子どもが進学で学生寮に引っ越し。必要な準備や確認しておきたいこととは?

子どもが進学で学生寮に引っ越し。必要な準備や確認しておきたいこととは?

近年は学生寮を復活させる大学や専門学校も増え、そこに引っ越す方も増えています。

学生寮は一般のマンションに比べて、同じ学校の学生が集まっている、大型家電などの高額な出費が必要ないといったメリットがある一方、入寮独特のルールなどもあり、戸惑う方も多いでしょう。

今回は、学生寮に引っ越しする場合に準備するものや入寮の手順など確認しておきたいことを紹介します。

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学生寮に引っ越しが決まったら……?準備と手順を紹介

学生寮に引っ越しが決まったら……?準備と手順を紹介

はじめに、大学や専門学校に付随する学生寮への引っ越しが決まったら、当日までにどのようなスケジュールを組んで動けば良いかを紹介します。

一般的な賃貸物件への引っ越しとの違いも解説するので、参考にしてください。

(1)学生寮のルールや費用を確認

学生寮とは、同じ学校に通う生徒たちが共同生活をおくる場所です。

寮によって設備が異なるため、引っ越しの際に持っていくものも変わります。

学生寮への引っ越しが決まったら、まずは以下のことを確認しましょう。

  • 学生寮の家賃・共益費
  • 付属設備(共同設備)
  • 部屋の使い方(個室・2人部屋・4人部屋など)
  • 入寮の手続き方法
  • 引っ越しができる時期

学生寮の設備によって準備すべき荷物の内容が異なります。

学生寮のルールによっても持ち込みできるもの、できないものが異なるので確認しておきましょう。

(2)備え付けの備品などの把握と準備

学生寮への入寮が決まったら、可能ならば下見をしましょう。

入寮のパンフレットや部屋の見取り図などでは、部屋の広さや収納スペースのサイズなどを把握しきれないこともあります。

また、共有設備の状態も確認しましょう。

キッチンやトイレ、浴室、洗濯機の状態などを見れば、これからの具体的な生活がイメージできます。

そのうえで、引っ越しでも持っていく持ち物リストを作ってください。

学生寮に持ち込んでいいもの、持ち込んではいけないものも把握しておきましょう。

特に食器類や、ヘアアイロンなどの美容グッズは寮によって扱いが異なります。

(3)荷造り

荷造りする際は、学生寮の周辺環境を確認したうえでおこないましょう。

学生寮の周囲にドラッグストアやホームセンターなどがある場合は、消耗品はそこでそろえるほうがおすすめです。

また、ネットショップで購入して寮に届けてもらう方法もあります。

寮の下見ができるなら、宅配便の受け取り方法や学生周辺環境も確認しておいてください。

引っ越し料金は荷物が多いほど高額になるため、愛用品や現地で調達できないものだけを持っていきましょう。

洗濯機や冷蔵庫、テレビなどの大型家電がない分、荷物を少なくまとめれば、引っ越し料金を抑えられます。

(4)引っ越しの手配や手続き

学生寮への引っ越しは、荷物が少なければ宅配便を利用したり自分で運んだりしておこなえます。

ダンボールが10箱以内ならば、宅配便で送ったり自分で運んだりできるでしょう。

引っ越し業者に依頼する場合は、単身者向けのプランがある業者の利用がおすすめです。

なお、寮によって引っ越しができる時間帯、引っ越し荷物の運び入れに入寮者の立ち合いが必要かどうかなどの違いがあります。

自分で荷物を受け取って部屋に運び入れるのがルールならば、引っ越し荷物の到着に合わせて寮にいなければなりません。

家から寮まで時間がかかる場合は、日程に余裕をもって引っ越しスケジュールを組みましょう。

学生寮への引っ越しをする場合に必要な手続き

学生寮への引っ越しをする場合に必要な手続き

ここでは、学生寮に入寮する際の手続きや、引っ越しする際に必要な手続きを詳しく解説します。

入寮と引っ越しの手続きが重なると準備すべきことが多くて大変になります。

手続きのし忘れがないように、必要なものの一覧表を作るなどして順序だてて準備していきましょう。

学生寮へ入寮手続き

学生寮への入寮手続きは、学校や寮によって異なります。

入寮説明会などに参加して、どのような手続きをいつまでにすべきなのか確認しましょう。

多くの学生寮で必要な手続きには、以下のようなものがあります。

  • 学校・寮に入寮者の住所氏名などの情報を記載した書類の提出
  • 緊急連絡先の提出
  • 寮費の振り込み手続き

寮費には、部屋の使用代や光熱費などが含まれます。

食事が付いている場合は、寮費に含まれているのか個別に食べた分だけ支払うのか確認し、必要ならば別途確認しましょう。

インターネットも、寮費に含まれるのか個別契約なのか確認し、必要ならば契約手続きが必要です。

引っ越しにともなう手続き

引っ越しする場合は、同じ市内であっても住民票や金融機関、携帯電話などの住所変更が必要です。

引っ越しが決まったら、いつから住所変更ができるか確認して手続きをおこないましょう。

順番としては、自治体の担当課で転出届を出し、引っ越しが終わったら転入届を提出して住民票を発行してもらいます。

住民票があれば、マイナンバーや金融機関、携帯電話の住所変更ができます。

バイクや車の免許を取得しているなら、まず免許証の住所変更をおこなえば本人確認の書類として使えるので便利です。

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学生寮への引っ越しする際の注意点

学生寮への引っ越しする際の注意点

最後に、学生寮へ引っ越しする際の注意点を紹介します。

子どもにとっては初めてのひとり立ちとなる場合も多いので、ついあれこれ世話をやきたくなってしまうかもしれません。

しかし、ときにはぐっと我慢が必要なケースもあります。

できるだけ子どもに任せる

入寮の準備はできるだけ子どもに任せましょう。

親が全部やってしまうと子どもは荷物に何が入っているかもわからず、入寮後に困るかもしれません。

転出届なども、親が付き添ってもいいのでできるだけ自分でおこなうように指導しておくと、これからの生活に役立ちます。

学生寮への入寮準備は、一般的なアパートへの引っ越しと比べると持ち物が少ないため、子どもだけでも十分に可能です。

自分で必要なもの、不要なものを取捨選択できれば、2度目、3度目の引っ越しの際の練習にもなるでしょう。

挨拶と手土産

入寮したら同室になる方はもちろんのこと、寮長や管理人に挨拶をしましょう。

寮によっては新入生の入寮に合わせて入寮式などを開いてくれる場合もあります。

挨拶はそこでおこなう場合もありますが、それでも入寮した日に名前と学年を告げ、「よろしくお願いします」などの軽い挨拶をするのがマナーです。

大きな寮の場合は、隣室や上下の部屋にも挨拶に行くと良いでしょう。

手土産は事前に必要かどうか確認してください。

手土産不要や禁止などの寮もありますが、「ご自由に」と言われる場合もあります。

金額は500円~1,000円程度のものを送りましょう。

お菓子やタオル、石鹸などが定番です。

まとめ:ポイントを押さえてスムーズな引っ越しに

学生寮への引っ越しは、一般的なアパートへの引っ越しに比べると何かと勝手が違います。

最初は戸惑うかもしれませんが、持っていく物さえ決まってしまえば、引っ越しにともなう手続きは通常の引っ越しとほぼ一緒です。

荷造りの際は、できるだけ子どもに任せてひとり立ちを見守りましょう。

なお、引っ越し会社を利用する場合は、2月末頃から3月末までは繁忙期で混みあいます。

早めに予約をいれておいてくださいね。

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