横浜市の南に位置する金沢区は、海や山がある自然豊かな地域です。夏は比較的涼しく冬は黒潮の影響を受けた暖かい気候で、住みやすい環境が整っています。
自然に囲まれた街で子育てをしたい方にはおすすめです。
この記事では、横浜市金沢区の買い物環境や治安状況など住みやすさをはじめ、教育環境や子育て支援制度などの情報をまとめました。
横浜市で子育てしやすい街を探している方は、ぜひ参考にしてください。
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横浜市金沢区の子育て環境
まずは横浜市金沢区の子育て環境をご紹介します。
子どもの人口
2021年3月末時点で、横浜市金沢区の0~14歳の人口は21,708人です。
これは金沢区における総人口の11.0%に該当します。
参考:横浜市公式サイト-「令和3年3月末日現在の人口及び世帯数」
教育施設の数
横浜市金沢区の教育施設の数は下記のとおりです(2019年度時点)。
幼稚園 | 11園 |
小学校 | 22校 |
中学校 | 11校 |
高等学校 | 6校 |
参考:e-Stat・政府統計の総合窓口-横浜市金沢区のデータ
2019年4月より認定こども園になった「金沢白百合幼稚園」は、親の就労事情に関わらず満1歳から受け入れが可能な、共働き世帯にとって頼れる幼稚園です。
金沢白百合幼稚園では、一人ひとり異なる個性を尊重し、豊かな感性を広げることを重視した教育目標があります。
園舎は子どもに必要な環境が用意されているため、力いっぱい遊べるのが特徴です。
あさがお植えや夏野菜の栽培、じゃがいも掘り、七夕、お泊まり保育など年間を通して行事が充実しています。
金沢区にある病院
金沢区には、病院やクリニックなど多くの医療機関があります。
区内でも特に大きい病院は「横浜南共済病院」で、病床数は565床を備える総合病院です。
1939年横須賀海軍共済病院追浜分院として創設された横浜南共済病院は、70年以上地域を支える病院として役割を担ってきました。
内科や外科をはじめ、整形外科や小児科、産婦人科、歯科などさまざまな医療サービスを提供しています。
参考:横浜の病院|横浜南共済病院(横浜市金沢区) 国家公務員共済組合連合会
金沢区の買い物環境
2021年7月現在、金沢区にはスーパーが約30店舗、コンビニエンスストアが約100店舗あります。
並木中央駅の近くにはビアレ横浜、金沢八景駅の近くにはイオンなどショッピングモールがある駅も多いため、毎日の買い物にも困りません。
また金沢区には2020年6月にリニューアルオープンした三井アウトレットパーク横浜ベイサイドもあります。
従来の約2倍の店舗数を構え新たにフードコートも併設されたので、子どもと一緒に1日中買い物を満喫できるでしょう。
金沢区の治安状況
金沢区で2020年の1年間に発生した犯罪件数は、合計で574件でした。
横浜市内では、犯罪件数が低く比較的治安の良い地域です。
特に小さな子どもがいる世帯は、犯罪に巻き込まれないか不安に感じる親も少なくありません。
警察官のパトロールも順次おこなわれているので、子どもがいる世帯でも安心して生活できるでしょう。
金沢区にある公園
金沢区には、207ヵ所の公園が点在しています。
なかでも長浜公園は、横浜横須賀道路を挟んで北と南にふたつに分かれる公園です。
施設内には、2002FIFAワールドカップの公式練習場に指定されたサッカー場や野球場、テニスコートなど、スポーツできる場所が数多くあります。
また1895年に作られた汽水池には人工干潟や湧水を利用した淡水池があり、多くの生き物を観察できるでしょう。
参考:長浜公園
横浜市金沢区は子どもが楽しめるスポットが多い!買い物環境や子育て支援制度などをご紹介
横浜市金沢区の主な子育て支援制度
横浜市金沢区の子育て支援制度を3つご紹介します。
金沢区地域子育て支援拠点「とことこ」
親子で交流できる場所を提供してくれるのが、金沢区地域子育て支援拠点「とことこ」です。
気軽に訪れて子どもと一緒に遊んだりママ友とおしゃべりしたりなどゆったりした時間を過ごせます。
また、施設内には専用相談室があり、子育てで不安や悩みがあるときに気軽に相談できます。
子育てに関するさまざまな情報も得られるので、子育て世帯にとって頼れる場所になるでしょう。
各種専門相談
子育てに関する悩みや不安を誰にも相談できず、一人で問題を抱える方もいます。
そんな悩めるママを助けるために作られたのが、「各種専門相談」です。
育児やしつけ、不登校など子どもに関するさまざまな悩み相談をはじめ、専門機関の情報なども提供されています。
相談できる場所は福祉保健センターで、保育士や教育相談員、学校カウンセラーなどが対応します。
参考:各種専門相談
金沢区健やか子育て連絡会
金沢区子育て支援連絡会は、2005年にスタートした養育者や地域、関係機関、行政からつくる金沢区の子育て支援ネットワークです。
顔の見える関係や連携を深めつつ、子育て世帯が抱える課題を共有し子育てしやすい地域づくりが進めています。
金沢区子育て支援連絡会が取り組む活動はリーフレットなどにまとめられており、金沢区の公式サイトからいつでも入手できるのもうれしいポイントです。
参考:金沢区健やか子育て連絡会
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横浜市金沢区の待機児童数
金沢区の待機児童数は、2021年4月1日時点で0人です。
年々共働き世帯が増えるなか、待機児童0人を維持する金沢区は小さな子どもがいる共働き世帯にとって住みやすい街だといえるでしょう。
横浜市金沢区で子育てにおすすめの施設
横浜市金沢区にあるおすすめの施設を3つご紹介します。
横浜・八景島シーパラダイス
横浜・八景島シーパラダイスは、日本最大級の水族館やアトラクションを保有するアミューズメントパークです。
レストランやショッピングストアもたくさんあるので、子どもから大人まで楽しめるでしょう。
八景島は入場無料のため、休みの日に散歩がてら子どもと一緒に歩いてみるのもおすすめです。
金沢自然公園
金沢自然公園は、横浜市最大級の広大な敷地を保有する公園です。
園内は動物園エリアと植物区エリアに分かれ、動物や昆虫、草花の観察をおこなえます。
特に植物区エリアには、動植物が展示される「ののはな館」や自然散策路、市内最大級のローラー滑り台やバーベキュー場などがあり、思い思いの過ごし方で楽しめるでしょう。
参考:金沢自然公園
横浜市立金沢動物園
金沢区にある金沢動物園は、希少草食動物を中心に飼育する動物園です。園内の動物は、アメリカ区・ユーラシア区・オセアニア区・アフリカ区の4大陸に分けて展示されています。
また、ポニーやヤギがいる「ほのぼの広場」や休憩場所などもあり、1日を通して楽しめるのも特徴です。
丘陵地帯のため眺望が良く、天気が良い日は八景島や東京湾、房総半島などを眺められます。
参考:横浜市立金沢動物園
横浜市金沢区は子どもが楽しめるスポットが多い!買い物環境や子育て支援制度などをご紹介
横浜市子育て支援制度一覧
金沢区にお住まいの方は、区の子育て支援制度だけでなく横浜市の子育て支援制度も活用できます。
ここでは主な制度をご紹介します。
乳幼児一時預かり事業
急に残業が入ったり少しだけ自分の時間が欲しかったりなど子どもを一時的に預けたいときに頼れるのが、横浜市が実施する乳幼児一時預かりです。
利用できる対象は生後57日から就学前までの子どもで、児童1人につき120時間まで見てもらえます。
参考:乳幼児一時預かり事業
JR通勤定期券割引
児童扶養手当受給者、もしくはその方と同一世帯員なら、JRの通勤定期乗車券を3割引で購入できる「JR通勤定期券割引」制度を利用するのがおすすめです。
申請場所は金沢区のこども家庭支援課で、特定者資格証明書と特定者用定期乗車券購入証明書を持参して申請します。
通勤にかかる費用を抑えられるので、お金が必要な子育て世帯にとって頼れる制度です。
小児医療費助成
子どもの年齢に応じて保険診療における自己負担を助成してくれるのが、小児医療費助成制度です。
0歳児は自己負担額を全額助成、1~2歳児は所得に応じて全額助成または通院1回あたり500円までの自己負担です。
子どもは病気や怪我をすることも多く通院する回数も増えがちなので、小児医療費助成制度をうまく利用しましょう。
参考:小児医療費助成
まとめ
横浜市金沢区は、海や山がある自然豊かな地域です。
また横浜・八景島シーパラダイスやアウトレットなど、子どもから大人まで楽しめるスポットも数多く点在しています。
金沢区地域子育て支援拠点「とことこ」やJR通勤定期券割引など子育て支援も充実しているので、子育て世帯にとって暮らしやすい街だといえるでしょう。
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