店頭に並び始めると、春の訪れを感じるふきのとう。
天ぷらにしたり、おひたしにしたり、春の食卓を豊かにしてくれます。
お値段がやや高めに感じることもありますが、実は、ふきのとうは身近な場所で採れるのをご存じですか?
この記事では、ふきのとうが採れる時期や場所を紹介します。
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ふきのとうとは?
スーパーマーケットの野菜コーナーでも売っているふきのとうですが、一見野菜に見えないですよね。
花にさえ見えてしまいます。
「どうやって食べるの?」「ふきと関係あるの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
こちらでは、ふきのとうが一体どのようなものかを説明します。
ふきのとうとふきはどのような関係?
実は、ふきのとうとふきはまったく同じ植物です。
植物の部位が違うので呼び名が違います。
ふきのとうは春に咲くふきの花の蕾で、花が咲いたあとに地下茎からのびた柄の部分がふきです。
ふきは、冬になると地上部がなくなるので、春になるとまずふきのとうが顔を出します。
そこから枝を伸ばして、葉をつける、というとイメージがわきやすいのではないでしょうか?
ふきのとうは山菜の一つで、キク科フキ属の多年草。
ほろ苦く、風味豊かな味わいが特徴で、春を代表する食材として昔から親しまれています。
ふきのとうの花はどのような花?

食べるときは蕾の状態のふきのとうですが、しばらくすると花が開いて、小さな丸い花の集合体が顔を出します。
ふきのとうの花は雄花と雌花に分かれているのが特徴です。
雄花は黄色く花が咲き終わると枯れます。
雌花は白い花を咲かせたあと、茎が伸びてたんぽぽの綿毛のような種子を飛ばします。
花が完全に花開いた状態ですと、花粉をつけるようになり、背丈も伸びてしまうので食材として使われることはありません。
でも、茎は食べられます。
ふきよりもクセが弱くて食べやすく、隠れた人気を誇る食材です。
ふきのとうが採れる季節はいつ頃?
春一番の山菜としても知られており、見つけると春の訪れを感じる方も多い、ふきのとう。
ふきのとうは、西日本では1月下旬から2月にかけて、関東や東日本では2〜3月頃に採れます。
さらに北海道や積雪のある山間部では、5月上旬頃まで採れます。
場所によっては、春と秋、2回採れる場所もあるそうです。
雪解けとともに生えてくるので、少し暖かくなったと感じたら、外を散策してみると見つかるかもしれません。
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ふきのとうの探し方は?

ふきのとうは、蕾や開きかけのものがとにかく美味。
完全に開ききったものは「薹が立つ」ともいわれ、苦味が強くなるのが特徴です。
一番おいしい時期のものを見つけるためにも、ふきのとうがどこで採れるかを事前にチェックしましょう。
ふきのとうはどこで採れる?
ふきのとうは、水が豊富にあり、風があまり強くない土地を好んで繁殖していることが多いようです。
山の、沢や傾斜になっているところや、河川の中洲や川岸、土手、用水路の周辺など、全国各地で見つけられます。
川がない地域でしたら、田んぼの畦道など水気があるところを探してみるのもおすすめです。
山間の道で、雪が溶けかかっている場所から生えてくることもあります。
日頃から雪が残っているところを探してみると見つかるかもしれませんよ。
ふきのとうの採り方は?
ふきのとうを採るとき、ちょっとしたコツがあります。
地下茎には毒が含まれているので、ふきのとうと茎の境目をしっかり見極め、引っ張らずに根を残すように、ひねってもぎ取ってみると採りやすいです。
このとき、茎も一緒にちぎり取ってしまわないように注意しましょう。
また、指を擦って怪我をしないように気をつけてください。
茎が太いときは力が必要なときもあるので、ハサミやカッターを使って切り取るのもおすすめです。
ふきのとうの食べ方

ふきのとうは、ミネラルや食物繊維が豊富です。
香りと苦味が特徴的な食材でもあるので、子どもが食べるときや、苦味が苦手な方は食べ方にひと工夫が必要かもしれません。
おひたしや白和えだと、独特の風味を堪能できて、思わずクセになってしまうふきのとう。
ここで紹介する、おすすめの調理法や下処理の方法でおいしくふきのとうをいただきましょう。
ふき味噌や天ぷらにしよう
小粒で身がしまっているふきのとうは天ぷらに向いています。
油で揚げることで苦味もマイルドになり食べやすくなるのが特徴です。
そのまま天ぷら粉をつけて、蕾の部分から1分、何度か裏返してカラッとするまで揚げましょう。
歯応えもあり、塩でいただくと美味です。
花が開いて、苦味が少し強まった状態でも、ふき味噌で食べるとまた一味変わった味わいを楽しめます。
アクが回りやすいので、味噌ダレを先に用意し、切ったらすぐに炒めてタレと合わせましょう。
アク抜きや下処理の仕方
ふきのとうは、苦味とえぐみが強いので、しっかりアク抜きをして調理するとよりおいしく食べられます。
まず、根元を切り落として、茶色くなっている葉を取り除いたら、たっぷりのお湯で3分ほど茹でましょう。
このとき、お湯のなかに塩を入れるのも忘れずに。
苦味をしっかり取り除きたい場合は、重曹を一つまみ入れると良いです。
茹でたら、水に晒しておきます。
個体によって苦味が違うので、水に晒す時間はまちまちですが、天然のものだと苦味が強い傾向にあるので、数時間さらしておくと間違いないでしょう。
ふきのとう簡単レシピ
ここで、ふき味噌のレシピを紹介します。
ふきのとう……10個前後
ごま油……大さじ1
※味噌……大さじ3
※みりん……大さじ1
※砂糖……大さじ1
まず、味噌だれを作ります。
※の調味料をボウルなどで合わせておきましょう。
次に、ふきのとうをみじん切りにし、熱したフライパンに投入します。
このとき、アクで黒ずんできますが、気にせずにすぐに炒め始めましょう。
ふきのとうに火が通ったら味噌だれを投入し、水分を飛ばしたらできあがりです。
まとめ:春の季節を感じるふきのとうを探そう
土の中からひょっこり顔を出す姿が愛らしいふきのとう。
子どもと一緒に探して、採って、料理して食べるところまで一緒に楽しめます。
「苦味があるし、子どもには食べられないのでは?」と思う方は、しっかり下ごしらえしてみるのがおすすめです。
天ぷらにして食べると、苦味は抑えられ、すっかりファンになってしまったという子どももたくさんいます。
ふきのとうと一緒に春の訪れを目でも舌でも味わって、家族で楽しんでくださいね。
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