横浜市の東南部に位置する磯子区は、南北に京浜急行本線と金沢シーサイドライン、東西にJR根岸線が走る通勤・通学に便利なエリアです。
また、幼稚園や小学校などの教育施設が充実しており、共働き世帯が暮らしやすい環境も整っています。
この記事では、横浜市磯子区の治安状況や買い物環境などの暮らしやすさをはじめ、教育環境や子育て支援制度、おすすめのお出かけスポットなど子育て世帯が気になる情報をご紹介します。
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横浜市磯子区の子育て環境
まずは横浜市磯子区の子育て環境をご紹介します。
子どもの人口
2021年3月末時点の横浜市磯子区の0~14歳の子どもの人口は19,482人です。
磯子区の人口全体の11.6%に該当します。
参考:横浜市公式サイト-「令和3年3月末日現在の人口及び世帯数」
教育施設の数
横浜市磯子区の教育施設の数は下記のとおりです(2019年度時点)。
幼稚園 | 11園 |
小学校 | 16校 |
中学校 | 8校 |
高等学校 | 4校 |
参考:e-Stat・政府統計の総合窓口-横浜市磯子区のデータ
なかでも学校法人まるやま学園 かおり幼稚園は、食育に力を入れているのが特徴です。
園から徒步3分のところには畑があり、野菜を育てたり収穫や調理を体験したりできます。
また、大きな園庭にはのびのび遊べる遊具が充実しています。
磯子区にある病院
磯子区には総合病院や診療所など多くの医療機関が集まっています。
JR根岸線の磯子駅から徒步10分のところにある磯子中央病院は、内科や外科、婦人科や歯科などを備える総合病院です。
専門性が高い一般診療だけでなく、2次救急病院として救急患者を受け入れています。
参考:横浜磯子中央病院
磯子区の買い物環境
2021年6月現在、磯子区にはスーパーが約35店舗、コンビニエンスストアが約55店舗あります。
なかでも磯子駅周辺はスーパーが充実しています。
磯子駅から徒步3分のところにあるヨークマート磯子店は夜22時まで営業しているので、帰宅時間が遅い方にとっても便利です。
宅配サービスもおこなっているので、買い物が大変な子育て世帯も助かります。
参考:NAVITIME
磯子区の治安状況
磯子区で2020年1年間に発生した犯罪件数は、合計541件でした。
横浜市のなかでは犯罪件数が少ないので、比較的治安は良いといえます。
自転車窃盗などの非侵入窃盗は発生件数が多いので、敷地内であっても施錠管理はしっかりおこないましょう。
磯子区にある公園
磯子区には約120ヵ所の公園があります。
なかでも岡村公園は、68,139平方メートルある広大な敷地の公園です。
梅の名所として知られ、シーズンになると多くの見物客で賑わいます。
テニスコートや野球場、イベントが開催される多目的広場など、さまざまな施設があるので身体を動かすのにおすすめです。
また、遊具スペースには滑り台や複合遊具などがあり、小さな子どもでも安心して遊べます。
参考:「岡村公園」
横浜市磯子区の主な子育て支援制度
横浜市磯子区の子育て支援制度を3つご紹介します。
放課後児童育成事業
磯子区は、小学生が放課後に安心して過ごせる場所として、各小学校に配置されている放課後キッズクラブ(キッズ)と放課後児童クラブ(学童保育)の2つの事業をおこなっています。
放課後キッズクラブは16の小学校に設置されており、17時もしくは19時まで預けることが可能です。
放課後児童クラブは磯子区に10ヵ所あり、一軒家やマンションなどアットホームな環境で過ごせます。
いそピヨ(磯子区地域子育て支援拠点)
「いそピヨ」は、子育て中の保護者が安心して子育てできるように情報提供や遊び場開放をおこなっている子育て支援拠点です。
年間を通してさまざまなイベントを開催しているので、育児のリフレッシュや友達作りにもおすすめです。
利用料は無料で、予約をしなくても利用できます。
苦情解決制度
保育園を利用していると、トラブルの発生があるかもしれません。
磯子区の保育園では、利用者からの苦情・不満・意見・要望に適切に対応する体制を整えています。
苦情を園のなかで終わらせずに客観性を持って解決することを目指します。
一定のルールに沿って第三者による話し合いの場を設けたり、立ち会いや助言をおこなったりするので、安心して保育園を利用できるでしょう。
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横浜市磯子区の待機児童数
横浜市磯子区の待機児童数は、2021年4月1日時点で0人を達成しました。
比較的保育園に預けやすい環境であるため、共働き世帯にとって子育てしやすい街です。
横浜市磯子区で子育てにおすすめの施設
横浜市磯子区にあるおすすめの施設を3つご紹介します。
はまぎん こども宇宙科学館
JR京浜東北・根岸線の洋光台駅から徒歩3分のところにある「はまぎん こども宇宙科学館」は、施設全体が巨大な宇宙船をイメージした体験型科学館です。
身近な道具を使った科学実験ショーや月面ジャンプなどを体験できる宇宙トレーニング室、プラネタリウムなど、大人から子どもまで宇宙について楽しく学べます。
子どもの自由研究にもおすすめです。
横浜市電保存館
「横浜市電保存館」は、1904年から1972年の約70年間にかけて“ちんちん電車”の愛称で親しまれた横浜市電を保存・展示している施設です。
市電だけでなく、停留所標識や敷石なども当時の姿のまま展示しているので、タイムスリップしたような感覚を味わえます。
自分で運転ができるジオラマもあるので、電車好きの子どもがいる方におすすめです。
参考:「横浜市電保存館」
あそび王国ぴぃかぁぶぅ
JR京浜東北・根岸線の根岸駅から徒步10分のところにある「あそび王国ぴぃかぁぶぅ」は、商業施設内にある屋内遊戯場です。
ボールプールや無料で遊べるゲームセンター、プラレールに乗れるレールライドなど、雨の日でものびのびと遊べます。
付添の大人は無料です。
横浜市の子育て支援制度一覧
磯子区の子育て制度だけでなく横浜市の子育て支援制度も活用できます。
ここでは主な制度をご紹介します。
産前産後ヘルパー派遣事業
横浜市では、産前産後に心や身体の調子が悪く子育てに支障がある方や、家族などからのサポートが受けられず困っている方に対し、育児や家事を手伝うヘルパーを派遣しています。
利用料は1回2時間以内で1,500円と、家事代行サービスやベビーシッターよりもお手頃な金額です。
JR通勤定期券割引
通勤手当が会社から支給されない場合、通勤定期代は家計の大きな負担です。
横浜市では、児童扶養手当を受給している場合、JRの通勤定期乗車券を3割引で購入できます。
助成を受けるためには、児童扶養手当と証明写真などをそろえて、特定者用定期乗車券購入証明書を交付申請する必要があります。
こんにちは赤ちゃん訪問事業
横浜市では、生後4ヵ月までの赤ちゃんがいる家庭に「こんにちは赤ちゃん訪問員」が訪問します。
訪問員は地域に暮らす方で、子育てに関する情報提供や、育児の悩みや相談を聞いてくれます。
必要に応じて区役所の保健師や助産師を紹介してくれるので安心です。
訪問の際には、おもちゃのプレゼントもあります。
まとめ
横浜市磯子区は、思い切り身体を動かせる大きな公園や、雨の日でも遊べる屋内遊戯場など、子育て世帯が楽しめるお出かけスポットが充実しています。
保育園の待機児童は0人を達成しているので、共働き世帯にとっても暮らしやすい街です。
神奈川県でどのエリアが子育てに良いのか悩まれている方は、この機会に横浜市磯子区を検討してみてください。
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