【小学1年生向け】無料もある!算数プリントでつまずきをなくそう

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幼稚園・保育園から小学校に入学すると、算数の授業が始まります。

「算数」というと、難しいような不安な気持ちになる方もいると思います。

しかし、一歩ずつ丁寧に単元を理解していけば大丈夫です。

この記事では、小学1年生向けに、つまずきをなくすための、算数プリントの活用法を紹介します。

1年生の算数は、数の概念やはじめての計算、時計の読み方など、これからの学習や生活のなかで必要な知識ばかりです。

しっかり定着させるために、無料の算数プリントも使いながら、効果的に学習を進めましょう。

ママライタープロフィール

nob

小学6年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
厳選した蔵書は300冊以上の絵本マニア。
絵本、ボードゲーム、勉強法など、子どもの学習のお悩みや子育てのヒントになる情報を発信しています。

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算数プリントのメリット

小学校に入学すると、数の数え方からはじまり、基本の足し算、引き算……と、学習が進んでいきます。

1年生の算数学習のポイントを確認したうえで、算数プリントのメリットを考えます。

小学1年生の算数

はじめての算数は、数の概念から学習していきます。

数の数え方やどちらが大きいか、なんばんめかといった問題です。

次に、足し算と引き算を学習します。

基本的な計算問題から簡単な文章問題へ発展させます。

その他、時計の読み方、時間の単位、簡単な形や図形づくりなどもあります。

このように、1年生の算数の内容は、今後の学習の土台となり、かつ社会生活を送るうえでも必須の知識になります。

また、算数の知識はつながりがあるので、どこかでつまずいてしまうと次に進めなくなります。

ひとつずつ確実にクリアしていきましょう。

算数プリントのメリット

算数プリントのメリットは、大きく2つあります。

一つめは、家庭学習での補助教材となる点です。

家庭学習用に市販の算数ドリルを購入しても良いのですが、弱いところだけ補強したいときには、分野毎に提供されている算数プリントはとても役に立ちます。

二つめは、繰り返し練習に適している点です。

計算問題や時計の問題など、繰り返し解くことでスキルが定着し、強化されます。

1回きりのドリルと異なり、算数プリントは何度も印刷して解くことができます。

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どのような算数プリントがあるの?

小学1年生向けの算数プリントには、どのようなものがあるのでしょうか?

ここでは繰り返し学習が効果的な、数の概念、計算、時計の3つを取り上げて解説します。

幼児から小学校へ、学習をスムーズに移行するために、ゲームやパズル感覚で取り組めるプリントになっています。

数の概念を学習するプリント

数の概念を学習するプリントでは、数の数え方を学びます。

例えば、動物や果物などの絵を使い、同じ数だけ〇(丸)に色を塗るなどします。

そして、絵や丸の数と、数字とを結びつけていきます。

ひらがな・カタカナのように、数字を書く練習もあります。

また、どちらが大きい数かを比較させたり、前から何番目かを数えさせる問題もあります。

はじめはかわいい動物などの絵を使うことで、幼児パズルのような、子どもでも学習に入りやすいプリントになっています。

そして徐々に抽象的な数の概念を身に付けていきます。

基本の足し算と引き算を定着させるプリント

次に重要な学習は、足し算と引き算です。

はじめは、例えば2個のリンゴと3個のリンゴの絵が描いてあり、合わせて何個ですか?など、絵を用いて、合わせるといくつになるか考えさせる問題が出ます。

引き算の場合は、例えば犬と猫の数をそれぞれ数えて、どちらが何匹多いのか、考えさせます。

このように、はじめは幼児パズルのようなかわいいイラストを使って、足し算と引き算に慣れていきます。

そして、数字を使った足し算、引き算へと移行し、徐々に10、20と数を大きくしていきます。

算数プリントの例
※ライター作成

10になる足し算を覚えていると、そのあとの学習が楽になります。

上の計算式も使ってみてくださいね。

時計と時間を学ぶプリント

最後に、時計と時間を学ぶプリントがあります。

何時何分か、アナログ時計の長針と短針の読み方を学習します。

時計を読み、時間の感覚を持つことは、日常生活と学校生活においてかなり重要です。

普段家庭でデジタル時計を使用しており、アナログ時計に慣れていないと、この単元でつまずく可能性があります。

プリントと合わせて、家庭でもアナログ時計を使うと、時計の問題の理解が早くなります。

おすすめ!無料の算数プリント

算数の学習は、弱点を補強し、繰り返し練習することが効果的です。

そこで、無料の学習プリントを作成している、いわゆる「学習プリントサイト」を紹介します。

学習プリントサイトはたくさんあるのですが、実際にわが家の家庭学習にも利用してみたり、他の教材とも見比べて、今回は3つのプリントサイトを選びました。

ぷりんときっず

まず、「ぷりんときっず」を紹介します。

「ぷりんときっず」では、月ごとの標準的な授業の進め方に対応するように、プリントを整理して置いてあるので、特に塾なし家庭学習を目指している方におすすめです。

ある程度予想して授業の先取りもできますし、子どもがつまずいたところを確認して復習することもできます。

学習のポイントも書かれていますので、家庭学習で保護者の方が子どもに教えるときにも役立ちます。

なかでも、おすすめしたいプリントは、「なんばんめ」や「時計の読み方」、「さくらんぼ計算」、「お金の計算」です。

問題数も豊富で、難易度も設定されているので、子どもの理解度に合ったプリントを選べます。

ぷりんときっず
※2023年6月時点の情報です。

ちびむすドリル【小学生】

次に紹介する学習プリントサイトは、「ちびむすドリル【小学生】」です。

計算問題を中心にプリント学習したい方、楽しく計算力を付けたい方におすすめです。

計算力を付けるためには、繰り返し学習が必要ですが、子どもは飽きてしまいがちです。

その点、「ちびむすドリル」では、ゲーム感覚で取り組める計算しりとりや、ナンプレ・数独などの算数クイズなども魅力となっています。

また、他教材とのコラボ教材も多いので、教材選びをしている方の参考にもなります。

ちびむすドリル【小学生】
※2023年6月時点の情報です。

さんすう絵本『たすひくねこ』の「さんすうプリント」

たすひくねこ
※さく:にわ、監修:大迫ちあき『たすひくねこ』(マイクロマガジン社)

最後に、さんすう絵本『たすひくねこ』の「さんすうプリント」を紹介します。

以前、クリスマスの絵本特集でおすすめした絵本『ももちゃんとじゃまじゃまねことクリスマス』の作者にわさんが描くねこたちが、今度は算数の世界に登場です。

さく:にわ、監修:大迫ちあき『たすひくねこ』(マイクロマガジン社)では、ねこたちが冒険しながら足し算と引き算をします。

絵本を読むと、10になる足し算が自然と頭に入りやすくなります。

この絵本の公式ホームページに「さんすうプリント」があります。

「幼児・未就学児用」となっていますが、小学校に入学した1年生が初めに学習する、数の数え方や簡単な足し算を、楽しく学習することができます。

絵本を片手に、かわいいねこたちと一緒に、算数の基礎を身に付けましょう。

『ももちゃんとじゃまじゃまねことクリスマス』『たすひくねこ』フリーダウンロード
※2023年6月時点の情報です。

算数プリントを効果的に使う

花が成長するイメージ写真

算数プリントを効果的に使うコツは、まず子どもの理解度に合ったプリントを選ぶことです。

基礎から応用まで、階段を一歩ずつ上るように、問題をステップアップしてください。

次に、定期的に、繰り返し解くことで、算数を解く力を定着させます。

同じ問題を繰り返すことが苦手な子どもには、ときにはかわいいキャラクターを使ったり、クイズやゲーム感覚のものを用意したりすると良いでしょう。

たくさん計算問題を解くことも大切ですが、「解く楽しさ」も感じてほしいと思います。

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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。

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