子どもの視力低下は見た目では気付きにくいもの。
どのタイミングでメガネが必要なのか、どのように作ればいいのか疑問に思うことはありませんか?
子どもにとって初めてのメガネは、慎重に選びたいもの。
ここでは、小学生のメガネ作りや選び方のポイントを紹介します。
目次
ママライタープロフィール
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高1の長男を筆頭に3児を子育て中のママです。(※原稿執筆時)
春からお弁当作りがスタートしたので、時短&簡単レシピに興味があります。
趣味はフルート。もう少し子育てに余裕ができたら、以前習っていたフルートのレッスンを再開したいです。
小学生用メガネはいつから必要?
近年、小学校でもタブレットを使用する機会が急激に増えています。
また、自宅でスマートフォンやゲーム機を使用する時間が長いと感じることも。
子どもの視力低下が心配なとき、どのように対応すればよいのでしょうか。気づくきっかけとなるポイントについて紹介します。
黒板の字が見えづらくなる
小学校では、年に何回か席替えがあります。
いちばん後ろの席から黒板の字が見えづらいときは、視力が低下しているかもしれません。
とくに低学年は、多少ぼやけていても不便だと感じない場合も。
そのため、自分からは言わないこともあります。
夕食時など子どもとの会話で、黒板の字が見えているかや教室内にある時計の数字が見えるかなどを確認してみましょう。
黒板の字が見えないと、授業が面白くないと感じてしまうことも。
授業について行けず、勉強の遅れなどにつながる恐れもあります。
学校の視力検査でCやD判定になる
小学校では毎年新学期になると、眼科検診があります。
視力検査では、ランドルト環(Cマーク)を指標としたものを使用し、学校で測定しています。
学校では見え方によってA〜Dまで分類されます。
A | 1.0以上 | 学校生活上ではとくに問題ない状態 |
---|---|---|
B | 0.9〜0.7 | 後ろからも黒板の字が見えるが近視の始まりの状態 |
C | 0.6〜0.3 | メガネが必要な場合がある |
D | 0.2以下 | 前列の席に座っても黒板の字が見えにくい状態 |
検査後、各自に視力測定結果が配布されます。
検査結果がCやDのときは、眼科の受診を進めらるので、検査結果のプリントを持参して眼科を受診しましょう。
ものを見るとき目を細めて見る
テレビやゲーム中に、画面をどのように見ているかチェックしてみましょう。
テレビ画面との距離が近い、顔を傾けて見ている、画面を見るとき目を細めて見えにくそうにしているということはないでしょうか?このような様子が見られたら視力が低下しているかもしれません。
とくにゲーム中は、まばたきも忘れてじっと画面を見つめ、ゲームに夢中になっていることも。
途中休憩を挟むなどして、目を休ませることも大切です。
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眼科ではどんなことをする?検査が必要な理由
小学生の子どもにメガネを作るとき、メガネ屋さんと眼科、どちらにいけばよいか迷いませんか?
ズバリ、小学生で初めてメガネを作るなら、眼科で一度検査をしてもらうことをおすすめします。
直接メガネ屋さんで視力測定をして、メガネを作る方が早いのでは?と思いますよね。
ではなぜ眼科をおすすめするのか、筆者の経験も交えながら説明します。
目の診断をきちんとするため
子どもの視力低下の原因は近視だけではありません。
検査をすることで、目の疾患が見つかる場合も。
眼科では、視力検査のほかにも乱視、遠視や弱視、斜視などがないか検査をしてくれます。
また、診断結果によっては、メガネを作る時に購入費の助成対象になることも。
対象となるのは、9歳未満の子どもで弱視、斜視などの治療メガネやコンタクトレンズです。
こちらは申請後審査などがあるので、くわしくは眼科や各自治体にご相談ください。
メガネ作りの処方箋を作るため
メガネを作るには処方箋が必要になります。眼科で検査後、メガネが必要と診断されたら処方箋を作成してもらいましょう。
処方箋には度数のほかに球面や円柱、乱視のある場合は軸度、そして瞳孔間距離や頂点間距離などが記載されています。
また、処方箋には有効期限があります。
目安としては30日程度ですので、処方箋を渡されたらなるべく早めにメガネを作成しましょう。
眼科での検査はどんなことをするの?
ここでは実際に子どもが受けた検査内容をもとに説明します。
眼科によっては検査内容が多少違う場合もあります。検査内容について不明な点は予約時に確認してみましょう。
【おもな検査内容】
- 屈折検査
- 眼圧検査
- 眼底検査
- 視力検査
- 眼位検査
- 医師による診察
場合によっては目薬を使用し、もっと精密な検査をすることがあります。
初めて受診するときは時間に余裕を持っておきましょう。
小学生で初めてのメガネ!どこで購入する?店舗探しのコツ
メガネ店は老舗やチェーン店などさまざま。
また、子ども用メガネの取り扱いがあるところを選ばなければいけません。
たくさんあるメガネ店から、どうやって選べばよいのでしょうか?
眼科が指定するお店
眼科で処方箋をもらう時にメガネ店を案内してくれる場合があります。
子ども用メガネを取り扱うお店を紹介してくれるので、初めてでどこに行けばよいかわからない方などにおすすめです。
アクセスのよいお店
メガネは一度作れば終わりというわけではありません。
大人にくらべて子どもの視力は変わりやすいので、すぐに度数が合わなくなることも考えられます。
また、小学生はメガネの扱いに慣れておらず、動きが活発なので、壊れることもしばしばあります。
そんなとき、すぐにレンズ交換や修理に行ける、アクセスのよい場所にあるお店がおすすめです。
我が家は自宅から近い、ショッピングセンター内にあるメガネ屋さんを利用しています。
営業時間が長く、学校から帰宅後すぐに行くことができます。
また、週末や祝日に営業しているところもポイントです。
リーズナブルに買えるお店
価格を抑えた商品を販売しているお店もおすすめ。
比較的リーズナブルな価格で購入できるので、予備としてもうひとつメガネを作っておくということも可能です。
我が家では子どもが低学年のときは突然のハプニングにそなえ、度数の同じメガネを2個作成しておき、壊れた時にスペアとして使用していました。
すぐに対応できない時などは、親もあわてずに済むので気持ちにも余裕が生まれます。
また、メガネ店のセール時を狙えば、通常の価格より安く作ることができます。
小学生の子どもにぴったりなメガネの選び方
小学生のメガネを選ぶとき、チェックしておきたいポイントをまとめました。
子どもの意見も取り入れつつ、快適に使用できるメガネを選びましょう。
軽くて丈夫な素材のもの
子どもは動きが活発なので、軽くて丈夫な素材のフレームを選びましょう。
レンズもプラスチック素材ですと、落としても壊れにくくおすすめです。
レンズはUVカットや指紋が付きにくい素材などがあり、店舗によってはオプションで選ぶことができます。
フィット感がよくデザイン性のあるもの
毎日使用するので、フィット感も大切です。
耳にかける、つるの部分や鼻のパット部分などがフィットしているかをチェックしてもらいましょう。
正しくメガネをかけることができなければ、きちんとした視力が出ません。
また、スポーツをしている子どもにはスポーツ用メガネもおすすめ。
水泳のゴーグルのように頭の後ろをバンドでとめるタイプや、鼻や耳の部分に激しく動いてもずれにくい素材が使われているメガネなどがあるので、選択肢に入れるとよいでしょう。
保証が充実しているもの
子どもは視力が変わりやすく、メガネの扱いも慣れていません。
そのため、購入後すぐに修理が必要なことも。
いざというときに備え、保証期間がどのくらい設定されているかを確認しましょう。
また、保証内容や保証回数などもチェックしてください。2回以降は料金が発生する場合もあります。
まとめ:子どもの視力低下が気になったら眼科を受診しよう
子どもの視力低下が気になったり、小学校の検査で指摘されたら、まずは眼科で検査をしてください。
眼科での診断後、処方箋をもらいメガネ作りをしましょう。
また、眼科での検査は時間に余裕を持って受診してください。子どもにとっては初めてのメガネ、毎日快適に使えるものを選んでくださいね。
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