保育園入園は子どもにとってもパパやママにとっても、これまでの生活スタイルが一変する大きな節目となります。
初めての集団生活となる保育園の入園式を楽しみにしているパパやママもいるかもしれません。
しかし、全員が一斉に4月に入園する幼稚園とは異なり、保育園では家庭の事情に応じて入園時期も子どもの年齢もさまざま。
そもそも入園式はあるのでしょうか。
そこで今回は、保育園の入園式の有無、実施時期、式の流れや持ち物などを紹介します。
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保育園の入園式の有無と実施時期
一口に保育園といっても、認可・無認可、公立・民間の保育園があり、規模や運営方針もそれぞれ違いがあります。
入園式も通う園によって実施するかしないかが分かれます。
またコロナ禍やアフターコロナでは、通年イベントの中止や簡素化せざるを得ない園もあるなど、対応はさまざまです。
なかには、保護者の都合に配慮して、短時間で入園式を実施する保育園もあります。
実施する場合は、4月1日やその直後の土日を利用しておこなったり、在園児の進級式と合わせておこなわれたりするケースもあります。
ただし、途中入園の場合は入園式は実施しない園がほとんどで、その場合は保護者参加の入園式ではなく、クラス単位で歓迎会などがおこなわれることもあるようです。
保育園の入園式の流れ
入園式では年齢の異なる園児が揃うのも保育園の特徴です。
ここでは、保育園の入園式の一例を紹介します。
1.開式の言葉
多くの入園式や入学式と同様、式そのものは通常の流れで進行します。
ただし、小さな子どもたちも参加するため、全体を通じてわかりやすい言葉で手短かに進められることがほとんどです。
まずは、開式宣言があります。
司会進行役か保育主任の先生が務めますが、年長さんの園児代表が開式の言葉を述べるケースもあります。
2.入園児入場
新入園の子どもたちの入場は、普段とは違う環境で子どもたちが不安にならないよう、保育士が付き添います。
保護者は先に決められた席に座って開式を待つケースもあれば、園児と一緒に入場するケースもあります。
3.園長先生の挨拶
園長先生から、新入園児と保護者に向けて入園祝いの挨拶がおこなわれます。
園の理念や方針を話してくれることもあるため、きちんと聞いておきましょう。
4.職員紹介
園に関わる職員の紹介があります。
保育士だけでなく、接点が少ない看護師や栄養士、用務員などの紹介がおこなわれます。
役割と名前の紹介と一言挨拶程度で、短時間に次々と紹介する程度ですが、全員の顔を見られる貴重な機会です。
5.入園児紹介
新入園の子どもたちの名前を一人ひとり読み上げます。
年齢によってお返事をしたりしなかったりですが、どの子であるかわかるように保育士や保護者が代わって返事をサポートする場合もあります。
6.在園児の出し物
入園式には年長さんや年中さんなどが出席して、歌や手遊び、お遊戯など歓迎の出し物を披露してくれたり、手作りの記念品を贈呈してくれたりします。
保護者にとっては、子どもたちや先生との関わりかたや園生活の様子が垣間見える貴重な機会となるでしょう。
7.閉式の言葉・記念撮影
最後に、閉式の挨拶により入園式はお開きです。
その後、ホールのステージや園庭に集合して記念撮影がおこなわれます。
園長先生や担任の先生と入園児、また保護者も一緒に撮影するケースもあります。
プロのカメラマンが派遣されている場合は、入園式の様子や集合写真を後日販売してくれるかもしれません。
8.退場
園児たちが退場して、その後別室に移動し、保護者会や園生活に関する説明会がおこなわれることもあるようです。
ただし、入園前に持ち物準備等の説明会がおこなわれているため、4月中に新担任と保護者との懇談会などを実施する園が多いでしょう。
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保育園の入園式の持ち物
保育園の入園式の持ち物は、事前に通達があるため忘れないようあらかじめ揃えておきましょう。
月齢により持ち物は異なりますが、以下に一般的な持ち物をご紹介します。
- 上履き、保護者用スリッパ
- おむつ
- おしりふき
- 着替え一式
- ビニール袋数枚(靴入れ、汚れた洋服、おむつ用)
- 筆記用具
- カメラ、ビデオカメラ
- 絵本、音の鳴らないおもちゃ
- バッグ(配布書類を入れる)
保育園の入園式に適した服装
保育園の入園式での無難な服装の範囲に悩む方もいるかもしれません。
いっそのことセレモニースーツと決めてくれれば楽なのにとの声も聞かれます。
ここでは入園式の服装の一般的な傾向を紹介します。
ママ
服選びはがんばり過ぎても周囲から浮いてしまいそうだし、かといってカジュアル過ぎるのも考えもの。
フォーマルである必要はありませんが、保育園とはいえ式典であることと、先生方と顔を合わせるため、派手な格好やカジュアル過ぎる服装は避けましょう。
きれいめなオフィスカジュアルぐらいのコーディネートがおすすめです。
入園式やその後の説明会などでは園児用のいすに座るケースもあるため、スカートなら長めの丈が安心です。
パパ
パパもママと同様にオフィスカジュアルがおすすめです。
仕事用のスーツよりもカジュアルでOKですが、デニムや派手な柄物はカジュアルすぎるため避けましょう。
ママの服装がフォーマル寄りならパパも合わせるなど、夫婦で雰囲気を合わせるとちぐはぐな印象になりません。
子ども
0歳児は普段どおりの動きやすい服装で良いでしょう。
フォーマル寄りのデザインのロンパースなら、きちんと感もあり動きやすいのでおすすめです。
1歳以上の子なら、普段着と違うきちんと感のある洋服を着せてあげてはいかがですか。
入園式の集合写真として残るものなので、いつもより少しきれいめを意識すると良いですね。
入園式の短時間程度なら、子どももストレスに感じることも少ないでしょう。
入園式の服装は、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
▼【親・子ども別】入園式の服装はどうする?おすすめの服装&基本マナー
まとめ
保育園は幼稚園と違って、同い年の全員が一斉に入園式を迎えるわけではありません。
産休明けで職場復帰するケースや、待機児童や引っ越しなどの事情による途中入園など、さまざまなタイミングで入園します。
入園式として成立する人数が揃えばいいですが、少人数の場合、在園児の進級式や始園式と兼ねて挙行するケースもあります。
入園式に出席できることは貴重な機会ですので、ぜひ不安や迷いを感じずに済むよう準備して楽しい思い出にしてくださいね。
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