住む場所を決める際に重要視したいポイントはさまざまありますが、子育て世帯にとって、子どもへの環境や支援制度は重要です。
東京都へのアクセスもよく、観光面、ショッピングなど年齢問わず魅力的な横浜市は人気のエリアです。
この記事では、横浜市の子育て支援制度や、子育て環境を紹介します。これから横浜市で子育てを検討している方は参考にしてください。
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横浜市は子育て支援を重視している街
横浜市は、子育ての不安をできるだけ和らげようと、行政や地域が一体となり、「横浜市子ども・子育て支援事業計画」を作成。
子育て世帯を支援する取り組みをおこなっています。
参考:横浜市子ども・子育て支援事業計画 ~子ども、みんなが主役!よこはま わくわくプラン~
子ども・子育て支援事業計画が進む
横浜市では出生前から青少年期の長い子育て期間、子育ての不安を少しでも軽減できるように「子ども・子育て支援事業計画」が策定されており、子育てに関するさまざまな支援を推進しています。
この計画をよりよいものにしていくため、市民や学識者、事業者などで構成された「横浜市子ども・子育て会議」を設置、市民の声も積極的に取り入れています。
実際にさまざまな議論が繰り広げられ、子育て支援の拠点が増えるなど、「地域全体で子育て」という意識が高まりつつある街といえます。
海や山もあり住みやすい
横浜市は自然の美しさを感じられる自然公園なども多く、子育て世帯が住みやすい街といえます。
海も山もあり、季節に合わせた遊びで自然を満喫できる素敵なエリアです。
横浜市の子育て環境
ここでは、横浜市の子どもの人口や教育施設などの子育て環境を解説します。
子どもの人口
2020年(令和2年1月1日現在)の横浜市の0~14歳の子どもの人口は、446,873人です。
横浜市の人口全体の12.0%に該当します。
参考:横浜市の主な指標
教育施設の数
横浜市の教育施設の数は下記のとおりです。(2018年度時点)
幼稚園 | 251園 |
小学校 | 352校 |
中学校 | 179校 |
高等学校 | 93校 |
図書館は各区それぞれにあり、合わせて18館あります。
博物館や歴史資料館なども多く、横浜市内には14館あります。
周辺環境
防犯や立地など、住む場所の周辺の環境もしっかり確認しておきたいポイントです。
犯罪情報の確認
神奈川県警が管理しているWebサイトで、これまでに起こった犯罪情報を確認できます。
地域ごとに検索できるので、自分の住んでいる場所の近くでどのような犯罪が起こっているかがわかります。
交通事故の多い場所を確認
周辺に事故多発地点などの危険な場所があることを、事前に知っておくことは大切です。
特に子どもがいる家庭では、危ない場所は通らないと決めておくなどの対処をしておくとよいでしょう。
防災情報の確認
横浜市は海が近いため、自然災害、特に大地震への備えは重要です。
「わいわい防災マップ」というサイトは、津波や地震などの災害を想定し、場所によって想定震度や浸水想定区域などを詳しく確認できます。
災害時、自分の住んでいる場所に合った避難方法を、家族で話し合っておくなどの対策が必要でしょう。
スーパーや医療機関の数
スーパーやコンビニなどが徒歩圏内にあると、生活するうえで便利です。
また、小さな子どもがいると、病院にかかる回数は多くなります。
近所に、夜間対応もしてくれる医療機関があると心強いですね。
参考:「ファミリー世帯が押さえておくべき賃貸の周辺環境とは」
横浜市の主な子育て支援制度
ここからは、横浜市の主な子育て支援制度を紹介します。
1. 小児医療費助成
病気やケガでかかる負担を一部助成してくれる制度です。
対象となる子どもには小児医療証がもらえます。
参考:小児医療費助成
2. 学用品費の援助
経済的理由で学校に通学が困難な家庭を対象とした制度で、義務教育である小・中学校の学用品費を援助してくれる制度があります。
世帯の収入など基準によって、支給内容が異なるので確認が必要です。
参考:就学援助制度について
3. ハマハグ
横浜市全体で子育てを応援しよう!といった取り組みで、妊娠中の方、小学生以下の子どもがいる方が利用できます。
パソコンやスマートフォンから登録をして、登録証をダウンロード。
ハマハグのステッカーがある協賛店舗や施設で登録証を提示すると、割引や優待などのサービスを受けられます。
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区独自の子育て支援一覧
ここからは、区独自の子育て支援をご紹介します。
青葉区
オンラインで子育てに関する悩みを相談できる「子育てトーク」や、子育て支援情報冊子の配布など、子育て支援が充実しています。
旭区
地域の子育てサロンも充実しています。
普段からサロンを利用している方は、短時間の一時預かりも可能です。
泉区
生後5ヵ月頃までの赤ちゃんと親を対象とした、はじめてのお出かけ会というイベントを開催しています。
初めての育児でお悩みの方も安心して参加可能です。
磯子区
地域の子育てサロンや、子育てに関する相談場所が多いです。
地域に子育て支援者がいるので気軽に相談ができます。
神奈川区
初めての子育ての方も、安心して子育てネットワークを作れるように子育て支援拠点という施設があります。
子ども同士の交流や、子育て相談も可能です。
金沢区
地域の子育てサロンだけでなく、地域の保育士が商業施設などで出張保育イベントなどの取り組みをおこなっています。
港南区
港南区では、子育て応援ガイドブック「ひまわりまっぷ」があります。
実際に子育てをしているママたちが情報を集めているので、とても便利な応援ガイドブックです。
港北区
地域の子育てサロンだけでなく、乳幼児期から小・中・高までを対象とした相談窓口を設けています。
子どもの相談事に応えてくれるのは専門の相談員です。
栄区
セーフコミュニティ児童虐待予防対策分科会という団体があり、地域全体で子育て世帯を見守るための取り組みをおこなっています。
瀬谷区
「ほっとスペース」という場所を設けており、子ども同士の交流の場や子育てサポーターに相談をする場所として利用できます。
都筑区
都筑区では、独自の子育て情報メールマガジンを配信中です。
子育て情報や、健診などの日程も送ってくれます。
鶴見区
独自に子育て応援ガイドブックを作成しており、遊び場などの子育て情報だけでなく、救急相談などの情報もわかりやすく掲載されています。
戸塚区
戸塚区の子育て支援拠点では、スタッフが一緒に公園遊びをしてくれるなど、さまざまなイベントが開催されています。
中区
中区では、子育て情報を毎週メールマガジンで配信。
定期的に新しい子育て情報が得られます。
西区
子育て相談も充実していることに加え、区役所のホームページでは外出自粛時のおうちでのすごし方の役立つ参考になる情報も掲載されています。
保土ケ谷区
妊娠中の支援として妊婦さんやご主人を対象としたイベントも開催しています。
緑区
「赤ちゃんの駅」では、看板が設置されている施設では授乳やオムツ替えはもちろん、ミルク調乳用のお湯をもらえるなどのお手伝いをする取り組みがあります。
南区
子育て相談窓口のほかにも、子育て支援者(先輩ママ)へ相談できる場所も開設中です。気軽に相談できる相手ができます。
神奈川県の子育て支援制度について
神奈川県では、独自のユニークな子育て支援制度を導入しています。
ママへの支援はよく耳にしますが、神奈川県ではパパの子育てを応援する取り組みがあり、「パパノミカタ」というWebサイトを運営中です。
子育て初心者のパパにもわかりやすい、子育ての基礎などが掲載されています。
ほかにも割引などのサービスを受けられる「かながわ子育て応援パスポート」など、子育て世帯にうれしい支援制度が充実しています。
>>神奈川の子育て支援事情についてご紹介!子育ての不安を和らげる支援も
まとめ
この記事では、横浜市が取り組んでいるさまざまな子育て支援制度を紹介しました。
子育て支援の拠点や、親への支援充実など、横浜市は子育て世帯に優しい自治体だと感じます。
住む場所を決める際には、子育て支援制度や周辺環境などの詳細を確認してから決めましょう。
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