子どもが保育園を転園する際、お世話になった先生にプレゼントを渡したいと考えている方は、多いでしょう。
その際「いきなりプレゼントをしてもいいのか」「プレゼントを贈るタイミングはいつが良いのか」「どのようなものが良いか」と迷うことはたくさんあります。
先生にプレゼントを渡すなら、子どもと仲の良い友達にも渡したほうがいいのかと迷うこともあるでしょう。
子どもが保育園を転園する際に先生にプレゼントを贈るときのポイントや注意点を紹介します。
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保育園の転園で先生にプレゼントは渡す？
はじめに、子どもが保育園を転園する際に先生へプレゼントを渡す必要があるのか、贈る際はどのような注意点があるかを解説します。
先生へプレゼントを贈ろうかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
プレゼントOKなのか確認する
保育園によっては、転園する際に先生へプレゼントを贈るのを禁止しているところもあります。
特に、公立の保育園はその傾向が強いので、まずは園に確認してみましょう。
また、保育園側はプレゼントを贈るのを禁止していなくても、保護者が暗黙の了解でプレゼントは渡さないと決めているところもあるでしょう。
そのような雰囲気がある場合は、PTA役員を務めている保護者の方などにそれとなく尋ねてみると良いでしょう。
上に子どもがいて、保育園通いが長い方でも前例を聞けるのでおすすめです。
ただし、高価なプレゼントやお菓子類は禁止でも子どもの描いた絵や工作、お手紙のプレゼントならOKな園もあります。
プレゼントの内容もあらかじめ確認しておきましょう。
プレゼントを渡さなくても良い？
子どもが保育園を転園する際、プレゼントを先生に渡す義務はありません。
保育園を転園する事情はさまざまです。
親が闘病や介護などの理由で急遽仕事を辞めたような場合は転園も慌ただしくなるかもしれません。
カタチばかりのプレゼントを購入して贈るより、最後の登園日に連絡帳へ今までお世話になった感謝の気持ちを綴る方が喜ばれることもあるでしょう。
プレゼントは義務ではなく、心身ともに余裕がある場合に贈るような姿勢で良いのではないでしょうか。
先生やお友達全員に渡す？
先生にプレゼントを渡すなら、同じクラスのお友達にもお別れのプレゼントが必要なのでは？と思う方もいるでしょう。
もちろん、保育園に仲の良いお友達がいて、記念品を贈るのは良いことです。
特に同じ地域での転園の場合、道でばったり会う、同じ小学校に通う予定などで交流が続く場合もあります。
しかし、園によっては保護者同士の交流がほとんどないところもあります。
子どもがプレゼントをもらって帰ってきて、相手の連絡先もわからなければ、もらった子どもの保護者は恐縮してしまうことも。
予算の都合や欠席者も含めた全員に渡す難しさもあります。
転園するのだから先生とお友達全員にプレゼントを贈らなくてはと思い込まず臨機応変に対応しても良いかもしれませんね。
金額や渡すタイミングなどの注意点
先生にプレゼントを渡すと決めても、金額や渡すタイミングなどを悩みがちですよね。
プレゼントの予算や相場、渡すタイミングなどを決めるポイントを解説します。
プレゼントの予算は？
保育園の先生に渡すプレゼントは、あまり高価だと相手が恐縮してしまい、お返しなど気をつかわせてしまいます。
お返しを考えずにも良い金額と考えると、1,000円前後が適正です。
保育園の先生全員に「みなさんでどうぞ」と休憩時間につまめるような個別包装のお菓子などを贈る場合は、3,000～5,000円前後のものがおすすめです。
保育園に贈るなら園児が使えるおもちゃや1,000円前後の絵本を5冊セットで贈るのも喜ばれるでしょう。
お友達にもプレゼントを贈りたい場合は、1人200～500円前後の予算が適正です。
この価格ならば、お友達の親もお返しなどに頭を悩ませずにすみます。
プレゼントを渡すタイミングは？
担任の先生にプレゼントを渡すタイミングは、最後のお迎えのときが最適です。
一緒に写真を撮ったり、少し長くお話ししたりもできるでしょう。
ただし、他の方に贈らない場合、他の保護者や先生の前で堂々とプレゼントを渡すのは、あまりよくありません。
最後の登園の数日前に、連絡帳へ「⚪︎⚪︎日に⚪︎⚪︎先生にご挨拶したいので、お迎え時間の終わりの頃におうかがいします」など、書いておくと良いでしょう。
NGなことや注意点
園児への食べ物の贈り物は、アレルギーがあったり消費期限があったりするのでおすすめできません。
ただし、先生の好物などがわかっていたり先生全員へ贈ったりする場合は、個別包装の焼き菓子などは問題ないでしょう。
また、子どもの手作り品はOKですが、親の手作り品や手作りのお菓子などを渡すのは避けたほうがいいでしょう。
この他、大きな花束など、かさばったり持ち帰りが大変だったりするものはあまりおすすめできません。
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保育園の先生におすすめのプレゼント
最後に、保育園の先生におすすめのプレゼントの一例を紹介します。
プレゼント選びの参考にしてください。
手紙や折り紙や絵
子どもからの手紙や折り紙、絵などは何よりの贈り物です。
まだ字が書けない子どもの場合は、親が手紙を書いて子どもが絵を添えてもいいでしょう。
子どもの写真を添えたり、手書きが苦手ならWebサービスで作れるフォトアルバムやメッセージカードなどでも良いでしょう。
子どもの手作りプレゼントならば、贈り物が禁止されている保育園でも問題なく受け取れますし、お返しの心配もいりません。
子どもと一緒に用意すれば、子どもも転園の気持ちの整理がつき、先生への良い思い出が残ってくれるでしょう。
ハンカチやミニタオル
ハンカチやミニタオルは、何枚あっても困りません。
ブルーやベージュなどのユニセックスな色でシンプルなデザインのものを選べば、誰でも使えます。
この他、保育園の先生は連絡帳などに書き物をする機会が多いので、ボールペンなども喜ばれるでしょう。
連絡帳に押せて楽しい気分になるスタンプなども喜ばれそうです。
何を購入して良いか迷う場合は、1,000円程度の図書カードなども園の備品を買うのに使えるのでおすすめです。
まとめ：感謝の気持ちを込めよう
子どもが転園する際に保育園の先生へ贈るプレゼントは、あくまでも気持ちを伝える手段です。
義務ではありませんが、気負いすぎて高価なものを送る必要はありません。
折り紙1枚、手紙1通でもいいので感謝の気持ちを伝えられるものを渡せると良いですね。
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