【でんぐり返し】何歳からできる?子どもへの教え方や練習のコツを解説!

【でんぐり返し】何歳からできる?子どもへの教え方や練習のコツを解説!

でんぐり返しは、マット運動ではじめに習う技です。

より高度な技の基礎であり、さまざまな運動技能に通じる技術を身につけるのに役立ちます。

「小さいときから自然にできていた」という子も少なくありませんが、何歳くらいからでんぐり返しができるようになるのでしょうか。

上手にでんぐり返しができるようになる練習や教え方のコツを紹介します。

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でんぐり返しとは?効果を紹介

でんぐり返しとは?効果を紹介

まずは「でんぐり返し」とはどのようなものなのかから紹介します。

同じような動きの前転との違いや、でんぐり返しができると身につく能力などを理解しておきましょう。

でんぐり返しとは?

でんぐり返しは、両手を開いて地面についた状態から頭、背中、腰、おしりと順につくように回転する運動です。

後ろに回転する場合もでんぐり返しと呼ぶ場合があります。

また「でんぐり返り」と呼ぶこともありますが、多くの辞書では「でんぐり返し」と掲載されていることから、後者のほうが一般的な呼び方といえるでしょう。

でんぐり返しと前転の違いは?

でんぐり返しと前転との違いは、回るだけか回って立つかの違いだとされます。

くるっと回る動きはでんぐり返し、最終的に立ち上がれば前転と区別することが多いです。

ただし、どちらも同じ運動であるとし、体操用語が前転、幼児向けの言い方がでんぐり返しと言い方を変えているだけだという考え方もあります。

でんぐり返しの効果や身に付く力

上手にでんぐり返しをするためには、さまざまな能力が必要です。

体を支える腕力、回転する姿勢を整えるボディコントロール能力や平衡感覚などが必要で、練習を通じて筋力やバランス感覚などを養えます。

例えば、転びそうになったときに手をついて体を支えたり、受け身をとってケガを回避したりする能力が身につくでしょう。

また平衡感覚が鍛えられることで、乗り物酔いしにくくなるともいわれます。

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でんぐり返しは何歳からできる?教えるのはいつから?

でんぐり返しは何歳からできる?教えるのはいつから?

子どもがでんぐり返しができるのは何歳くらいなのでしょうか。

できるだけ早い時期から教えたいと考える方もいれば、あまりに早い時期に教えはじめると余計なケガをするのではないかと心配する方もいるでしょう。

個人差はありますが、一般的に教えはじめるのに適した年齢は3歳頃といわれます。

早い子は1歳、2歳頃からできるが要注意

子どもは自然にさまざまな動きを覚えます。

ある程度自分の体を動かせるようになると、股の間から後ろを覗いたり、四つん這いになったりして遊ぶことは珍しくありません。

その流れで自然に回転してしまったことをきっかけに、1~2歳頃から自ら回転する動きを楽しむ子どももいます。

早い時期からでんぐり返しをすること自体は良いですが、子どもはよくわからないまま楽しいことをしているだけです。

手をつかずに顔面を打ち付ける、首を痛める、テーブルや窓にぶつかるなどケガのリスクが避けられません。

正しいでんぐり返しのやり方を教えるとともに、余計なものを片付けてスペースを作ったり、やって良い場所とダメな場所を教えたりしましょう。

3歳が目安、幼稚園や保育園で練習することも

3歳頃がでんぐり返しを教えるのに適しているとされる理由は、安全にでんぐり返しを楽しむために必要な運動能力や理解力が備わる頃だからです。

両手や頭で体を支えられるようになったり、ちゃんとしたやり方を理解できるようになったり、安全な場所かどうか判断できるようになったりします。

幼児教育でも3歳頃からはじめることを推奨しており、幼稚園や保育園でも練習をはじめる園があるでしょう。

5~6歳になってもでんぐり返しができない子もいますが、小学校に入ると体育の授業を通じてできるようになることがほとんどです。

ただマット運動で必須の技能であるため、なかなか上達しないときには回転を補助するなどして練習をサポートしてあげると良いでしょう。

でんぐり返しの子どもへの教え方や練習のコツ

でんぐり返しの子どもへの教え方や練習のコツ

子どもにでんぐり返しを教えるときは、コツやできない原因を一つずつ正しく理解することが大切です。

教え方のコツ、できない原因の見つけ方などをよく覚えておきましょう。

安全な場所で工夫して練習しよう

学校や体育館などマットがある場所が理想ですが、布団やマットレスなどを使えば家でも安全な練習場所を用意できます。

余計な荷物や割れたり壊れたりするものは片付けて、できるだけ広く場所を確保しましょう。

児童館や公営体育館など、運動マットがある施設を利用するのもおすすめです。

布団の下に枕や座布団などを入れて傾斜を作ると、転がりやすくなります。

でんぐり返しの動きを分解して少しずつ練習

上手なでんぐり返しは、一つひとつの動きを正しく理解して実践することが大切です。

でんぐり返しは、大きく分けると転がる準備、回転中、起き上がりと3つのステップに分けられますが、それぞれのステップはさらに細かなステップがあります。

例えば準備姿勢なら、両膝を揃えて立つ、両手をパーに開く、床に手を付く、お尻を高く上げるなどのステップを理解し、一つずつ練習しましょう。

もし難しい場合は「ゆりかご」の動きからはじめると、でんぐり返しに必要な基礎的な動きを覚えられます。

子どもの年齢によっては言葉で説明できないこともあるので、わかりやすくイメージできるよう工夫することも大切です。

コツやポイントを知るのも重要

上手なでんぐり返しを教えるためには、一つひとつの姿勢や動き方のコツを覚える事も大切です。

まずは、手を付く位置は両足のつま先のすぐ近くに置いたほうが良い、おしりを高い位置にキープしたほうが回りやすい、おへそを見るように首をしっかり曲げると安定して回転できるなど。

次に頭のてっぺんではなく後頭部から接地する、両膝を揃えたまま脚はおしりに近づけて回転する、手を前に伸ばして立ち上がるなどコツを教えておきましょう。

正しくコツを理解すると、上手に回れない原因を見つけ出すときにも役立ちます。

まとめ:練習して基本をマスターしよう

でんぐり返しはマット運動の基本であり、より高度な技を身につける基礎です。

前転、後転、側転などのマット運動に共通する基本的な動作を正しく身に着けられるよう、一つひとつの動作を練習しましょう。

習得スピードには個人差があります。

もし周りより遅れていても焦らず、基本動作をしっかりと覚えることが大切です。

安全に考慮し、一歩ずつ練習を進めてくださいね。

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