転勤族の子どもが習い事を継続するのは難しいと、あきらめ気味のパパママもいるかもしれません。
この記事では、どのような習い事なら引っ越し先でも続けられるかをご紹介します。
子どもの習い事を選ぶ際のさまざまなケースや、引っ越してからも継続しやすい方法を提案しています。
また、転勤族の子どもが習い事をする重要性も解説するので、ぜひ参考にしてください。
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引っ越しても続けやすい習い事の探し方
転勤族の子どもがこれから習い事を始めるのなら、引っ越し後の状況も踏まえたうえで教室を選ぶのがポイントです。
どのような選び方が適しているのか見てみましょう。
全国に教室がある大手から探す
全国の広い範囲に転勤の可能性があるなら、習い事も全国展開の大手の教室から選ぶのがおすすめです。
例えば、ピアノならヤマハやカワイ、水泳ならセントラルスポーツやコナミなどがあります。
全国規模の教室なら、自宅近くの教室に通える可能性が高くなります。
新たに入会し直すわけではないため、入会金を再度納めることなく継続してレッスンが受けられます。
教材やレッスン着、ユニフォームなどもそのまま使えるため、買い直す費用もかからず、子どもも同じような雰囲気で安心して習い事を続けられるでしょう。
どこにでもあるメジャーなものにする
最近は子ども向けの珍しい習い事の教室も増えつつあるようです。
しかし、珍しい習い事は子どもが集まらなければ、教室自体が存続できないこともあります。
個人で教えているにしても、全国どこでも指導者が見つかるわけではありません。
転勤族の子どもに一つのことを長く続けさせたいと思うなら、子どもに人気のあるメジャーな習い事のなかから選ぶのがおすすめです。
英語、水泳、ピアノ、体操、書道、公文などは、比較的どこにでも教室があるため、今後何度か転勤するにしても続けやすいでしょう。
短期教室に参加する
今後の転勤の予測が立ちにくい場合は、短期教室など期間限定のコースを体験するのもおすすめです。
地域のカルチャーセンターなどで開講している短期教室、市民プールの水泳教室などをやっているところもあります。
自治体の広報誌などで募集されているのを見かけた方もいるでしょう。
自治体運営なら公共施設などを使っているため費用も高くなく、入会金もかからないか低額に抑えられています。
いつまで続けられるかわからないため、短期教室でさまざまなことにチャレンジしてみて子どもの適性を見てみても良いでしょう。
ずっと続けたいものが見つかったときに、本格的に教室を探すのでも遅くありません。
通信教育・オンライン講座を受ける
コロナ禍で増えたのが通信教育やオンライン講座です。
小学校の授業もリモート授業でおこなわれた地域もありました。
それまでは対面でおこなっていた習い事も、工夫を凝らしてオンラインで受講できるようになりました。
通信教育やオンラインなら全国どこでも受講できて、引っ越し後もずっと続けられますよね。
オンライン受講は先生も変わらず、グループ受講なら友達と別れることもありません。
引っ越し先の新しい環境に慣れるまでは子どもにとってもストレスがかかりますが、習い事の環境が変わらなければ今までどおりの安心感が得られるでしょう。
引っ越しが多い子どもの習い事で大変なこと
引っ越しが多いと、好きな習い事でもやむを得ず中断せざるを得ないケースもあります。
転勤族にとって、一つの習い事を継続するのがいかに難しいかと考えさせられますね。
具体的にどのような点が大変と感じるのでしょうか。
都度入会金がかかる
個人の教室に通う場合、入会金がその都度かかってしまいます。
また、全国規模でない地域密着のスイミングスクールやヤマハの代理店が運営する音楽教室も、ほかの地域への引っ越しとなると退会せざるを得ないため、新しく始めるときと同様に入会金がかかります。
また、ユニフォームやレッスンバッグなど、指定のものを毎回買わなければならない場合は経済的負担が大きくなります。
体験入学で入会金が無料になる教室や、入会無料キャンペーンなどがあれば、積極的に利用して負担を減らしましょう。
新年度が始まる春や秋に大募集をかけることが多いため、時機を外すと適用できないこともあります。
近くに教室があるとは限らない
大手で全国展開している有名な教室でも、離島や子どもが極端に少ない地域など、引っ越し先によっては教室がないことも考えられます。
教室があっても、場所が離れていれば通うのが大変です。
これまで自転車で10分程度で通えたのに、引っ越し後は車で15分かかるようなこともあるかもしれません。
送迎が必要な場合、いつも自家用車が使えれば良いですが、そうでない場合、公共交通機関を使った移動も視野に入れなければなりません。
引っ越し先の新居と教室の距離や所要時間もチェックしておく必要があるでしょう。
新しい先生と合わない
系列の教室を変更して継続するにしても、新たに別の教室を探して入会するにしても、先生が変わると勝手が違い、今までと同じようにはいきません。
前の先生とは信頼関係が築けていても、新しい先生とは相性が悪い可能性もあります。
引っ越し前は楽しく通えていたのに、新しい教室になってからはつまらなくなってしまう子どももいます。
せっかく楽しく続けてきた習い事が、引っ越しを機に続かなくなる可能性もあるでしょう。
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転勤族の子どもこそ習い事をした方が良い理由
転勤族の子どもは、それまでの友達関係などの周囲を取り巻く環境がすべてリセットされ、新しい環境に順応しなければなりません。
そのなかで、習い事は変わらず継続できる手段の一つとして有効です。
以下に、転勤族の子どもに習い事がおすすめの理由を紹介します。
第3の居場所ができる
習い事に打ち込めれば、学校と家庭以外に居場所ができます。
学校以外での新たな人間関係も増えるでしょう。
転勤族は地域とのつながりも薄く、子どもの世界もどうしても狭くなりがちです。
転校先でうまくなじめなかったり、嫌なことがあったりしても、習い事での居場所があれば安心です。
習い事でリラックスできたり一生懸命に打ち込んだりする場があるのは、心の支えにもなります。
また、グループレッスンなら共通の話題で会話できる仲の良い友達もできるでしょう。
上達すると自信がつく
習い事を基礎から学んで上達すると、子どもにとって大きな自信につながります。
自信が付いて自己肯定感が上がると、ほかのことにも意欲的、積極的になれるものです。
転校先の自己紹介でも、習い事を話題にしたり披露したりできます。
それにより興味を持ったクラスメイトが話しかけてくれたり、同じ習い事をしている子と共通の話題ができたり、友達ができるきっかけ作りに役立つでしょう。
引っ越し後いつから習い事を再開する?
今まで習い事をしていた場合、引っ越し後はいつから再開すれば良いのか、最適なタイミングがわからないかもしれません。
引っ越し後に、すぐに習い事を再開するか、少し落ち着いてからにするか迷うところですね。
ブランクを開けずに早く再開すれば、そのぶん覚えたことや習得したことを忘れずにスムーズに始められるでしょう。
ただし、子どもも慣れない環境で、疲れやストレスがあるため、少し時間を開けたほうが良い場合もあります。
ゆっくり再開すれば、その間に地域の評判を聞くなどして教室選びができます。
しかし、早く習い事を再開したくてうずうずしているかもしれません。
再開時期は、子どもの希望を聞いたり、様子を見たりして親が判断してあげてください。
まとめ
転勤族の子どもこそ、何か打ち込めるものを持っておくことがおすすめです。
幼少の頃に基礎から学んで好きになったものは、その後の人生の大きな支えになります。
引っ越しで新しい環境に身を置くことは、少なからずストレスもあります。
そのような状況でも継続している習い事があることは、子どもにとって心の拠り所にもなるでしょう。
引っ越しでパパママも忙しいと思いますが、不安な子どもの心にも寄り添ってあげてくださいね。
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