくるから大丈夫だよ」などと、できるだけ赤ちゃんにこまめに声かけをしましょう。
抱きしめたり頭をなでてあげたりして赤ちゃんとスキンシップを取ることで、次第にパパやママはずっといなくなってしまうわけではないのだと理解できるようになります。
見える位置で家事をする
サークルやゲートを利用して、赤ちゃんがパパやママの姿を見られるように工夫して、家事をすませるようにしましょう。
また、赤ちゃんがどうしても泣いて家事がはかどらないときは、抱っこ紐やおんぶ紐を利用するのも手です。
それでも後追いが激しくて家事もままならないときは、適度に家事の手を抜いて、赤ちゃんと一緒に過ごす時間を優先してみましょう。
後追いするときの注意点
後追いをする時期の赤ちゃんは、床に落ちているものを口の中に入れてしまうことがあります。
誤飲につながるようなものが床に落ちていないよう気を付けましょう。
段差や階段は、落下防止策としてベビーゲートやベビーフェンスなどを取り付けるのがおすすめです。
コード類やコンセント類も思わぬ事故の原因になります。
コンセントカバーなどを利用して、触れないように対策しましょう。
つかまり立ちをするようになると、家具の角に頭をぶつけることがあります。
家具や家電製品の角にはクッションテープやコーナーガードを貼りましょう。
まとめ:今しかない後追い期間
赤ちゃんが後追いをする時期は、自分の時間がまったく取れない、トイレにすら行けない、家事がはかどらないなど、イライラしたり、この状態がずっと続くのではと辛い気持ちになったりするかもしれません。
後追いは、必ず終わるときが来ます。
パパやママの後をずっと追いかけて泣いてくれるのは今だけなので、あまり思いつめないで、この時期を楽しむ気持ちになれると良いですね。
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