小学生でも電車通学できる?安全に登下校するために気をつけることとは

登校中の小学生

小学生が電車通学するには、1年生でも一人で電車に乗らなければなりません。

親から見れば、小さい子どもが電車通学できるか、とっても心配ですね。

そこで今回は、小学生でも電車通学できるよう、事前に確認しておきたいことや準備しておきたいこと、特別留意したいことをまとめました。

小学生が電車通学する際、予測しうるトラブルも解説しています。

練習したうえで電車通学を成功させている小学生もたくさんいます。

しっかり準備して、電車通学の参考にしてください。

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小学生の電車通学はどのような心配がある?

心配しているママ

小学生が電車通学するというと、漠然と不安に思っていませんか?

まず、小学生の電車通学には具体的にどのような心配があるのかを確認してみましょう。

目的地までたどり着けるか

そもそも途中で迷わずに、目的地までたどり着けるかが大きな問題です。

電車に乗るときは正しい電車に乗れるでしょうか。

間違った電車に乗ってしまうと、降りたい駅で止まらなかったり、反対方向へ進んだりします。

そのまま元の駅に戻れずに困ってしまったり、乗りたい電車がわからなくなったりするため、遅刻してしまう可能性もあります。

事件や犯罪に巻き込まれていないか

親にとって、事件や犯罪に巻き込まれないかどうかは最大の心配でもあるでしょう。

電車での通学路にはたいてい人目があるため、可能性は低いかもしれませんが、誘拐や連れ去りの心配は決してゼロではありません。

電車に乗るのなら、痴漢などの性犯罪にあうことも心配されます。

危険があるとわかっていても、一緒に電車に乗って守ってあげることができないのが、電車通学です。

帰りに寄り道をしていないか

電車通学に限らず、学校の規則は大半が寄り道禁止です。

それでも興味につられて寄り道をしていないかが心配されます。

電車通学の学校は、帰宅時間がある程度遅くなるのも普通です。

下校時刻に学校を出てしまえば、どこにいるのか把握できなくなることは致し方ありません。

時間が遅くなれば心配ですが、寄り道しているかどうかは必ずしもわからないのが難点です。

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小学生が電車通学する前にやっておきたいこと

電車内

小学生の電車通学には何かと心配なことがあるのがわかりました。

こうした問題を解消するため、電車通学が始まる前にやっておきたいことをご紹介します。

通学経路を覚えさせる

まずは自宅から学校、学校から自宅への経路をしっかりと覚えさせることが大切です。

地図などで説明しても実際に行くことはできないため、現地まで往復する形で教えましょう。

徒歩、バス、電車どの行程でも、すべて実際に登校する時間に練習するのが理想です。

とりわけ登校時間は人通りが多く、他の時間帯よりも通行が難しいこともあります。

練習の段階では親も一緒に行き、危険がないか調べましょう。

迷ってしまいそうなところがあれば、注意するように子どもに教えておくことも重要です。

電車や駅でのマナーを教える

一人で電車通学させるにあたり、電車や駅でのマナーを教える必要があります。

これまで電車移動で教えたことがある場合も、あらためておさらいしておきましょう。

  • ホームでは走らないこと
  • 乗り降りするときは、降りる人が先で、乗る人があと
  • ホームや電車内で大きな声で話さないこと
  • お年寄りや妊婦さんなどに席を譲ること
  • ドアの前をふさがないこと、など

妊婦さんのマークやヘルプマークなど、見かけたら思いやりを持ちたいマークは意味もきちんと覚えてもらいたいですね。

一人で電車通学させる子どもに教えたいことはとてもたくさんあります。

困ったら人に聞けるようにしておく

一人での電車通学には、予想外のことが起こることもあります。

困ったことが起きたら人に聞けるようにしておくのも大切な予備知識です。

例えば、電車に乗り間違えた、ホームがわからなくなった、トイレの場所がわからない、など、困ったことがあったら駅員や周囲の大人に助けを求めることを教えておきましょう。

とはいえ、人に話しかけることが苦手な子もいます。

基本的には通行人を呼び止めるよりも、駅の人、お店の人などに声をかけるよう教えておくと、もしものときも積極的に助けてもらえるでしょう。

電車関連の漢字を教える

電車通学が始まるのは小学校入学のタイミングが多く、漢字はほぼ読めない子どもが多いため、電車関連の漢字を教えておくと安心です。

まずは「急行」「快速」「○○方面」など、最低限必要な漢字を覚えさせましょう。

一度に多くは覚えられないため、可能な限り漢字を使わなくても判断できる覚え方をさせるのがポイントです。

例えば、複数ある階段のなかで使う階段を覚えたいなら、「一番端っこの階段を使う」など特徴をとらえて教えましょう。

小学生の電車通学を安全にするための対策

キッズスマホとスマホ

小学生の電車通学は危険がともなう部分もあります。

安全に通学するために、あらかじめ取っておきたい対策をご紹介します。

GPS付の端末を準備する

GPS機能付きのキッズ携帯などを持たせるのがおすすめです。

ただし携帯に関しては、学校で持ち込み禁止のところもあるため、規則に従いましょう。

携帯が持ち込めない場合も、親のスマートフォンと通信してくれる単品のGPSをランドセルに入れておくことができるかもしれません。

GPSの付いた携帯を持たせられる場合は、子どもに使い方を教えることも大切です。

キッズ携帯ならば親との通話、簡単なメールもできるため安心度がアップします。

見守りサービスを利用する

業者と契約する見守りサービスを利用する方法もあります。

例えば、鉄道会社の一部ではICカードで改札を通ったら親のスマートフォンに通知が来るサービスを提供しているところがあります。

改札の通過がわかるため、いつもの時間に駅に着いたか、どれくらいで帰宅できるかの目安がわかります。

安心なだけでなく、お迎えに行くのにも便利ですね。

また、子どもの位置情報をキャッチして現在地をスマートフォンに通知したり、学校への到着、学校からの出発を通知したりするサービスも登場しています。

貴重品の管理をできるようにする

定期券、お金、スマートフォンなど、貴重品の管理を自分でできるようにしておきましょう。

バッグに入れる場合は、ファスナー付きのポケットに入れてファスナーを閉めること。

洋服のポケットに入れるときはチェーン等をつけて、うっかり落とさないような工夫をしておく必要もあります。

チャックやチェーンは、貴重品を落として紛失するケースだけでなく、盗られるリスクに備える意味もあります。

バッグの見える場所に入れておくと、持って行かれてしまうこともあると注意喚起しておきましょう。

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親はいつまで付き添うべき?

親がいつまで電車通学に付き添うべきかは、子どもの様子や学校の規則によってさまざまです。

一般的には、通学経路や乗り換えなどを覚えられるまで付き添ってあげれば、あとは自分で往復できます。

具体的には数日~1週間程度、1ヵ月程度など、距離や子どもの様子によって前後するでしょう。

学校によって考え方にも違いがあります。

早く一人で来られるようにと指導する学校もあれば、時間がかかってもいいのでゆっくり、としているところもあります。

とはいえ、子どもにも、そのうち一緒に登下校する友達ができ始めます。

友達の輪にスムーズに入れてあげるためにも、いつまでも送迎するのは望ましくありません。

慣れてきたら途中までの送迎にして、徐々に付き添う距離を短くしていくなどの工夫をすると子どもも安心でしょう。

まとめ

小学生でも電車通学は可能です。

あらかじめ注意点をチェックして、一人で電車通学できるよう準備を整えてあげましょう。

子どもも子どもなりに、緊張感をもって通学に臨めます。

また学校側からの指導もあるため、親が思っているよりもしっかりと自力で通学できる子どもが多いでしょう。

電車通学をさせるなら、子どもの力を信じて、自分の裁量に任せることも重視するよう、おすすめします。

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