北区は、さいたま市の副都心ながら自然豊かな風景が広がる地域です。
生活に便利な大型商業施設や子どもと一緒に遊べる公共施設などが整備され、子育て世帯にも住みやすい環境が整っています。
また北区は鉄道路線が充実しており、都心へのアクセスが良好なのも魅力です。
この記事では、さいたま市北区の買い物環境や治安状況をはじめ、教育環境や子育て支援制度など、子どもがいる世帯が気になる情報をご紹介します。
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さいたま市北区の子育て環境
まずは、さいたま市北区の子育て環境をご紹介します。
子どもの人口
2021年11月時点で、さいたま市北区の0～14歳の人口は19,094人です。
これは北区の総人口の12.7％に該当します。
教育施設の数
さいたま市北区の教育施設の数は下記のとおりです(2019年度時点)。
| 幼稚園 | 9園 |
|---|---|
| 小学校 | 10校 |
| 中学校 | 5校 |
| 高等学校 | 3校 |
参考：e-Stat・政府統計の総合窓口-さいたま市北区のデータ
さいたま市北区は多くの幼稚園や保育所が点在しています。
なかでも、1969年に創立したぎんれい幼稚園は多くの卒園児を送り出してきた幼稚園です。
体づくり・情操教育・体験教育の三本の柱を重視して保育に取り組んでいます。
幼稚園内には、体を動かして遊べる体育館とプールがあるのも特徴です。
参考：ぎんれい幼稚園
北区にある病院
さいたま市北区には、病院やクリニックなど多くの医療機関があります。
2019年3月に新病院が開院したさいたま北部医療センターは医療と介護の橋渡し役をおこなう病院です。
内科や外科をはじめ、小児科や婦人科、眼科、皮膚科など、さまざまな症状に対応しています。
参考：さいたま北部医療センター
北区の買い物環境
2021年11月現在、北区にはスーパーが約30店舗、コンビニエンスストアが約55店舗あります。
なかでもJR大宮駅周辺にあるステラタウン大宮は、買い物に便利な大型商業施設です。
多様なショップやレストランを有し、日々の買い物に困ることはありません。
休日は、家族で楽しい時間を過ごせます。
参考：ステラタウン大宮
北区の治安状況
さいたま市での2020年の刑法犯認知総件数は、8,057件です。
前年と比べると、刑法犯認知総件数は2,027件減少しています。
2004年以降は刑法犯認知件数が減少しているため、子どもがいる世帯にとっては安心して生活できる地域です。
北区にある公園
自然に恵まれた北区には、子どもと一緒に散策できる広々とした公園がたくさんあります。
なかでも、きたまちしましま公園は2種類の芝生を織り交ぜた縞模様の芝生が特徴的な公園です。
園内では、水遊びや芝遊びなど子どもと遊べる場所があります。
参考：きたまちしましま公園
さいたま市北区の子育て支援制度
さいたま市北区の子育て支援制度を3つご紹介します。
子育てサロン日進サポーネ
子育てサロン日進サポーネは、子育て中の親子が気軽に立ち寄れる地域の子育てサロンです。
ママ同士の友達づくりや育児相談など交流できる場所を提供しています。
また、子育てサロンでは季節の行事に合わせたイベントが開催されているのも魅力です。
参考：子育てサロン日進サポーネ
子育てふれあいサロンたいよう
子育てふれあいサロンたいようは、育児中のママと子どもが遊びに行ける地域の子育てサロンです。
事前の申し込みは必要ないため、時間が空いたら気軽に立ち寄れます。
育児に関する情報交換やママ友づくりに役立つ子育てサロンです。
子育て支援センター きた
子育て支援センター きたは、3歳未満の子どもと保護者が利用できる子育て支援センターです。
ふれあいコンサートやスペシャル読み聞かせ会、えほんとリトミックなど、子どもの成長に役立つ多種多様な行事が定期的に開催されています。
参考：子育て支援センター きた
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さいたま市北区の待機児童数
さいたま市の待機児童数は、2021年4月時点で11人です。
預かり保育や小規模保育事業の拡充を図るなど待機児童を解消するための施策をおこなっており、前年から376人も減少しています。
また、西区は待機児童数が0人でした。
参考：さいたま市「令和5年4月1日現在の保育所等利用待機児童数について」
さいたま市北区で子育てにおすすめの施設
さいたま市北区で子育てにおすすめの施設を3つご紹介します。
りすの家
見沼たんぼの北部に位置する見沼グリーンセンターには、シマリスが住みやすい環境を再現したりすの家があります。
ケージ内はシマリスが走り回っており、近くで姿を観察できるのが魅力です。
りすの家は、無料で利用できます。
参考：りすの家
さいたま市立漫画会館
さいたま市立漫画会館は、近代風刺漫画の北沢楽天氏の住居の跡地に建築された漫画に関する公立美術館です。
施設内は、保存画室や常設展示室、漫画資料室などがあります。
また、北沢楽天氏が晩年に眺めていた庭園を見られるのも魅力です。
参考：さいたま市立漫画会館
さいたま水上公園
さいたま水上公園はプールやマス釣り場を有し、季節に応じたイベントを楽しめる公園です。
園内には、プールやマス釣り場以外にも卓球場やゴルフ場、バッテリーカー乗り場も備えています。
子どもから大人まで幅広い年代が楽しめる施設を整えているのが特徴です。
参考：さいたま水上公園
さいたま市の子育て支援制度一覧
北区の子育て制度だけでなく、さいたま市の子育て支援制度も活用できます。
ここでは主な制度をご紹介します。
子育てヘルパー派遣事業
子育てヘルパー派遣事業は、家事や育児をサポートする子育て支援制度です。
サポート内容は家事援助の場合、食事の準備や洗濯、掃除、買い物などがあります。
育児援助の場合は、授乳やおむつ交換、沐浴のお手伝いなど育児環境の整備です。
さいたま市に住民登録があれば利用できます。
参考：子育てヘルパー派遣事業
子どもショートステイ事業
子どもショートステイ事業は、病気や介護などの理由で一時的に子どもの療育が困難な場合に預けられる施設です。
利用対象者は、小学生以下の子どもで乳児院もしくは児童養護施設で預かってくれます。
利用可能な期間は、原則7日間です。
参考：子どもショートステイ事業
パパ・ママ応援ショップ優待カード
パパ・ママ応援ショップ優待カードは、子育て世帯を対象とした優待制度です。
さいたま市と埼玉県が共同してパパ・ママ応援ショップ優待カードを配布しています。
優待カードをパパ・ママ応援ショップの協賛店で提示すると、そのお店独自の特典やサービスを受けられるのが魅力です。
まとめ
さいたま市北区は、緑が多く自然豊かな街並みが広がる地域です。
JR大宮駅周辺には大型の商業施設があり、日常的な買い物に困ることはありません。
また、区内には公園が各所にあるため、子育て世帯には住みやすい環境が整っているのも魅力です。
北区には、子育てサロン日進サポーネや子育てふれあいサロンたいよう、子育て支援センター きたなど子育て支援制度も充実しています。
どの地域が育児に適しているのか悩んでいる方は、この機会にさいたま市北区を検討してみてください。
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