小学校に入学して、初めての絵日記の宿題に困っていませんか?
この記事では、小学校1年生向けに、絵日記の具体的な書き方やテーマの選び方、楽しく取り組むための工夫を紹介しています。
絵日記は子どもたちの成長記録や思い出作りにもなります。
ぜひこの記事を参考にして、子どもの絵日記の世界を楽しんでください。
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ママライタープロフィール

小学6年生の娘を持つママライター(記事執筆時)。
塾講師など教育経験が長い、元大学教員の博士ママ。現在はフリーで活動中。
厳選した蔵書は300冊以上の絵本マニア。
絵本、ボードゲーム、勉強法など、子どもの学習のお悩みや子育てのヒントになる情報を発信しています。
なぜ絵日記を書くの?
幼稚園・保育園から小学校に入学すると、文字の学習が始まります。
そして、夏休みに入ると、「絵日記」が宿題に出ます。
幼稚園・保育園では、子どもたちは文字を使う代わりに絵を描いて、気持ちを伝えていました。
これに、習い始めた文字を使って、絵日記を書いていきます。
絵日記を書くことには、次のような効果があると考えられます。
自分の気持ちを表現する
絵日記を書くことによって、子どもたちは、絵に加えて文字でも、自分の気持ちを表現できるようになります。
覚えたての言葉を頑張って使いつつ、それでも表現できないところは絵で伝えれば良いのです。
思い出を記録する
大人の日記と同じように、子どもの絵日記も、毎日のできごとや思い出を記録できます。
簡単な絵と文でも、その日何が起きたのか、その時どのような気持ちだったのか、読み返すことができます。
国語力・言語力を鍛える
自分の気持ちを読み手に伝えるために、何を書けば良いのか、日記を書くことによって考えるようになります。
主語と述語の関係など、簡単でも正しい文章を書くことを少しずつ学習していきましょう。
1年生で学習する漢字も、日記文に入れ込むことで、使い方を覚えることができます。
絵日記の書き方をマスターしよう

※ライター作成
絵日記を書くための基本的なステップを説明します。
上の図のように、テーマ選び、絵の描き方、日記文の書き方の3つの要素があります。
ステップ1 テーマを選ぼう
ステップ1は、「テーマを選ぼう」です。
絵日記のテーマは、基本的にはその日のできごとや印象的な体験などから選びます。
子どもの興味や関心に合わせて、テーマを選ぶことが大切です。
具体的なテーマのアイデアは、次章に詳しく書きます。
ステップ2 絵を描こう
ステップ2は、「絵を描こう」です。
1年生の夏休みの宿題であれば、まだ文字を習い始めてから3ヵ月程度です。
作文にもまだ慣れていない時期です。
まずは書きたい場面を絵に描きましょう。
最もテーマを表現する場面を描くようにアドバイスしてみてください。
そのとき、中心になる登場人物や物を描きましょう。
また、上手に描けなくても、気にせずに楽しく描くのがコツです。
絵日記に必要なものは精密さではなく、自分の気持ちや思いが素直に表現されていることです。
慣れてきたら、日記文と絵が相互に補完し合うように描くと良いでしょう。
ステップ3 日記文を書こう:花火の絵日記を例に

※ライター作成:花火の絵日記例
ステップ3は、「日記文を書こう」です。
絵に描いた内容や思いを、文章で伝えます。
日記文を書くのが苦手な方は、次の方法を試してください。
例えば、花火の絵日記を書いてみます。
小学1年生の絵日記は文字数が少ないので、上の花火の絵日記例のように、2つの段落に分けます。
もし、指定された文字数が多い場合は、3つの段落に分けると良いでしょう。
段落①では、下の例のように、テーマの説明をします。
▽出かけた場合:「きょうは、〇〇にいって、〇〇をしました。」
▽家にいた場合:「きょうは、いえで、〇〇をしました。」
▽何かを紹介する場合:「きょうは、(人物やペットなど)のことをかきます。」
「わたしは〇〇が大すきです。」など
花火の絵日記の例でいえば、「きょうは、かぞくと花火を見にいきました。」等と書きます。
段落②では、自分が伝えたいできごとや人、ものに焦点を当てて、自分の気持ちを書きましょう。
花火の絵日記であれば、「大きくて、キラキラした花火がきれいでした。」や「花火の大きな音にびっくりしました。」等と書きます。
このように、自分の感じたことや思いを素直に文章にしてください。
一年生におすすめ!夏休みの絵日記のアイデア7例
夏休みの宿題の絵日記は、1ヵ月近い期間毎日書くことになるので、「絵日記に何を書こう?」と困っていませんか?
最後に、絵日記の具体的なアイデアを7例紹介します。
印象に残ったできごとやおいしかった食事、季節や天気の風景など、幅広いテーマから選ぶことができます。
また、夏休みの宿題の絵日記のコツは、天気がわかる写真と、絵日記のネタになりそうなものの写真を、スマートフォンやタブレットで撮っておくことです。
毎日2枚ずつ写真を撮るだけでも、かなり作業が楽になります。
一番印象に残ったできごと
先に例で挙げたように、花火大会や家族旅行、プールは定番のテーマです。
友だちと遊んだ様子や習い事、家族との買い物など、普段の生活のなかでも、どこかに出かけた話は書きやすいでしょう。
塾でテストを受けて100点だった、難しくて分からなかった、といった内容もおもしろいですね。

※ライター作成:左)台風の観察日記 右)大好きなカレーのこと
一番おいしかった食事
食べることが大好きなら、その日一番おいしかった食事を書いてみてください。
どのような食べ物なのか、誰が作った料理なのか、どのような味なのか、読み手に伝えます。
そして、その食べ物のどのようなところが好きなのか、書いてください。
お母さんが料理を作っている様子などを書いても楽しいですし、自分がお手伝いしている様子を書くのも良いですね。
季節・天気の風景
季節や天気の移り変わりに注目するのもおもしろいです。
夏であれば、入道雲の様子や夜空の星座を描くのも良いでしょう。
続けて観察すれば、夏休みの自由研究にもつながります。
夏は台風が来たり大雨も降りますので、その時の空や風、雷、雨の様子を説明して、「こわかった」、「ドキドキした」のように、自分の気持ちを書きましょう。
その日読んだ絵本・本
その日に読んだ絵本や本を題材に、簡単な感想画と感想文を書いてみましょう。
読書ノートとして、絵日記を利用する方法です。
なぜその本を選んだのか、その本のどこが好きなのかを書きます。
あるいは、登場人物が何をするお話なのか説明します。
その本を読んで、自分がどのような気持ちになったのか、読み手に伝えましょう。
大好きな家族や友だち、ペット
特別何も起こらない日だったら、家族や友だち、ペットの紹介をしてみましょう。
家族であれば、お父さん、お母さん、お兄ちゃんや妹、おじいちゃん、おばあちゃんなど、誰かひとりを選びます。
大好きな友だちであれば、大きく友だちの顔の絵を描きましょう。
そして、その友だちは優しいのか、元気なのか、野球をしているのか、ピアノをしているのか、何が好きなのか、読み手に伝えましょう。
犬や猫、鳥など、飼っているペットのかわいさを、書いても良いですね。

※ライター作成:左)ミニトマトの観察日記 右)大好きな友だちのこと
朝顔など植物の観察日記
もし庭やベランダで植物を育てていれば、絵日記を観察日記にしましょう。
朝顔や向日葵などの子どもに馴染みのある花を、種から育てて、花が咲くまで観察します。
ミニトマトやピーマンなど、家庭菜園の様子も良いですね。
数日かけて書けば、夏休みの自由研究にもつながります。
メダカやカブトムシの観察日記もおすすめです。
自分や家族の大ニュース
自分や家族に起こった大ニュースを書くのも楽しいでしょう。
例えば、習い事のサッカーの試合で勝ったことや、身長が伸びたことなども良いですね。
自分や家族の誕生日も大ニュースです。
楽しみながら書けば、絵日記は続けられる
夏休みの絵日記は、「毎日の作業」になりがちです。
しかし、絵日記は、描きたい絵を描いて、自分の気持ちを素直に書き表すものです。
小学2年生以降の作文や感想文につながっていくので、ここで文章嫌いにならないように気をつけましょう。
1年生の間は、あまり細かいことにこだわらず、気軽にのびのびと楽しんで書いてほしいですね。
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