犬を飼うことは子どもの成長に良いの?飼う上での注意点をご紹介

犬を飼うことは子どもの成長に良いの?飼う上での注意点をご紹介

犬をペットとして家に迎えたいけれど気になるのは「子育て世帯にとってどうなの?」という方も多いのではないでしょうか。

犬を飼うと子どもにどのような影響があるのか、子どもと犬との相性、子育て世帯が犬を飼う際のメリットやデメリットなどを紹介します。

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小さい子どもがいる家で犬は飼える?

小さい子どもがいる家で犬は飼える?

まずは、小さい子どもがいても犬を飼えるのかどうかをご紹介します。

すでに子どもがいる家庭に犬を迎える場合はもちろん、将来子どもが増えたときにも気になるポイントですよね。

結論からいえば、小さい子どもがいる家庭で犬を飼うことに大きな問題はありません。

配慮は必要ですが、むしろ積極的に犬を飼うべきだといえるほど相性は良好です。

「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」は本当?

「子どもが生まれたら犬を飼いなさい」

これはイギリスの有名なことわざの一節で、次のように続きます。

「子どもが生まれたら犬を飼いなさい。赤ちゃんのときは良き守り手になるでしょう。幼少期のときは、良き遊び相手となるでしょう。少年期のときは、子どもの良き理解者となるでしょう。そして子が青年になったとき、自らの死を持って子に命の尊さを教えるでしょう」

語り継がれるのが納得させられる内容で、多くの人の心に刺さっているようです。

そもそも子どもと犬の相性は?

上述したイギリスのことわざにもあるとおり、基本的に犬と子どもの相性は良好です。

犬と子どもの年齢、性格や犬種の特徴などによって相性があまり良くないこともありますが、多くの場合、犬は子どもにとって良きパートナーになってくれるでしょう。

ただ相性が良いからといって、何もしなくてもいいわけでも無条件に合うわけではありません。

詳しくは後述しますが、相性の良い犬を選んだり、正しい接し方を子どもと犬それぞれに教えたりする必要があります。

犬を飼うのに適した年齢は?

乳児期の多忙な時期に、子どもと犬の両方を適切に育てるのは簡単ではありません。

乳児期の子どもも、乳児期の犬も、どちらのお世話も手がかかります。

もちろんその時期が絶対にダメということではありませんが、子どもにも犬にも正しく向き合える状態で飼いはじめるのが理想です。

初めての子育てで、初めて犬を飼うなら、ある程度子育てに余裕が出てくる3~4歳以降が一つの目安になるでしょう。

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子どもと犬が一緒に暮らすメリットや影響は?

子どもと犬が一緒に暮らすメリットや影響は?

犬と子どもは良きパートナーシップを築ける間柄です。

最も情緒が成長する時期をともに過ごすことで、子どもは犬からさまざまな影響を受けることになるでしょう。

ここでは2つのメリットを紹介しますが、実際に子どもと犬とが一緒に暮らすメリットは計り知れないものがあります。

責任感が身につき、命の大切さを学べる

ペットとして犬を迎えるということは、その犬の食事、運動、排泄などを含む健康管理やともに生きるためのルールを教える義務と責任を負うことです。

少し極端な言い方ですが「自分たちが居ないとこの子は生きていけない」状態を実感することで、子どもが「私達が面倒を見なければならない」責任感を抱く良いきっかけになります。

命の重さや責任の重さを学んでくれるでしょう。

思いやりや優しい心を育てる

言葉を介したコミュニケーションはあまり取れないはずなのに、まるで同じ言語を話しているかのようにコミュニケーションをとる子どもと犬を見たことはありませんか?

犬は人間の気持ちを察するのが得意です。

泣いている人に寄り添って慰めようとしたり、怒りで興奮している人をなだめようとしたりする犬をSNSやメディアなどで見たことがある人は多いでしょう。

言語を介さないコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)は、相手の気持ちを察する必要があります。

犬が何をしたいのか、何を言おうとしているのかを表情、鳴き声や行動から想像する経験は、子どもが相手を思いやる気持ちを身につける良い機会でもあります。

ただし、そのためには親が犬に対して正しく接することが必須条件。

親が犬(生き物、命)を雑に扱えば、子どもも同様に犬を雑に扱うようになってしまい、思いやりや優しい心は育たないので気をつけたいですね。

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犬を飼う際の注意点

犬を飼う際の注意点

犬を飼うことで子どもにさまざまなメリットが期待できる一方、主に安全面で注意すべきポイントがいくつかあります。

子どもも犬も不幸にならないよう、覚えておきたいポイントをご紹介します。

子どもと相性のいい犬種を知る

子どもと相性が良いとされるのは、穏やかな性格でしつけやすい性格の犬です。

ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリーバー、ボーダー・コリーなどは、性格が穏やかで賢くしつけやすいため特におすすめの犬種です。

臆病、神経質な性格の犬は、お互いのストレスになる可能性が高いため、なるべく避けたほうが賢明です。

犬と子どもだけにしないこと

どれほど懐いた犬でも突発的な事故が起こる可能性はゼロではありません。

しつけが完了し、子どももある程度大きくなれば危険性は低くなるものの、良し悪しがわからない乳幼児期の子どもは、意図せずに犬に強いストレスを与えてしまうこともあります。

なにかの拍子に犬の逆鱗に触れてしまうと犬が怒り、噛みついたり引っ掻いたりするかもしれないため注意が必要です。

お互いに高い安全性が担保できるようになるまでは犬と子どもだけにせず、目を離さないようにしましょう。

犬と子どもの接し方の注意点

犬と子どもが良好な関係を築くためには、お互いのタブーを理解させることが大切です。

例えば「犬が寝ているときや食事をしているときにちょっかいをださない」「しっぽを引っ張らない」など、犬が嫌がる行為をしてはいけないと子どもに教えましょう。

適切な接し方やなで方などを理解できるまで教えてください。

同時に、犬にも「飛びかからない」「歯や爪を当てない」などをしつけ、犬と子どもがお互いにストレスなく触れ合える環境を作る必要があります。

犬の方が先に飼われている場合は慎重に

人間の兄弟もそうですが、犬もヤキモチをやきます。

今まで一人占めしていたパパ、ママの愛情が赤ちゃんに向けられるとやきもちをやき、赤ちゃんに攻撃的になることがあるため注意が必要です。

あらかじめ赤ちゃんの匂いがついたもので慣れさせるなどの工夫をしましょう。

また意識的に犬へも愛情を注ぐようにして安心させるのも効果的です。

デメリットも整理しておこう

上述した注意点に加え、飼育コストや旅行などの制限も考えておきましょう。

飼育コストは、餌代だけでなく怪我、予防接種、去勢手術や介護費用なども含み、場合によっては高額な医療費がかかることもあります。

またペット可の物件やペット同伴可の宿泊施設は割高な場合も少なくないなど、日常生活でも制約を受ける可能性があることをあらかじめ家族で共有しておくことが大切です。

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まとめ:家族でよく考えて検討を

犬とのコミュニケーションを通して、子どもはたくさんのことを学びます。

相手の気持ちを想像する思いやり、つらいときに寄り添う優しさ、責任感や命の尊さなどを実感できる点で犬を飼うメリットは大きいでしょう。

しかし一方で、正しく飼育できないとケガのリスクがあったり、家計の負担が大きくなったりと注意すべき点もあります。

メリットもデメリットもよく把握したうえで、家族でよく話し合って決めることが大切ですね。

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