昨年から続く値上げラッシュ。
残念ながら今年もさまざまな商品の値上げが予定されています。
食料品はもちろん、消耗品や文房具も値上げが予定されているので、生活に身近なありとあらゆる商品が値上げしているといっても過言ではありません。
これまでに値上げされた商品、今後値上げが予定されている商品のなかから、特に子育て世帯に影響のある品目を厳選し、食材や業種ごとに分けて一覧表にまとめました。
2022年に値上げされた品目一覧
2022年に値上げした商品のなかから、子育て世帯に特に影響のある品目をまとめています。
食料品(パン・麺・粉類)
社名 | 商品等 | 価格(値上げ率) |
---|---|---|
山崎製パン | 薄皮シリーズ7品 | 内容量5個→4個に減 |
ニップン | 唐揚げ粉、パスタソース、家庭用お好み焼き粉他69品目 | 2~17%値上げ |
昭和産業 | お好み焼き粉、天ぷら粉、ホットケーキミックス他 | 2~15%値上げ |
日清食品 | カップ麺や袋麺 | 6~12%の値上げ |
東洋水産 | 「マルちゃん焼きそば(3人前)」など生めん | 6~16%値上げ |
食料品(菓子類)
社名 | 商品等 | 価格(値上げ率) |
---|---|---|
カルビー | 「かっぱえびせん」「サッポロポテト」「おさつスナック」など30品目 | 10~20%程度 ※実際の価格はオープン価格 |
明治製菓 | 「明治ミルクチョコレート」「カール」「アポロ」など | 6~9%値上げ |
おやつカンパニー | 「ベビースターラーメン」など | 4~15%値上げ |
江崎グリコ | 「ポッキー」などの菓子、飲料、スポーツサプリメントなど157品目 | 3~24%値上げ |
湖池屋 | 「ポテトチップス」「カラムーチョ」など | 6~11%値上げ |
食料品(冷凍食品・加工食品)
社名 | 商品等 | 価格(値上げ率) |
---|---|---|
味の素冷凍食品 | 「洋食亭ジューシーハンバーグ」など冷凍食品 | 4~13%値上げ |
ニチレイフーズ | 「塩あじえだ豆」「本格炒め炒飯」など家庭用冷凍食品の一部 | 約8~15%値上げ |
永谷園 | 「だし茶漬け」「すし太郎黒酢入り」他33品目 | 5~11%値上げ |
大塚食品 | 飲料製品、レトルト製品他41品目 | 元祖ボンカレー230円→250円 マンナンごはん160g170円→190円など |
日本ハム | 家庭向けハム・ソーセージ、加工食品203品目 | 2~34%値上げ |
はごろもフーズ | 「シーチキン」「はごろも煮」などの缶詰 | 約3.3~31.6%の値上げ |
外食
社名 | 商品等 | 価格(値上げ率) |
---|---|---|
マクドナルド | 「ハンバーガー」「ダブルチーズバーガー」など約6割の品目 | 店頭価格(税込)を10~30円改定 |
ケンタッキー・フライド・チキン | 「オリジナルチキン」「クリスピーセット」など | 10~100円値上げ |
ミスタードーナツ | 「ポン・デ・リング」「オールドファッション」など39品目 | 10~20円改定 |
スシロー | 黄皿、赤皿、黒皿 | 9~38円値上げ(店舗区分によって異なる) |
丸亀製麺 | 「釜玉うどん」(並) 「ぶっかけうどん」(並) | 420円→450円に値上げ 340円→360円に値上げ |
松屋 | 「オリジナルハンバーグカレー」(並盛) 「ネギとろろ牛めし」(並盛) | 730円→830円に値上げ 570円→590円に値上げ |
ファミリーマート | 「ブレンドコーヒー」「アイスコーヒー」(S) 「カフェラテ」(M) | 100円→110円に値上げ 150円→180円に値上げ |
日用品
社名 | 商品等 | 価格(値上げ率) |
---|---|---|
日本製紙クレシア | ティッシュペーパー「クリネックス」、トイレットペーパー「スコッティ」などの紙製品 | 10%以上の値上げ |
大王製紙 | ティッシュペーパーやトイレットペーパー「エリエール」などの紙製品 | 15%以上の値上げ |
王子ネピア | ティッシュ、トイレットペーパーなどの紙製品 | 20%以上の値上げ |
リクシル | トイレ、キッチン | 約2~14%値上げ |
子ども用品
社名 | 商品等 | 価格(値上げ率) |
---|---|---|
コクヨ | ノート、ファイル、はさみなどの文具 | 平均約10%値上げ |
トンボ鉛筆 | 鉛筆など | 6~25%値上げ |
花王 | 紙おむつ「メリーズ」など | 約10%値上げ |
ヤマト | 液状のり、でんぷん糊、メモクロールテープなど | 平均21%値上げ |
ぺんてる | 「ぺんてるパスティック 12色」 「小学校色えんぴつ 12色+3色」 | 990円→1122円 1100円→1232円 |
2023年2月以降に値上げが予定されている品目一覧
昨年に引き続き、2023年もさまざまな品目で値上げが発表されています。主な商品を見ていきましょう。
食料品
社名 | 商品等 | 価格(値上げ率) | 値上げ日 |
---|---|---|---|
ニチレイフーズ | 「本格炒め炒飯」など家庭用冷凍食品ほぼ全品 | 約6~20%値上げ | 2/1から |
テーブルマーク | 家庭用冷凍食品66品 | 約3~19%値上げ | 2/1納品分から |
ブルドックソース | 「ブルドックソース」家庭用商品40品目 | 希望小売価格の7~22%値上げ | 2/1出荷分から |
山崎製パン | ランチパック3品目 | 平均4.7%値上げ | 2/1出荷分から |
大塚製薬 | 「ポカリスエット」「アミノバリュー」他 | 希望小売価格の4.8~15.2%値上げ | 4/1納品分から |
江崎グリコ | 「ポッキー」をはじめとした91品目 | 7~13%値上げ | 2/1出荷分から |
カゴメ | 家庭用飲料86品目、家庭用食品65品目 | 6.7~12.5%値上げ 10.1~19.6%値上げ | 2/1納品分から |
キッコーマン | 「キッコーマンしょうゆ」など157品目 | 約5~16%値上げ | 4/1納品分より |
雪印メグミルク | 乳飲料、デザートなど56品目 | 希望小売価格の3.5~26.1%値上げ | 2/1出荷分より |
日用品
社名 | 商品等 | 価格(値上げ率) | 値上げ日 |
---|---|---|---|
日本製紙クレシア | トイレットロール、ペーパータオルなど家庭用紙製品全品 | 15%以上値上げ | 2/1出荷分より |
無印良品 | 大型家具、プラスチック収納、食品等 | 平均約25%値上げ | 1/13から |
値上げラッシュはいつまで続く?
終わりが見えない値上げラッシュ、いつまで続くのか気になるところです。
昨今の原油価格や人件費の高騰はまだ続くと予想されていることから、2023年になってもしばらくの間は値上げラッシュも続くと考えられます。
今後、1月から4月にかけておよそ7000品目の値上げが予定されていますが、他の商品やサービスにも値上げの影響が及ぶ可能性もあり、先行きは不透明です。
特に、冷凍食品や缶詰、加工食品、食卓に欠かせない商品の値上げが多く見受けられます。
値上げラッシュの対策
まだまだ続く値上げラッシュに対し、次に紹介する2つの対策が有効かもしれません。
値上げ前にまとめ買いしておく
冷凍食品や缶詰など、保存のきく食品は値上げ前にまとめ買いしておきましょう。
賞味期限が長い缶詰類は非常食にもなります。
また、ぎょうざ、シュウマイ、炒飯、サンマのかば焼きなどは非常食だけでなく、日常でも使いやすい食材なのでおすすめです。
なお、冷凍庫はパンパンにしておいたほうが効率よく冷凍できるので、保存場所に問題がなければ可能な限りストックしておくと良いでしょう。
主食はパンや麺ではなくお米にする
小麦の値上がりが激しいため、パンや麺類などは極力控え、主食をお米にすれば節約になります。
実はお米は値上げラッシュの影響を受けておらず、むしろ値下がりが続いているのです。
食費節約のため、そしてお米の生産者を応援するためにも、今後は積極的にお米を食卓に取り入れていきたいですね。
まとめ
テレビのニュースなどでは、電気代やガス代の高騰が大きく報じられていますが、食品や消耗品の値上げも家計にとっては相当な痛手ではないでしょうか。
なお、ここでは書ききれなかった商品やサービスはたくさんあります。
ピークを迎える2月以降も値上げを発表しているところはあるので、今後の報道を注視していきましょう。