子育て世帯が賃貸住宅に暮らすときのお悩みとして多いものに、収納スペースに関することがあります。
「物件を探す段階で収納が多い家を選んでいるはずなのに、なぜこんなにスペースが足りないんだろう?」と、育児にまつわるグッズの大きさ・多さに頭を抱えている方も少なくないでしょう。
そこでこの記事では、数が多く意外にかさばる赤ちゃん用品の収納術をご紹介します。
赤ちゃんのお部屋に安心して置ける収納用品や、すぐに活かせる収納アイデアも。
ぜひ参考にしてみてください。
おすすめの収納方法
赤ちゃん用品はかさばるものが多く、一時的にしまっておくことが大変です。
かといって出しっぱなしでは家がごちゃごちゃするだけでなく、赤ちゃんやご家族にとっての安全性を損なうことにも。
ここではしまいやすく出しやすい、赤ちゃん用品の収納方法についてご紹介します。
赤ちゃんグッズはまとめて収納
赤ちゃんグッズは、突然、必要になるものです。
せっかく収納しても「今すぐ取り出したいのに、どこにしまったかわからない……」と困ってしまうことは、できるだけ避けなければなりません。
赤ちゃん関連のものはここ、という収納場所を決め、いつもその決まった場所にまとめて収納するようにしましょう。
どこに何を入れるか事前に決めておけば余計なことを考えなくても整理ができます。
100円ショップなどで売っているラベルを活用しても〇
おもちゃは放り込んで収納できる方法でしまう
子どもが毎日遊ぶおもちゃを、わざわざキレイに整理する必要はありません。
カゴや大きな箱にホイホイ放り込んでおきましょう。
簡単にしまって取り出せる状態にしておき、子どもが早く片付けを覚えられるようにしましょう。
カゴに入れておくだけなら、大人も子どもと一緒に楽しくおもちゃをしまいながら片付け方を教えられます。
ベッドスペースを活用してすっきり収納
ベッド下にあるスペースを活用しましょう。
ベッド下は、大容量の収納空間が生まれる可能性大です。
赤ちゃんのそばですぐに使いたいものは赤ちゃん用ベッドの下に、ときどき使うものはママ・パパのベッド下にと使い分け、限られた空間を赤ちゃんのために有効活用しましょう。
赤ちゃんが安全に過ごすための収納術とは
先にも少し触れましたが、きちんとものを収納することは家庭内の安全確保にもつながります。
赤ちゃんの安全な育児のためにも、安心な収納方法を考えてみましょう。
収納家具は固定する
赤ちゃんルームに、衣類やおむつなどを収納するためのタンスやカラーボックスの収納家具を置いているご家庭も多いでしょう。
しかし、赤ちゃんがハイハイしたり立って歩いたりできるようになれば、好奇心から収納家具に触ってしまうことで転倒などの危険もあります。
赤ちゃんの行動範囲に収納家具を置くときには、耐震用品などを活用してしっかり固定しましょう。
赤ちゃんにとって安全な家具を選ぶ
赤ちゃんが自分で動き回れるようになると、予期せぬ行動に出がちです。
収納家具にぶつかって痛い思いをしたり、怪我をしてしまったりしないよう、家具選びにも赤ちゃんへの配慮を加えることを忘れずに。
以下のような素材・形状の収納家具なら、赤ちゃんとの生活でも安心感があります。
- 角が丸い
- 素材がやわらかい
- 汚れが落としやすい
- 抗菌素材を使用している
- 身体に害のない素材を使用している
使いやすさ、取り出しやすさも重視する
ものがしまいやすいことは、赤ちゃん用収納の最重要条件です。
しかし収納のしやすさだけではなく、取り出しやすさや収納家具内での配置のしやすさ、見やすさなども重要です。
しまっておいたものがすぐスムーズに取り出せたり、見つけやすかったりすれば、何かと赤ちゃん関連の急用が起こっても慌てずに済みます。
いろいろ使える収納アイデア
インターネット上では育児の先輩ママ・パパたちが、たくさんの収納アイデアを紹介しています。
多くの家庭ですぐに取り入れられる秀逸なアイデアも多数。それらの一部をご紹介しますので、自宅にぴったりだと思ったらぜひ活用してみてください。
ワゴンを使った赤ちゃん用品収納
赤ちゃんの肌着やタオルなど、サッと取り出してすぐ使いたいものはワゴンにまとめて収納する方法がおすすめ。
おむつやおしりふきなどの衛生用品も一緒にしまえるため、日常的な赤ちゃんのケアがワゴンひとつあればできるようになります。
ボックスやカゴでの赤ちゃん用品収納
100円ショップなどで売っている小さなプラスチックボックスや、やわらかい素材のカゴなどは小さな赤ちゃんグッズをしまうのに最適です。
ベビーパウダーなど赤ちゃん用コスメや綿棒、ガーゼ・軟膏などを衛生的に保管できます。
引き出しやラックを使う赤ちゃん用品収納
カラーボックスのサイズに合わせた引き出しや、マガジンラック・ビジネス用ファイルラックなどを赤ちゃん収納に流用するママ・パパも多数。
ファイルラックは紙おむつを縦にして収納すると役立ちますし、引き出しは安価なカラーボックスをおしゃれなストッカーに変身させてくれます。
ベッド下を活用した赤ちゃん用品収納
赤ちゃんベッドの下の広いスペースにキャスター付きの移動ボックスを置けば、大容量収納スペースが誕生。
すぐ使いたい赤ちゃんのケア用品はもちろん、おもちゃなど少しかさばるものもすっきりしまえて、使いたいときはサッと取り出すことができます。
赤ちゃんが少し大きくなったら、一緒にお片付けを楽しむこともできますね。
まとめ
赤ちゃん用品は削ることができませんし、収納が限られた賃貸住宅などではどこにしまうか悩みがちです。
そんなときママ・パパの強い味方になるのは、100円ショップやホームセンターなどでも買うことができるカジュアルな収納用品。
今回ご紹介したアイデアをぜひ取り入れて、赤ちゃんと安心して過ごせるインテリアづくりに役立ててみてくださいね。
子どもの学校周辺で賃貸を探す時は、ママ賃貸がオススメです。