子育て世帯に大きな負担となるのは子どもの教育費と娯楽費です。
他の家庭は教育費に月々いくらかかっているの?大学進学のためにいくら貯金しているの?娯楽費はどのくらい使っているの?
など自分の家が多いのか少ないのか気になりますよね。
ママソレ編集部では、教育費と娯楽費のひと月あたりの金額をアンケート調査しましたので、その結果をご紹介します。
【調査概要】
調査期間:2023年9月20日〜9月25日
調査機関:ママソレ編集部
調査対象:小学生~高校生の子を持つ親
有効回答数:389人
調査方法(集計方法、算出方法):インターネットによる任意回答
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目次
【小中高生別】ひと月あたりの教材や学用品の費用
まずは、ひと月あたりに使う教材や学用品の費用からご紹介します。
小学生がいる家庭の教材や学用品の費用
小学生がいる家庭では、ひと月あたりの教材や学用品の費用は5,000円以上10,000円以下が最も多く、38.0%となりました。
5,000円未満の家庭は26.7%となっています。
- 5,000円未満 26.7%
- 5,000円以上 38.0%
- 10,000円以上 15.4%
- 15,000円以上 6.3%
- 20,000円以上 7.2%
- 25,000円以上 1.8%
- 30,000円以上 4.5%
中学生がいる家庭の教材や学用品の費用
中学生がいる家庭では、小学生がいる家庭に比べ5,000円未満が18.5%に、5,000円以上10,000円以下が25.2%となっています。
これは、小学生の教材・学用品の費用10,000円以下の約65%に比べ、2割ほど少ない結果となっています。
- 5,000円未満 18.5%
- 5,000円以上 25.2%
- 10,000円以上 23.5%
- 15,000円以上 13.4%
- 20,000円以上 7.6%
- 25,000円以上 0.8%
- 30,000円以上 10.9%
高校生がいる家庭の教材や学用品の費用
高校生がいる家庭では、ひと月の教材や学用品の費用が10,000円以下の割合はさらに減少し、約3割に。
約7割の家庭で月々10,000円以上かかっていることが分かりました。
ひと月30,000円以上という家庭も14.3%に上りました。
- 5,000円未満 14.3%
- 5,000円以上 17.1%
- 10,000円以上 27.1%
- 15,000円以上 14.3%
- 20,000円以上 10.0%
- 25,000円以上 2.9%
- 30,000円以上 14.3%
子どもの人数ごとの教材や学用品の費用
続いて、子どもの人数ごとの教材や学用品の費用の比較を見てみます。
大きく異なるのは、子どもが1人の場合は教材・学用品の費用が30,000円以上の割合が3.2%なのに対し、2人では10.5%、4人では25.2%となっている点です。
当然ですが、子どもの人数が増えるにつれ、教材・学用品の費用が増えていることが分かります。
【小中高生別】ひと月あたりの塾や予備校の費用
次に、ひと月あたりの塾や予備校の費用をご紹介します。
小学生がいる家庭でのひと月あたりの塾や予備校の費用
まずは、小学生がいる家庭での塾の費用から見ていきます。
小学生は中学受験をする場合としない場合とで分けて比較しています。
中学受験をする家庭では、塾代が20,000円以上30,000円以下が最も多く26.5%となりました。
10,000円以上20,000円以下も同じく26.5%でした。
塾代が20,000円以上の家庭が過半数という結果となりました。
一方、中学受験をしない家庭では、5,000円未満と10,000円以下の家庭が各12.7%と最も多く、中学受験をするかしないかで塾代が大きく異なることが分かりました。
また、中学受験をしない家庭では、半数以上が塾には通っていないことが分かりました。
中学生がいる家庭でのひと月あたりの塾や予備校の費用
中学生がいる家庭でのひと月あたりの塾や予備校の費用については、塾や予備校には通っていないが23.5%と最も多く、次に20,000円以上が20.2%と多くなっています。
- 5,000円未満 4.2%
- 5,000円以上 9.2%
- 10,000円以上 19.3%
- 20,000円以上 20.2%
- 30,000円以上 10.9%
- 40,000円以上 4.2%
- 50,000円以上 5.0%
- 70,000円以上 2.5%
- 100,000円以上 0.8%
- 塾や予備校には通っていない 23.5%
高校生がいる家庭でのひと月あたりの塾や予備校の費用
高校生がいる家庭でのひと月あたりの塾や予備校の費用については、塾や予備校には通っていないが最も多く28.6%となっており、続いて、20,000円以上が20.0%、30,000円以上50,000円以下が18.6%と高くなっています。
塾や予備校の費用がひと月20,000円以上の家庭が過半数を占めています。
一方、3割近くが塾や予備校には通っていないことも分かりました。
- 5,000円未満 4.3%
- 5,000円以上 2.9%
- 10,000円以上 14.3%
- 20,000円以上 20.0%
- 30,000円以上 18.6%
- 40,000円以上 0.0%
- 50,000円以上 7.1%
- 70,000円以上 4.3%
- 塾や予備校には通っていない 28.6%
子どもの人数ごとのひと月あたりの塾や予備校の費用
子どもの人数ごとのひと月あたりの塾や予備校の費用では、子どもの人数が増えるにつれ、費用が増加しています。
ただ、顕著な差はなく、バラつきのある結果となりました。
【小中高生別】大学進学のためのひと月あたりの貯金額
次に、子どもの大学進学のために毎月どのくらい貯金しているかについて調査しました。
小学生がいる家庭でのひと月あたりの大学進学のための貯金額
小学生のいる家庭では、10,000円以上15,000円以下の割合が最も多く、24.5%となりました。
30,000円以上の家庭も15.5%と多くなっています。
一方、全く貯めていない家庭が21.0%という結果となりました。
- 5,000円未満 8.5%
- 5,000円以上 8.0%
- 10,000円以上 24.5%
- 15,000円以上 8.0%
- 20,000円以上 13.5%
- 25,000円以上 1.0%
- 30,000円以上 15.5%
- 全く貯めていない 21.0%
中学生がいる家庭でのひと月あたりの大学進学のための貯金額
中学生がいる家庭でも同じく10,000円以上15,000円以下の割合が最も多く、23.5%となっています。
小学生のいる家庭と比べ、20,000円以上、30,000円以上の割合がともに増加しています。
- 5,000円未満 5.0%
- 5,000円以上 8.4%
- 10,000円以上 23.5%
- 15,000円以上 8.4%
- 20,000円以上 16.8%
- 25,000円以上 4.2%
- 30,000円以上 18.5%
- 全く貯めていない 15.1%
高校生がいる家庭でのひと月あたりの大学進学のための貯金額
高校生のいる家庭では、中学生のいる家庭と比べ、5,000円未満の割合が減少し、30,000円以上の割合が増加しました。
貯金額が10,000円以上15,000円以下の割合が24.3%と最も多くなっています。
- 5,000円未満 1.4%
- 5,000円以上 15.7%
- 10,000円以上 24.3%
- 15,000円以上 7.1%
- 20,000円以上 15.7%
- 25,000円以上 0.0%
- 30,000円以上 20.0%
- 全く貯めていない 15.7%
子どもの人数ごとのひと月あたりの大学進学のための貯金額
続いて、1〜4人までの子どもの人数によって、大学進学のための貯金額にどのような差があるかについて調査しました。
お子さんが1人の家庭で最も多かったのは10,000円以上15,000円以下で27.0%でした。
一方、お子さんの人数が4人の家庭で最も多かったのは30,000円以上で25.0%という結果でした。
子育て世帯の教育費に対する負担やストレス
子育て世帯が教育費に対して負担やストレスを感じているかについては、約8割の方が負担やストレスに感じているという結果となりました。
【小中高生別】ひと月あたりの娯楽費用
次に、子育て世帯のひと月あたりの娯楽費用について調査しました。
小学生がいる家庭でのひと月あたりの娯楽費用
小学生のいる家庭でのひと月あたりの娯楽費用は、5,000円以上10,000円以下が最も多く33.2%となっています。
5,000円未満の家庭も24.6%となっており、ひと月の娯楽費用が10,000円以下の家庭が約6割に上ります。
- 5,000円未満 24.6%
- 5,000円以上 33.2%
- 10,000円以上 21.6%
- 15,000円以上 5.5%
- 20,000円以上 9.0%
- 25,000円以上 3.5%
- 30,000円以上 2.6%
中学生がいる家庭でのひと月あたりの娯楽費用
中学生がいる家庭でのひと月あたりの娯楽費用は、5,000円以上10,000円以下と10,000円以上15,000円以下がどちらも29.4%と最も多い結果となりました。
小中学生のいる家庭では、どちらもひと月あたりの娯楽費用が15,000円以下の割合が約8割という結果となりました。
- 5,000円未満 21.8.%
- 5,000円以上 29.4%
- 10,000円以上 29.4%
- 15,000円以上 6.7%
- 20,000円以上 9.2%
- 25,000円以上 0.0%
- 30,000円以上 3.4%
高校生がいる家庭でのひと月あたりの娯楽費用
高校生がいる家庭でのひと月あたりの娯楽費用は、10,000円以上15,000円以下が最も多く34.3%という結果になりました。
小中学生のいる家庭に比べ、娯楽費が10,000円以上の割合が約6割に増加しています。
- 5,000円未満 12.9.%
- 5,000円以上 27.1%
- 10,000円以上 34.3%
- 15,000円以上 8.6%
- 20,000円以上 11.4%
- 25,000円以上 2.9%
- 30,000円以上 2.9%
子どもの人数ごとのひと月あたりの娯楽費用
1〜4人までの子どもの人数によって、ひと月の娯楽費用にどのくらい差があるかについては、子どもの人数が増えるにつれ、娯楽費用が増加していることが分かりました。
娯楽費用が10,000円以下なのは、お子さんが1人の家庭では約6割、2人の家庭では約5割、3人の家庭では3割強となっています。
娯楽のメリットと娯楽費用の節約ポイント
次に娯楽のメリットと節約ポイントについてご紹介します。
子どもにとっての娯楽のメリット
子どもにとっての娯楽のメリットとして最も多かったのは「楽しみや幸福感、ストレス解消に繋がる」という項目でした。
- 楽しみや幸福感、ストレス解消に繋がる 316票
- 創造力を養うことができる 178票
- 社会的な交流、スキル向上に繋がる 156票
- 新しい趣味や特技を見つけることができる 149票
- その他 0票
娯楽費用の節約ポイント
娯楽費用の節約ポイントとしては、「公園や図書館など無料のものを利用する」が最も多く、続いて「毎月の予算を決めて予算内に収める」「旅行やレジャーなど、計画を立てて貯金する」が多い結果となりました。
節約のために、各家庭で工夫していることが分かります。
- 毎月の予算を決めて予算内に収める 149票
- 公園や図書館など無料のものを利用する 166票
- 旅行やレジャーなど、計画を立てて貯金する 136票
- 家の中で楽しめる娯楽を探す 115票
- その他(自由記述) 38票
- 節約はしていない 9票
【その他の回答】
- まず、子どもに何がしたいかを聞いてから低予算で行けるような所を探す。(小学校中学年の保護者)
- 水族館や科学館など年間パスポートを購入する。(小学校中学年の保護者)
- 家の中でできる娯楽(YouTubeやiPadのゲームやお絵描きソフトを使って遊ぶ)を中心にしている。(中学生と高校生の保護者)
- なるべくクレジットカード払いや電子マネーを利用して、ポイントを貯めたり、後払いにしている。(小学校高学年と中学生の保護者)
- 子どもが個人的に行きたい、やりたい、欲しいと思う娯楽費については自分のお小遣いでやりくりさせている。(小学校低学年・高学年・中学生の保護者)
子育て世帯の娯楽費用に対する負担やストレス
最後に、子育て世帯が娯楽費用に対して負担やストレスを感じているかについて調査したところ、64%の方が負担に感じているという結果となりました。
まとめ
子育て世帯の教育費と娯楽費についてのアンケート結果をお届けしました。
今回のアンケート調査から、子育て世帯では、教育費についても娯楽費についても負担に感じている方が多いという結果になりました。
子どもの大学進学に向けては、小中高校生別に貯金している具体的な金額の違いを見ることができました。
また、旅行やレジャーに向けては計画的に貯金されている家庭が多いことも分かりました。
今回のアンケート結果を今後の教育費や娯楽費のやりくりの参考にしていただければ幸いです。
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調査データの活用について
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引用についてのお願い
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出典の記載方法は以下のとおりです。
(出典記載例)
出典:【2023年最新】子育て世帯の教育費と娯楽費を大調査!ひと月あたりの金額や、大学費用の貯金額を小中高生のパパママにアンケート
https://mama.chintaistyle.jp/article/survey-2023-kosodate-kyouikuhi-gorakuhi/(当記事URL)
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