札幌市中央区は観光地でも有名で、さまざまな歴史的建築物も多く残っています。
大型商業施設が多く、小さな子どものいる子育て世帯も買い物しやすい環境が整っており、休日のおでかけにおすすめの公園も多いことが特徴です。
この記事では、子育て世帯が知っておきたい、子育て支援制度や子育て環境をご紹介します。
これから札幌市中央区で暮らそうと考えている子育て世帯が知りたい情報をお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
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札幌市中央区の子育て環境
まずは、札幌市中央区の子育て環境をみていきましょう。
子どもの人口
2021年7月1日現在の札幌市中央区の0~14歳の子どもの人口は23,987人です。
札幌市中央区の人口全体の約9.9%に相当します。
教育施設の数
札幌市中央区の教育施設の数は、下記のとおりです(2019年度時点)。
幼稚園 | 14園 |
---|---|
小学校 | 16校 |
中学校 | 10校 |
高等学校 | 8校 |
参考:e-Stat・政府統計の総合窓口-札幌市中央区のデータ
なかでも、宮の森幼稚園は豊かな自然を活用し、子どもたちが身近に四季を感じ、自然をいつくしむ心を育てます。
また、子どもの教育に特に力を入れており、運動、英語、音楽、絵画など、さまざまな専門家を招いています。
子どもたちの発達に、より良い影響を与える幼児教育が特徴的な施設です。
参考:宮の森幼稚園
中央区にある病院
札幌市中央区には、650ヵ所を超える医療機関があり、そのうち、小児科は約40ヵ所です。
なかでも、クリニック・イン・ザ・モーニングは、年中無休で診察可能な医療機関です。
早朝からの診察に対応しており、朝7時~12時まで。年中無休なので、土日祝ももちろん早朝から対応しています。
小さな子どもは体調を崩すことも多く、休日に体調を崩してしまうと病院探しも一苦労。
クリニック・イン・ザ・モーニングのように、いつでも対応してくれる病院があると、親も安心ですね。
中央区の買い物環境
札幌市中央区には、スーパーが約50店舗、コンビニエンスストアが約265店舗あります。
札幌市の中心部にあるため、札幌ステラプレイスなどの大型商業施設や商店街も多いです。
駅周辺にも買い物ができる場所も多く、買い物に困ることはなさそうです。
参考:NAVITIME
中央区の治安状況
札幌市内の犯罪件数は、18年連続で減少傾向にあります。
平成23年と令和2年の犯罪件数を比較してみると半数以下に減少しています。
中央区で目立つのは、車上荒らしや自転車の盗難の犯罪です。
札幌市では、住民が中心となって子どもたちを守るため、防犯パトロールをおこなう団体もあります。
日々の防犯活動が、犯罪抑止につながっているのではないでしょうか。
中央区にある公園
中央区は商業施設やビルなどが目立ちますが、自然豊かな公園もたくさんあります。
なかでも、中島公園や大通公園は、市民の憩いの場として親しまれている広大な面積の公園です。
大通公園は札幌市のシンボルでもあり、季節によってさまざまなイベントが開催されます。
札幌市中央区の子育て支援制度
ここでは、札幌市中央区の子育て支援制度をご紹介します。
給付制度
子どもたちが、幼児教育や保育施設の利用をしやすくなるように、給付制度を導入しています。
給付対象となる幼稚園や認定こども園、保育園を利用した場合、その費用を公費で負担してくれる制度です。
給付の額や利用料は園によって異なるため、一度確認してみましょう。
参考:給付制度
子どもの居場所(プレディ)づくりの推進
プレディとは、子どもたちがのびのび遊ぶ(play)と、勉強する(study)を組み合わせた言葉です。
子どもたちの健全育成を目的としており、放課後や土曜日に学校を開放し、子どもたちの遊び場や勉強ができる場所を提供しています。
利用登録申し込みが必要です。
条件もあるため、事前に確認しておきましょう。
子育て交流サロン あかちゃん天国
中央区に在住している、0歳から3歳頃までの子どもとその保護者、妊娠中の方が利用対象となります。
専門のスタッフが常駐しており、子育てや妊娠に関する相談が可能です。
子どもたちは絵本やおもちゃで自由に遊ぶことができるため、子ども同士の交流の場でも利用できます。
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札幌市中央区の待機児童数
2021年4月現在、札幌市は4年連続で待機児童数ゼロを達成しています。
働く子育て世帯にとって、子どもを預けられる場所があるのはとても安心です。
札幌市では児童の受け入れ人数を増やすために、保育施設の定員拡充など保育施設の整備に取り組んでいます。
札幌市中央区で子育てにおすすめの施設
ここでは、休日のおでかけにおすすめの施設をご紹介します。
札幌市円山動物園
円山動物園の歴史は古く、現在では約170種の動物を見ることができます。
広い園内には、動物の種類ごとにエリア分けされています。こども動物園もあり、リスザルやアヒルなど、さまざまな動物と触れあえる人気のエリアです。
動物と触れ合うだけでなく、園内でお花見や紅葉も楽しめるのが円山動物園の魅力の一つです。
春や秋の気候の良い日には、家族でお弁当を持ってピクニックも良いでしょう。
参考:札幌市円山動物園
大通公園
札幌市のシンボルでもある大通公園は、札幌市の中心部にあり住民や観光客にも人気のスポットです。
大通公園の花壇は多くの企業がスポンサーとなり、美しい景観を保っています。自然の美しい景観だけでなく、子どもたちが楽しめる遊具があるエリアもあります。
大通公園は、小さな子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめる公園です。
参考:大通公園
豊平川緑地ウォーターガーデン
夏季限定の水上遊具がある広場で、毎年多くの子どもたちで賑わいます。
無料駐車場があるため、車でのアクセスも便利です。公園内の受付小屋でテントのレンタルや飲み物の販売もおこなっているため、付き添いの親も過ごしやすいでしょう。
札幌市の子育て支援制度一覧
ここでは、札幌市が取り組んでいる子育て支援制度をご紹介します。
就学援助制度
小中学生の子どものいる家庭で、経済的な理由で就学が困難と自治体に認められた場合、就学に関する費用を負担してもらえる制度です。
いくつかの条件がありますが、認定された場合、給食費や学校用品費、修学旅行費などの費用が支給されます。
利用するには、学校への申請が必要です。
2021年10月から申請方法が改正されています。詳しくはホームページにてご確認ください。
参考:就学援助制度
オンラインマタニティ教室
妊娠中の過ごし方や、産後の子育ての様子など、妊娠中に知っておきたい情報を自宅で学べるオンライン教室を開催しています。
助産師によるお話や、簡単にできるマタニティヨガなどの紹介もあり、気になることや不安に感じていることの相談も可能です。
参考:オンラインマタニティ教室
子育て講座
子どもたちの体と心の発達や、親子の関わり方など、さまざまなテーマで講座が開催されています。
各区によって講座内容や日程も異なるため、参加希望の方は事前に内容を確認しておきましょう。
講座によって託児付きもあるため、講座に集中できます。
講座に参加して、ママ同士の交流もできるのもうれしいポイントです。
参考:子育て講座
まとめ
札幌市の中心部の札幌市中央区は、大型商業施設やビルが立ち並ぶなか、自然を感じられる公園や施設も多いです。
そのため、自然のなかで子育てをしながらも、都会的な感性も養うことができる街ではないでしょうか。
子育てに関する金銭的な支援制度を始め、子育て講座やマタニティ講座など、さまざまな子育て支援制度も充実しており、札幌市中央区は子育て世帯にとっておすすめの街です。
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