はじめて我が子を保育園に預けるパパやママにとって「お迎えに間に合うかどうか」は大きな問題です。
特に、職場から保育園まで電車やバスを乗り継がなければならない場合、ちょっとした交通の乱れでも、予定のお迎え時間に遅れてしまうこともあるでしょう。
この記事では、保育園のお迎えに間に合わないときの対処法を紹介します。
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お迎え時間に間に合わないときはどうする?
最初に、お迎え時間に間に合わない場合の対処法を順を追って解説します。
急な仕事の依頼や交通渋滞、電車やバスの突然の運休や遅延など、自分ではどうしようもない理由であったとしても、無断でお迎えに遅れてはいけません。
また、遅れ具合によっても対応が異なります。
遅れるとわかった時点で保育園に連絡する
どう頑張っても保育園のお迎えの時間に間に合わない場合は、できるだけ早く園に連絡をしましょう。
お迎えの時間帯は保育士も大忙しです。
また、遅れる時間が5~10分だったとしても、定時に行けなければ保育士は心配します。
何分ぐらい遅れそうなのか、できるだけ正確な時間を伝えましょう。
本人ではなく、別の人が迎えに行く場合はその人の氏名や子どもとの続柄などを説明してください。
保育園によっては、登録している人以外お迎え不可というケースもあるので、注意しましょう。
本人が迎えにいくならそのときに、代わりの人が迎えに行く場合は後日遅れたことをお詫びすることが大切です。
延長保育を利用し、料金を払う
保育園によっては、特定の時間がすぎると延長料金が発生することがあります。
延長保育料金がいつから発生するか、どのように料金を払うかは園によって異なるので、遅れることがあることを想定し、事前に調べておきましょう。
園によっては10分くらいなら受け入れてくれることもありますが、甘え過ぎないように注意してください。
迎えに行ける人を探す
保育園のお迎えに遅れる場合、代わりに迎えに行ってくれる人がいる場合は、頼みましょう。
ただし、保育園のなかには事前に登録をしたり申請をしたりしておかないとお迎え不可という園もあります。
いざというときに頼れるように、お迎え要員を確保してお願いしておきましょう。
ファミリーサポートやベビーシッターでも登録が可能な園もあります。
保育園の閉園時間に間に合わない場合は
保育園の閉園時間に間に合わない場合は、保育園に多大な迷惑がかかります。
まずは、閉園時間に間に合うように全力で対処しましょう。
それでも無理な場合は迎えに行ける正確な時間をできるだけ早めに伝えてください。
園によってはかなりきついお叱りを受ける場合や、延長保育とは別の料金が発生することもあるでしょう。
場合によっては、退園を勧告される場合もあります。
仕事が20時、21時までかかる場合が頻繁にある職場なら、その時間まで延長保育を受け付けてくれる保育園を探すなど対応が必要です。
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お迎え時間に間に合わないことがわかっている場合の対処法
仕事の関係上、どうしてもお迎えの時間に間に合わない日が定期的に出てくる場合は、対処法が必要です。
一例を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
シッターやファミリーサポートを利用
共働き家庭が増えた昨今、シッターやファミリーサポートなど、働く親をサポートするサービスは増えました。
ファミリーサポートは自治体が行っている育児をサポートしてほしい人とサポートしたい人をマッチングさせる公的サービスです。
シッターサービスは、ベビーシッターとキッズシッターがあり、民間業者が運営しています。
サービスが信頼できるか口コミなどを確認して、どのような人に依頼するのか、しっかりと事前に面談をし、送迎方法や鍵の受け渡しなどを確認しておきましょう。
祖父母や親戚などに頼る
近所に祖父母や兄弟など、頼れる人がいる場合はサポートを頼みましょう。
いざというときのお迎え対応をしてくれるだけでも大分助かります。
保育園側もシッターやファミリーサポートよりも祖父母など血縁のお迎えを歓迎するところもあります。
事前登録が必要な場合は必ずおこなっておきましょう。
仲の良いママ友や同じ園の保護者同士で助け合うのも良いでしょう。
ただし、いくら親しい間柄とはいえ、何もかも丸投げにしないことも重要です。
夜間の保育サービスを利用する
公立の認可園の場合夜間の保育サービスは基本的におこなっていません。
夜勤がある仕事などの場合、夜間専用の保育サービスを利用する方法もあります。
保育園から保育サービスへの送迎も別途必要になりますが、ベビーシッターなどに依頼する、祖父母や兄弟に依頼するなど送迎方法もを確認しておきましょう。
保育園側がお迎えの時間を厳守したい理由
保育園の開園や退園時間の厳守さは、働く親にとって少々窮屈に感じることもあります。
しかし、そこには切実な理由があります。
ここでは、保育園側が時間を厳守したい理由を紹介します。
延長保育の保育士確保の問題
規定の保育時間が終ったからといって、子どもをそのあたりに放って待たせておくことはできません。
保育園は、保育士1人に対して保育できる子どもの人数が子どもの年齢に応じて決まっています。
延長した時間と人数分、保育士を確保して適切に対応することが重要ですが、急な延長では人件費も発生します。
急な残業に対応できない保育士もいるでしょう。
保育士に欠ける状態で子どもを預かっていると、行政から指導が入ることもあります。
子どもに負担がかかる
小さな子どもにとって、長時間の保育は負担になることもあります。
また、お友達がいつもどおり帰っているなか、「お母さん(お父さん)がお迎えの時間に遅れる」ということを、なかなか理解できないこともあります。
不安から体調を崩すこともあり、対応する保育士も大変です。
ですから、保育園側はできるだけ時間厳守を求めたり、延長保育が必要ならば事前申請をしてもらうようにするのです。
まとめ:園や自治体の事情を確認して
共働きが当たり前になった現在、女性も男性並に働くケースが珍しくなくなりました。
パパもママも一生懸命仕事をして、子育てと両立しようと頑張っています。
職場に理解を求めること、また、夫婦で分担し合い、片方が間に合わないときはもう一人が調整するのが原則です。
ただし、一人親や単身赴任などの事情があり、どうしても親がお迎えの時間に間に合わない、遅れてしまう場合は、すぐに連絡・謝罪することが一番です。
頻発する場合は、シッターやファミリーサポートなど利用できるものは利用して乗り切ってくださいね。
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ご家族でのお引越しの際、ぜひお気軽にご活用くださいね。
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