田舎すぎず都会すぎず、その住みやすさに定評のある広島県。
子育てについても独自の制度を展開するなど、県が力を入れているようです。
そんな広島県の子育て支援制度には、一体どのようなものがあるのでしょうか。
この記事では、広島県の子育て支援制度をいくつかピックアップしてご紹介します。広島県での子育てについて興味をお持ちの方は、ぜひ参考にされてみてください。
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パパの育休奨励金も！広島県の子育て支援制度
一時預かり
内閣府の幼児教育・保育の無償化にもとづき、広島県でも各種子育てサービスの無償化が行われています。
例えば広島市では、さまざまな理由でお子さんを自宅で保育できない場合に保育園等で預かる「一時預かり」を行っており、その利用料の一部または全部が無償化されています。
対象は主に保育園や認定こども園に通っていない乳幼児で、利用する際は事前に各種一時預かり施設に申込みが必要です。
一時預かりのサービス内容や利用できる預かり施設はさまざまありますので、詳しくはお住まいの自治体の公式HPをご確認ください。
参考：一時預かり事業（広島市）
いきいきパパの育休奨励金
※令和3年度をもって終了
広島県では、育休などを含む連続1週間以上の休暇を男性職員が取得した企業に対し、奨励金を支給しています。
「常時雇用労働者が300人以上の企業」「労働局に届け出ていること」など条件はありますが、男性職員のお子さんが1歳2ヶ月になるまでの間に、育休などを5日間以上含み連続1週間以上休暇を取得した場合、
職員1人目の時は20万円2～5人目の時は10万円
の奨励金が企業に支給されます（職員の休暇が1ヶ月以上の場合は増額）。
企業に奨励金を支給することで、男性職員が育休を取りやすい雰囲気作りができることを目的としています。
イクちゃんネット
広島県の子育てポータルサイト「イクちゃんネット」は、広島県で子育てをする全ての人に役立つサイトを目指し、様々なコンテンツを発信しています。
お子さんの年齢別・シーン別に情報を検索できるほか、「子育てクッキング」「今日のうちの子」など、日々の子育てにまつわる事柄をサイトに投稿することもできます。
スマートフォンからも閲覧でき、広島県のさまざまな子育て支援制度を紹介するページにもリンクが張られています。子育てで困った時にとても頼りになりそうなWebサイトです。
参考：イクちゃんネット
ひろしま版ネウボラ
“ネウボラ”とはフィンランドの言葉で「アドバイスをする場所」という意味。
ひろしま版ネウボラは、各自治体が妊娠～出産～就学前の子育てといった期間に母子の健康や子育て支援のサービスをワンストップで提供する制度です。
核家族化などで孤立化する子育てを支援するため、「各地域への窓口の設置」「専門職員の配置」「丁寧な面談等の各種サービス」などの取組みを、各自治体主導で推奨しています。
母子健康手帳の交付や両親学級の実施、乳児家庭全戸訪問などの各種取組みを通して、切れ目なく子育て支援を行っています。
参考：「ひろしま版ネウボラ」は，全ての子育て家庭を見守り，サポートします！（広島県）
不妊検査費等助成事業
不妊に悩む方への制度として、夫婦そろって不妊検査を受けた場合の検査費用・一般不妊治療の一部を助成しています。
対象範囲に含まれるのは、不妊検査とタイミング療法・薬物療法・人工授精などの一般不妊治療。
各種条件を満たした場合、自己負担額の1/2（最大5万円まで）が助成されます。
期限内に所定の書類を提出・申請すると、助成を受けることができます。
また、体外受精・顕微授精などの特定不妊治療については別途不妊治療支援事業で助成を受けることができるため、気になる方は公式HPを確認してみましょう。
参考：広島県不妊検査費等助成事業 ～不妊検査は夫婦そろって受けましょう！（広島県）
各自治体の独自制度はHPへ！広島県で楽しく子育て
いきいきパパの育休奨励金やひろしま版ネウボラなど、ほかの県ではあまり聞かない子育て支援制度も充実している広島県。
これらの制度に加え、各自治体で独自に行っている子育て支援制度もあります。
広島のどの地区で子育てするか悩んだら、各自治体のHPを見比べてみると良いでしょう。
詳細をしっかりと把握し、さまざまなサポートを受けながら楽しんで子育てしていきましょう。
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