中野区の子育て環境や支援制度は?住みやすさや支援の充実具合を紹介

東京都中野区

中野区は大部分が住宅街になっていますが、駅の周辺には「サンモール」をはじめとした商店街が充実しています。

また「中野ブロードウェイ」や「中野坂上サンブライトビル」などの施設があるため、バラエティ豊かなショッピングが楽しめる街です。

東京23区のなかでも、背伸びをせずに生活できる街だといえます。

中野区の治安や子育てのしやすさは、23区のランキングでは真ん中あたりの順位に位置します。

しかし、交通の便がよいだけでなく、子どもが思い切り遊べる緑豊かな公園も多くある街です。

中野区での子育て環境はどうなのか、詳しくみていきましょう。

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中野区の子育て環境

まず、中野区の子育て環境について説明します。

子どもの人口

中野区の0~14歳(乳幼児から小中学生)の子どもの人数は、2021年(令和3年)時点で約約3万人です。

中野区の区民数が約33万4,000人なので、子どもの人口は全体の約9%にあたります。

また15~19歳の人数は約9,500人で、区民全体の約2.8%です。

中野区は人口密度が高いので、子どもの人数も多いですが、区民数における子どもの割合はそれほど高くないといえます。

参考:中野区 住民基本台帳 令和3年(2021年)
東京都の統計

教育施設の数

中野区の2020年度(令和2年度)時点の教育施設の数は、次の表のとおりです。

幼稚園22園
小学校25校
中学校16校
高等学校12校

参考:e-Stat ・政府統計の総合窓口-東京都中野区のデータ

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中野区の主な子育て支援制度

次に、中野区の子育て支援制度をみていきましょう。

中野区には、いくつかの子育て支援や制度があります。

この記事では以下の4つを紹介します。

子ども医療費助成制度(マル乳・マル子)

中野区の「子どもの医療費の助成に関する条例」に基づいて、0~15歳までの子どもにかかった診療費の自己負担分を区が助成してくれる制度です。

就学前の子どもには「乳幼児医療証(マル乳医療証)」が、小中学生の子どもには「子ども医療証(マル子医療証)」が発行され、都内の医療機関で受けた診察の自己負担分(未就学児は2割、就学児は3割)を中野区が公費で助成します。

参考:中野区ホームページ 医療費助成制度(マル乳・マル子・マル親)医療費自己負担分の払い戻し(還付請求)

子どもショートステイ・トワイライトステイ

中野区の子ども一時預かりサービスが、「子どもショートステイ」と「トワイライトステイ」です。

ショートステイは、やむをえない事情の場合、区が委託した施設や認可した一般家庭で、一定期間宿泊により子どもを預かるサービスです。

トワイライステイでは、夜間の時間帯に区が委託した施設に子どもを預けられます。

学校や学童保育などから、タクシーを使ったお迎えサービスもあります。

参考:中野区ホームページ 子どもショートステイ・トワイライトステイ

中野区子育て応援サイト 子育てナビ

中野区では子育て中の家庭に向けて、中野区や東京都の子育て情報をまとめた子育て応援サイト「子育てナビ」を設けています。

子育て中の方が知りたい情報が、かわいいイラストとともにまとめているサイトで、スマートフォン用の画面もあるので使いやすく便利です。

参考:中野区子育て応援サイト 子育てナビ

妊娠・出産・子育てトータルケア事業

中野区では、妊娠中から出産、育児までをサポートするトータルケア事業を提供しています。

妊娠中は保健師による「かんがるー面接」で、一人ひとりに合わせたサービスや情報を提供してもらえます。

また、産後は「産後家事・育児支援事業」により家事や育児の支援をおこないます。

無料の講座や勉強会も多数あるので、参加してみるとよいでしょう。

参考:中野区ホームページ 妊娠・出産・子育てトータルケア事業

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中野区の待機児童数

中野区は、東京23区のなかで比較的待機児童数が多い区です。

2019年度は157名、2020年度は73名と大幅な減少がみられました。

中野区は子どもの絶対数が多いことから、23区内で待機児童数が多い状況だと考えられます。

そのため、現段階で保育園の入所は難しい状況といえます。

参考:厚生労働省サイト-保育待機児童等の状況

中野区で子育てにおすすめな施設

中野区で、子育てにおすすめの施設を3つ紹介します。

のびのび遊べる「中野区立広町みらい公園」

「中野区立広町みらい公園」は防災時の避難場所として使用できる、大人や子どもの憩いの場として整備された公園です。

大型遊具や壁登り遊具が設置されている「子供遊び広場」や「広町みらい公園体験学習センター」など、親子で楽しめる施設が揃っています。

参考:中野区立広町みらい公園

満点の星空を楽しめる「なかのZEROプラネタリウム」

「なかのZEROプラネタリウム」は中野駅南口から徒歩約8分のところにある、昔ながらの光学式を採用しているプラネタリウムです。

座席は全部で180席。

季節によって異なるプログラムが催され、親子で楽しみながら天体の知識も得られるのでおすすめです。

参考:なかのZEROプラネタリウム

多くのプログラムが魅力的な「鷺宮スポーツ・コミュニティプラザ」

「鷺宮スポーツ・コミュニティプラザ」は体育館やプールが一般開放されている施設です。

普通の利用はもちろん、子どもから高齢者まで年代に合ったプログラムや教室があります。中野区民であれば、「地域スポーツクラブ」の会員への登録がおすすめです。

施設を利用する際の料金や教室の参加費などが、会員料金で利用できます。

参考:鷺宮スポーツ・コミュニティプラザ

東京都の子育て支援制度一覧

東京都には、主な子育て支援制度として、次のようなサービスや制度があります。

・認証保育所制度

認可保育所だけでは応えきれないさまざまなニーズに対応した都独自の制度です。

認証保育所について

・とうきょう子育てスイッチ

子育て世帯や子育て支援者に対して情報を提供するポータルサイトです。

お役立ち情報や支援サービスなど幅広い情報が知れ、子どもの年齢から検索することも可能です。

とうきょう子育てスイッチ

・子育て応援とうきょうパスポート事業

都独自のパスポートを、子育て世帯や妊娠中の方に交付します。

そのパスポートを提示することで、協賛店からさまざまなサービスを受けられる事業です。

子育て応援とうきょうパスポート事業

詳しい支援の制度や内容については、東京都の公式子育て支援サイトや、東京23区の子育て支援について紹介した記事をご確認ください。

参考:東京都公式サイト-子育て支援

>>東京23区の子育て支援について解説!自治体ごとの支援制度もご紹介

まとめ

都心部のベッドタウンとして発展してきた中野区。駅周辺では多彩なショッピングも楽しめます。

人口密度が高く、子育て世帯に人気のある町なので待機児童の数は他の区に比べて多い状況です。

しかし、緑豊かな広い公園や子どもが楽しめる施設があるので、子どもと一緒に楽しむことができるでしょう。

妊娠から出産、子育てまでトータルでサポートしてくれるトータルケア事業も心強い味方です。

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